2020年8月28日(金)
早朝のテント場。
立山・雄山は、雲に隠れていますが、
朝日が山肌をうっすら紅色に染め、良い感じ。
雄山にかかっていた雲も取れ、
テント場は朝食の準備をしている人、既に山へ登られる方と、
皆さん、活動開始です。
私は、テントから顔を出して、まったり外を眺めているだけ( ^ω^)・・・。
いいね、こんな時間、好きだわぁ~、 みたいな。
そろそろ、私も活動しましょうか!
テント場横の沢を渡り、奥大日岳・大日岳へ。
足元には、チングルマの綿毛がところ狭しと微風に揺られている。
花真っ盛りの時だったら、どんなに綺麗な風景だっただろうか。
空想するだけでも、心が躍り始めちゃうよ。
前日に言われた、「カールで熊の目撃情報あり」の言葉が頭から離れない。
沢を渡りテント場から離れた場所で、熊鈴を付けてガンガン鳴らしながら、
カールを登ってゆく。テン場がどんどん小さくなってくると、
煙を上げる地獄谷。
雄山に龍王岳の山々。
昨年は、龍王岳に登って五色ケ原に行ったんだよなぁ~。
あの日も天気が良かったんだ。
新室堂乗越には、大日小屋休業の看板。
大日小屋(ランプの宿)は、一度宿泊してみたい山小屋。
今年は、称名滝から登り大日小屋に宿泊して大日岳・奥大日岳を計画していたが、
大日小屋が休業の為、雷鳥沢キャンプ場に変更したのだった。
乗越は剱岳や別山・真砂岳と、奥大日方面へ行く分岐です。
最高の天気、黒部・立山アルペンルートを眼下に、
遠望すると薬師岳・笠ヶ岳、そして画像では良く分からないが、
槍ケ岳まではっきりと見渡せた。
うっとりする風景が目の前に佇み、この場所に熊が出現したって人間はかなう訳ないし、
人間ってちっぽけだなぁ~と、この雄大な景色を見ていると思う。
もう、これだけでホント満足感たっぷり。
高山植物も、既に終わっていると思い期待はしていなかったが、
結構、咲いていたではないか!(^^)! あっぱれ!
そして、反対側をみれば、でぇ~と構える剱岳の雄姿。
ははぁ~、剱さま・・・って、拝みたくなってしまう。
ハクサンイチゲがまだ、咲いているのにびっくりし、
ウサギギクも可愛い!沢山咲いてました。
だぁ~れも居ない、奥大日岳山頂
山頂独占、心地よい風に吹かれて1時間程、山々を眺め一人 無の状態。
大日岳まで行く予定だったけど、ピストンで戻らなければならない事、
いつの日か、称名滝からこのコースを歩いてみたい事もあり、
大日岳は、次回の楽しみにしよう♪
そして天気・景色・青空・花、全てに大満足。 お腹いっぱいに。
そんな訳で奥大日岳で、まったりした後は下山。
時間はたっぷりあるので、花を眺めながら、
至る場所で立ち止まり、
写真を撮ったり、今回はソロだったので時間を気にする必要もなく、
やはり一眼レフ持ってくれば良かったと、後悔したりも。
登ってる時には気がつかなかった、ツバクロ滝が見えた。
テン場も見えて来ました。
この時期は、あっという間に雲が垂れ込み山頂部分は真っ白に。
大日岳に行っても真っ白で何も見えなかったな。
近くのヒュッテに行って、日帰り入浴後ビール飲みながら、
おつまみ件、夕食でした(*^^*)
下界に戻っても暑いので、翌日に帰宅するか・・・、もう一泊するか?
悩みどころです。
明日の事は、明日決めましょう♪って、事で
バッタンキュー 。