H25.08.07~09
遥か彼方へ続く3000m級の稜線には、北岳・間ノ岳・農鳥岳の山々がつらなう
ここは、南アルプス白峰三山
憧れの縦走路であり、ある記念に今年は絶対に登ろうと云う硬い決意があった!
山仲間らとの計画が、1週間延期になり
ならば私は、当初の予定通り天気の良い日を狙い、人の少ない平日に単独テント泊縦走を実行する事にしたが
出発の前日に急遽2名が参加する事になり、結局3名での縦走となった
6日夜、縦走最終日の下山予定である奈良田温泉の広い駐車場に車中泊をし
7日 5:30の広河原行きのバスに約1時間程揺られ、北岳の登山口となる広河原に到着
広河原の標高 1520m 北岳標高 3192m 標高差 1600m
登山届けを提出して、7:00スタート
8月に入りようやく天気も安定し、人気の山だけに平日でも人は多く感じられる
来週、山仲間らが行くお盆中は、どんだけ人が多いのだろうか?
野呂川に架かる吊橋を渡り、ウォーミングアップしながら歩いていくと
大樺沢と白根御池小屋の分岐に到着
我々は、小屋で冷たい水を補給したいが為に「白根御池小屋」コースを選択
樹林帯の中、単独行の人達と会話をしながら抜きつ抜かれつを繰り返しながら登るが
なかなか標高は稼げない、数回休憩をしながらも
9:00 白根御池小屋到着
片手にソフトクリームを持っている人を見かけ、食べたいなぁ~って一瞬思ったが
これから先が、長丁場なので口の中が甘ったるくなって、余計喉が渇きそうなのでグット我慢し
冷たい水を汲み、喉に染み渡らせ満足させる
そして、白根御池・・・
すっごっく綺麗な池を想像していたけど、予想外でちょっぴりガックリ
白根御池から上を目上げると、北岳の頭が見える
「うわっ! ここからまだ長い道のりだなぁ~」
一面の緑が広がる草すべり、一見 高原のなだらかな斜面に感じるが
時たま見える北岳を仰ぎながら、ここからガンガン高度を稼ぐ
足元には、ヨツバシオガマの花が結構咲いていたっけ!
他の、高山植物を写真に収めながら ゆっくりと休憩しながら登る
後を振り返ると、先月登った鳳凰三山の山々・・・が
きつい登りの背を押してくれる
二俣との分岐から、爽快感溢れる雲上の稜線散歩
甲斐駒の雄姿が、とっても綺麗で印象的でした
そして、仙丈岳
北岳肩ノ小屋へ向かう、最後の一登り
一登りしたところに、タカネツメクサ?が可愛らしい笑顔を振りまいていた
やっと、ここまで辿り着いたかと云うホットした気持ちになり
北岳肩ノ小屋に到着
小屋前で休憩して
稜線に咲く花を撮りながら、念願の北岳山頂へと向かう
13:58 北岳山頂
甲斐駒に仙丈岳・鳳凰三山 そして重量感たっぷりの塩見岳
見渡す限りの山!山!山! ホント贅沢な1日でありました
山頂を十分堪能した後は、この日のテン場である北岳山荘へ
北岳山頂~北岳山荘への下りは、かなり急でありました
15:30 北岳山荘
北岳が眺められる場所にテントを設営し
即!生ビールを購入し、北岳に向かって乾杯・・・ 五臓六腑に染み渡る格別な贅沢な味わい
大満足であります 写真撮るのを忘れてしまった(*´Д`)=з
北岳山荘は、生ビールが売ってます! @900です。
この日の夕方は、雲に覆われ夕日はまるっきりダメでしたので
早々に、おやすみなさい・・・
麓<白根町>で育った私は見上げるだけで、サミットからの眺望は登った人の特権ですネ
羽田空港<多摩川河口>からも見えたので
UPしてあります。
有難うございました。
最高のお天気の日に登られましたね。
私は7月27・28・29で、最後の日は暴風雨でした。
はじめまして、コメントありがとうございます。
あの雄大な、南アルプスを眺めながら育ったのですね。
あの辺は、水も空気も美味しいですよね。
羽田空港周辺からも、南アルプスが見えるんですか?
冬の空気が澄んだ時に、見えるのかな?
東京の空から、南アルプスを観てみたいですね。
お久しぶりです。
7月は、天候が安定してなかったものね。
でも暴風雨の中、あの稜線歩いたとは。
凄いなぁ~。