5日目 PM【オランダ】ザ―ンセスカスへ。
アムステルダムの北におよそ15キロにあるザ―ンセスカスは、風の強い地域である北ホランド州にある、
オランダンの原風景が広がる、風車村なのだ。
風車村として知られているが、ここは村全体が博物館のような場所。
これが子供の頃から見たかったオランダの風車なのだ。緑の風車は製材用風車。
村全体が博物館の様なザ―ンセスカンス風車村は、17~18世紀のオランダの生活がみられる場所。
風車は大きいものから小さい物まであり、大きな風車になるとビルの5~6階の高さまである。
近くには風車以外にも伝統的な民家の集落があり、今も人々が生活しています。
今でこそテーマパーク的な雰囲気のある『ザーンセ スカンス』ですが、
そもそもは17~18世紀にザーン川に沿って建てられた風車群で、
それらは世界初の工業地帯と呼ばれていたほどですから驚きです!
全盛期には600基を超える風車がこの地で回っており、ナポレオンも驚嘆したといいます。
重い風車の羽(15トンほど)を風上に向けるのは風車番の役目。
風車番は風車の回転スピードの調整作業も仕事のひとつだとか。
染料を作る風車だけがこの日は回転していました。
1850年以降、風車に変わって蒸気機関が役目をになう事になり、
たくさんあった風車は引退となったそうです。
風車のある対岸の景色。
風車のある土手の反対側。
平坦な土地が続いています。鳥もたくさんいました。
村の中には、小さな運河があちこちに流れています。
レンガを敷き詰めた小路を行くと、ザーン地方特有のグリーンの壁と白い窓枠の家々が並んでいて、
メルヘンの世界に入り込んだ気分になります。
ザーン地方独特のお家群。可愛い~。
大雨による洪水、床上浸水とかないのでしょうかね?ちょっと気になりました。
その他、村にはチーズ工場やオランダに関するお土産屋さん、伝統的な木靴を作って売るお店などあり、
いわゆる日本人のイメージするオランダ関連のものがチュリーップ以外すべてそろっています。
木靴工房では、木靴を作る工程をデモンストレーションしていました。
14:55 アムステルダムへ戻り、1時間程の運河地区クルーズへ。