北海道3日目 H25.7.7
早朝、新得のRちゃん宅を出発
長い長い1本路を何処までも、真っ直ぐ風をきって走りぬく気持ちのよい早朝だ
辺りは畑と木だけ、時たま民家がある、歩いてる人もすれ違う車もない
目印になるようなものは、ここには何もない! こんな道に迷い込んだら大変そうだな
3時間程かけて道南に聳える蝦夷富士とも言われる、後方羊蹄山の登山口を目指す
どのブログを見ても、羊蹄山は大変だったってブログが多いが
果たして・・・どんな事が待ち構えているのか?
倶知安登山口の駐車場に到着し、車から降りると
湿った重たい空気が漂っている、北海道らしくない蒸し暑さに登る前から弱気であった
倶知安登山口を 9時過ぎにスタート
3合目、4合目と高度をまして行くにしたがって、汗が顎から滴る
樹林帯の中で、視界も全くない山
ただ、蒸し暑さとの戦いに挑んでるだけの山だ!
4合目で体調も今一優れなく、もうバテバテの限界で登る気がまったくなくなり、どうでもよくなっていた
しかしながら、もう一度この山に登るのだけは避けたかった!
自分との根競べが始まり、太陽に照らされたり、木陰の中に入ったりを繰り返しながら
5合目、6合目と体調をみながら登ってゆく
誰かが登りながら言ってたっけ、「この山は、ホント休ませない山だな!」って
心の中でつぶやく、「ホントだよ、チキショー」ってネ
ようやく6合目に辿り着いた
もう、これ以上この山いいわの気分丸出しだったけど、休憩を終え歩き出すと
「もう、後戻りできない!行くっきゃないでしょう」の気持ちに切り替わり
「わが道をゆく」とでもあるかの様に、マイペースで黙々と歩きだす
7合目、8合目 約1時間弱
8合目から9合目は、あっと云うまに着いたので、
ガレ場の上が山頂だと、疑わなかった
9合目で元気で賑やかな若者達に出会う
ガレ場の上は、山頂ではなく花畑が広がっていた
なんだか、苦労して登ってきた甲斐をやっと実感した
さて、ここからやっと花を撮りながらの楽しい稜線歩きが始まった
真っ先に目に留まった花は、オダマキだった
山の上で、オダマキ観るの初めてかもしれない?と一人つぶやく
そして、シラネアオイの株が幾つかあった
オダマキもシラネアオイも咲き始めたばかりで、 まだ新鮮そのものキャピキャピしていた
山頂は、まだまだ遥か先
火口を眺めながら、下界とは違う北海道の微風が気持ちよい
稜線の脇には、ハクサンチドリの群生が見事に咲き誇り
暫くの時間、かがみ込んで写真を撮り一人楽しむ
やっと、やっと山頂に到着です
苦労した分とっても清々しい気持ちと、 下山するのが辛い気持ちが交差しています
山頂で、少々のんびりして
15時頃下山
下山途中に眺めた、アンヌプリの山
空から見た、後方羊蹄山と支笏湖なのかな?
下山後は買出しをして、 「ニセコ五色温泉」自炊の宿に宿泊
北海道最後の夜、皆さんバテバテで 早めにバッタンキューでした
TOMのTさん、Rちゃん、そして東京から行った山友さん達
楽しい北海道旅でした。
4日間、色々お世話になり ありがとうございました(*´▽`*)ノ゛
今度はもっとつらい冬の羊蹄に行こうぜ。
後方羊蹄山、素晴らしい天気でしたね。
私が訪れた時は、天気が悪く何にも見えませんでした。
今回の北海道、山では1勝1引き分けと言うところですね。
でもお友達との時間が楽しそうで最高だったでしょう。
次はどこに出没するのかな。
4日間、ありがとうございました。
冬の羊蹄山、行きたいけど
まだ、まだ未熟者なので、下から雪景色を眺めるだけにしておきます。
それより冬は、流氷見に行くぞぉ~!
その時、また宜しくね・・・と勝手に決めてます
(o´∀`o)ニコッ
予定してた山は登れなく残念でしたが、
それ以上に、予想もしてなかったサプラズがあったり、また一つ人と人の繋がりが出来たりと楽しい時でした。
羊蹄山は、メチャクチャ暑くて泡吹いて倒れそうになりました。
でも、全て最高の北海道旅でした。