平成28年5月19日(木)
昨年の秋に佐渡島内をぐるっと観光し、春になったらシラネアオイを見ながら、
ゆっくり縦走しようと決めていた、花の百名山でもある佐渡の山。
曇天・雨天・小雨・・・誰もが嫌がる合羽着用して登らなければならない時がある。
そう今回、誰かを誘って交通機関・宿等々を予約してしまえば、
天気が悪くキャンセルするも、数日前のキャンセルだと当然キャンセル料が発生する。
そうなると、曇天であろうが小雨であろうが雨であろうが、
船が欠航しない限り予定どおり行かなければ、と云うリスクがある。
私は合羽着て山に登るのは、大嫌い!即刻中止にしたい。
単独であれば、天気が悪ければ多少キャンセル料を払っても、
気楽な気分で取りやめに出来る。と、云う気楽さから単独で行く事に決めた佐渡。
天気予報は出発日から当面、晴れマークの連続。
当然、山へ登る日も海はキラキラと輝いていた。
ゆっくり写真を撮りながら歩きたかったので、
早朝ホテルから登山口まで、タクシーを利用。
シラネアオイが目的だったのと、秋にドンデン山荘から尻立山までは歩いたので、
シラネアオイの群生地でもある、アオネバ入口から登る事にした。
しかぁ~し、タクシーの運転手さん曰く
今年は、例年より開花が早くアオネバのシラネアオイは、もう終わってるって!
がびぃ~ん! 今更そんなこと言われても・・・です。
アオネバ入口、7:30スタート。
誰もいません!清流の音だけが耳に届きます。
薄ピンク色のタニウズキに、目を奪われ、
アオネバ入口から歩いてゆくと、アオネバ登山口。
渓谷沿いの登山道です。
若葉も映えます
シダの原生林も、
優雅なひと時に酔いしれ、シャッター音が響く。
紅葉の時期も良さそうですね。
登山口から30分ほどで、落合。
ヤマオダマキが咲いてました。
一人山歩き、五感が研ぎ澄まされます。
アオネバ ユブ
タクシーの運転手さんが言っていたように、
シラネアオイの株は沢山ありましたが、跡形もありません!散ってしまった花さえも。
残念がりながら進んでゆくと、ニリンソウの群生地発見!
かわいく沢山咲いてます。 まだまだフレッシュなニリンソウ。
この花の名前が分からない。
アオネバ十字路
腰を下ろし休憩していると、目線の先には、もしかしてあれは・・・?
隅っこの方に咲いてました。目的の花 シラネアオイ。
やったー!もう諦めていたのに。
アオネバ十字路分岐からマトネ方面へゆくと
今度は、オオイワカガミが現れました。
歩きやすい登山道が続きます。
スキップなんかも、まだ誰とも会ってません。
とっても心地が良いです。
チゴユリも沢山。
ヒトリシズカも
アオネバ十字路を過ぎると、次から次へと山野草のオンパレード、
もう楽しくて楽しくてたまりません。
小さなピークごとに親切に山頂標識があります。
咲き始めたばかりの、レンゲツツジ
蕾のレンゲツツジと遠くに小さくポコンと見える山が、今回 目的の山 金北山です。
まだまだ、先は遠いぞ。
次のお山へ。
やっと目的の山、金北山がよく見える様になりました。
エチゴキジムシロ
真砂の芝生
海が見渡せる、真砂の峰
だいたい、この辺がちょうど中間地点だろうか?
次へ続く・・・