2023年3月3日(金)
しま山100選 神島・灯明山へ。
フェリーターミナルは鳥羽駅から数分の場所にあり、
鳥羽港フェリーターミナルの駐車場は、島に宿泊予定がある車専用の駐車場がある。
その駐車場に車を停め、
7:40の発の高速船フェリーで神島へ渡る。
20分の乗船時間で三島由紀夫の純愛小説「潮騒」の舞台になった神島に到着。
島旅の入り口はとても狭い。路地を少し入ってゆくと時計台に目が留まった。
この時計台は、昭和四年ごろに建てられたもので、
「富山の薬屋さん」が神島の皆さんが薬を買ってくれる御礼にと建てられたそうだ。
時計台から214段の階段を上りきり、ここから左手に廻ると、
八代神社の何やら由緒ありげな蔵の前に辿り着く。
八代神社でお参りをして灯台方面へと進む。
神島灯台は「日本の灯台50選」に選ばれている。
もう少し山道を歩いてゆくと、灯明山。
樹林帯の中にある山頂で景色はない。
そして観的哨。
この一階は、「潮騒」で新治と初江が雨夜の逢瀬で風雨をしのいだ場所である。
しばらく、また林の中の階段道を歩きつづける。
その道にも飽きたとき、目の前がさあっと開けた。
観的哨以来のブルーの海
ここに小さな島の小・中学校があった。
島の学校の前にはカルスト地形の奇岩が林立し、
下に見える浜は、海女が漁をするというニワの浜が広がっていた。
島一周しても3時間弱の島でしたが、見所は満載の神島でした。
11:35分発の鳥羽港行の高速船フェリーで鳥羽港へと向かう。