大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

南アルプス 赤石岳~荒川三山縦走  <赤石岳>

2012-08-29 11:40:21 | ~ 日本百名山 ~

 夏型の晴天が続く中 予定していた

南アルプス南部の盟主 赤石岳と荒川三山を巡る計画を実行することとなりました

 

当初の予定は

千枚小屋~荒川三山~赤石岳~赤石小屋でしたが

2組のツアーが同じコースで回るようだったので 

混雑をさけ時計回りとし1日目の宿は 赤石岳避難小屋に急遽変更となり

椹島から赤石岳までの標高差2000mの 大倉尾根の急坂を登る事とになりました

 

重たいザックを担ぎ 静寂な森の中  6:00スタート

森林整備の行き届いた大倉尾根(樹林帯の中)は登山者も少なく 

静かな山歩きが楽しめるコースでもありましたが

登山口の階段を登ってから 最初の1時間は急傾斜です

息を整え温度調整をしながら 樹林帯の中をひたすら登ります これでもかぁ~って位 ただ登ります

小屋に近づく頃には 次第に傾斜も楽になってきました

後 少しで小屋です ガッツポーズで頑張りまぁ~す

10:45 赤石小屋に到着

デッキから心ゆくまで赤石岳・聖岳を眺めながら 早めのお昼とする

赤石小屋限定 赤石岳のピンバッチを購入

赤石小屋から目の前に聳える本日の目的地である 赤石岳に小赤石岳

12:30 富士見平

赤石小屋の女性従業員と出会い 色々な情報をもらう

富士見平から 荒川前岳・中岳

富士見平からは一旦下って 「ラクダの背」の山腹を行く

砲台型休憩所で冷たい沢水を飲み 水を補給

北沢源頭のカールの底は

高山植物の咲き乱れる景色の良いところでありました

しかぁ~し!

登山道はその周囲の美しさとは正反対に 花畑の中の急斜面をジグザグに登っていかねばならず

結構ハードな過酷な 1時間の道のりでもありました 

一面のお花畑であり  

3000m級の山の中のお花畑は まるで天国にいるようにさえ感じ

写真を撮り 花を楽しみながら ゆっくりと登り

後を振り返ると 遠くに赤い屋根の 赤石小屋が見える

赤石岳へ繋がる最後のトラバース ガスがかかってきちゃいました

15:30 赤石岳

この日の宿泊先 山頂直下にある赤石岳避難小屋が見えます

 

余談ですが・・・

東海パルプの前身

東海紙業の創業者で大倉財閥の大倉喜八郎

1926年夏 88才の時に「自分の所有地の一番高いところに登りたい」と

約200人の人足を引き連れ駕籠に担がれて 大名登山のごとく この赤石岳に登頂したそうです

一度でいい こんな大名登山してみたいなぁ~と、思いもしますが自分の足で登るからこそ感動もあるのですよね

赤石岳避難小屋到着

大きなやかんをストーブの上にのせ お湯を沸かしてくれてるので とても助かりました

宿泊客を楽しませてくれる管理人さん いかにも山男という雰囲気の味のある方で

夜は管理人さんを囲んでハーモニカ演奏してくれたり

レーザーでの星座解説などもしてくれます

気配りの行き届いた 快適なとてもいい避難小屋でありました

 夕闇に染まる富士山 

夜中に外に出て夜空を見上げたら 宝石箱のような満天の星空 天の川に流れ星☆

手を伸ばせば 宝石が沢山すくえそうな近さ

極楽浄土です

 

 


 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ヨシ)
2012-08-31 02:28:13
ドナちゃん。。

ガッツポーズ?と言うより盆踊りの練習に見えるのは、私だけ?(笑)

かんりにんの小屋番さんは、ナイスだね。(^_^)
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Unknown (ドナルド)
2012-08-31 16:12:31
>ヨシさん、こんにちは。

なんだって、 盆踊りだって?
山で盆踊りがあったら、面白いだろうね。

管理人さん、気さくないい人だったね。


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