大空と大地の中で。

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四国 しまなみ海道の山旅 ♯1 金刀比羅宮

2021-05-11 22:28:05 | ☆☆☆ 四 国・中国地方  ☆☆☆

2021年4月8日(金)-11日(日)

 

四国・しま山の旅&村上海賊の躍動と痕跡を辿る旅へ。

 

四国に行くならば、以前から乗車したいと思っていた、夜行列車「サンライズ瀬戸」で行きたい!

しかしサンライズ瀬戸は人気路線ゆえ、なかなか予約が困難な夜行列車である。

乗車する1ケ月前にJRみどりの窓口で、10時打ちをしてチケットget。

しかし、世の中コロナの関係で苦労せずに、楽にチケット入手ができたと思いました。

サンライズ瀬戸の車内は、色々なタイプの個室があります。

その他に雑魚寝タイプの「のびのびシート」がありますが、

私は個室が良かったので、B寝台ソロの2階を予約しました。

東京-坂出間の料金は、

乗車券 11200円 特急券 3300円 寝台料金6600円 合計21100円也

新幹線より割高ですが、乗車する価値はあり。

後は、出発日を待つのみ。

 

4月8日(金)

21:50 東京駅 9番線発 

ホームに上がると早くも電車は入線しており、お決まりの写真を撮って車内へ。

部屋は3号車の8番。

車内は両サイドに部屋がある為、一人歩ける程度の狭い通路。

2階部屋の為、扉を開けると直ぐに階段があり上がってベッドへ。

狭い部屋なので荷物の置き場所もなく、階段の上に荷物を置きました。

予約する前にネットで色々と調べていると、

B寝台ソロは狭いと書かれていましたが、個人的にはこの広さでも十分満足でした。

こちらは雑魚寝タイプの「のびのびシート」。

このタイプだと寝台料金はかからないので、リーズナブルなお部屋となります。

頭の部分は一応区切られ、掛布団も用意されているのでいいですね。

14両編成の車両は、横浜・熱海・沼津・富士・静岡・浜松・姫路・岡山・児島・坂出・高松と走行し、

6:31 岡山駅で高松行と出雲行きに切り離され、それぞれの目的地へと走行。

 

切り離されたサンライズ瀬戸は、岡山駅を出発し児島駅を過ぎると、

車窓からは朝陽に照らされた瀬戸内の海が、キラキラと輝き、

天気で良かった!と、つくづく思う。

7:09 金刀比羅宮に行くために、終点の高松駅の1つ手前の坂出駅下車。

8:00 JR 琴平駅着

憧れの「サンラズ瀬戸」に乗車して、やっとJR琴平駅までやって来ました。

嬉しい(*^^*)

琴平駅は、JR琴平駅と近くに琴電の琴平駅があります。

両方の駅にはコインロッカーがあるので、荷物を預けられて便利です。

下山後は琴電を利用するので、琴電のコインロッカーを使用しました。

大きいサイズで700円です。

琴電・琴平駅の隣の公園の中には、木製の高燈籠があります。

公園の中には綺麗なトイレもありました。まあぁ、お隣の琴電のトイレも綺麗でしたよ。

コインロッカーに荷物を預け身軽になったところで、大宮橋を渡って金刀比羅詣でに行きましょう♪

黄色い提灯が下がっている金倉川沿いを進み、赤い橋・黄色い橋を過ぎ、

次の一之橋を渡ると、

金刀比羅宮の表参道と繋がり、両サイドにはお土産さんが軒を連ねる。

前方には本宮まで続く、785段、奥宮までは1368段にもなる石段があり、

初めの一歩の階段が見えて来ます。その脇には100円で杖を貸し出していました。

階段を上がってゆくと丸亀団扇や和三盆のお菓子、お醤油、ゆずと香川の名産を扱うお店が並びますが、

朝が早かったので観光客もいなく、お土産屋さんのシャッターも閉ざされていました。

何だかだんだんお茶、甘味の文字が増えてくるような…?

365段目 大門が見えます。

ここまで登り、後ろを振り返るともちろん見晴らしも良くなってきましたよぉ〜(^^)/

大門をくぐると、白い傘が5つ並んでいます。

ここは「五人百姓」と呼ばれる、宮域での商いを特別に許可された5名のお店です。

五人百姓の販売している「べっこう飴」を試食、柚子が入っていて美味しい飴でした。

基本的には急な階段が続きますが、五人百姓を越えると、

桜の名所である桜馬場と呼ばれる、上の左のような平坦な道もありました。

桜馬場道の桜は1週間早ければ、開花時期に間に合ったかも?残念なことに既に葉桜になっていました。

辛うじて枝垂れ桜を楽しむ事が、出来ただけでもラッキーでしたね。

431段目 鳥居の横に「こんぴら狗」が鎮座していました。

 神馬も居ました。

神馬のいる広場からは197段登ると、628段目に立派な旭社があり、

一瞬、本宮かと勘違い、階段がまだ続いていました(*´ω`*)

でも、もう少しだな!

賢木門をくぐり・・・、徐々に神聖度がアップしているかも?

785段目の金刀比羅宮まで登り、最初に目にするのがこの景色です。

山並みの中に、ぽこっとしている山が讃岐富士こと「飯野山」。

「金刀比羅宮」到着しました。

普段の山登りの成果か、もちろん疲れはありません。

白いこんぴら狗が可愛らしいです。

ゴールの785段目の本宮まで登らなければ手に入らない、「幸福の黄色いお守り」を購入後、

金刀比羅宮に向かって右手奥にある場所から、奥社に向かいます。

奥社までは583段を再び登りになります。

923段目に朱色の美しい「白峰神社」があります。

ついに到着したのが1,368段目の厳魂神社です。

この奥社まで来ないと手に入らない、限定の天狗のお守りも売っていました。

ここまで来たら、やっぱり山にも登りたいので、

この奥社の脇から大麻山〜象頭山〜琴平山へと登山スタートです。

 

大麻山〜象頭山〜琴平山へ続く