平成27年6月25日(木)-28日(日)
毎年恒例になった北海道の山、一昨年・昨年と予定していた幌尻岳には天候不良で登る事が出来なかった。
今年こそは絶対に登って帰りたい!3年目の正直になるのか幌尻岳登山!
そんな期待を胸に抱き、25日早朝羽田空港を飛び立った。
旭川空港で北海道の山友さんと合流し、お昼を食べたり買出しをして
沙流川キャンプ場のコテージを借りる。
夕刻まで近くの川で釣りを楽しむ、夕飯の食材にとニジマスを数匹釣りあげて終了。
コテージ前でジンギスカンに釣ったニジマスを焼きBBQ、買ってきたアルコールは全てなくなり、
山で飲む予定だったアルコールまで持ちだすしまつ。
翌日早朝、二日酔いの体を引きずり幌尻岳へと向かう。
北海道には幌尻岳と名の付く山が2つあるという、一つは日本百名山で有名である日高幌尻岳、
もう一つは十勝幌尻岳 地元の人は略してカチポロって言うらしい。我々はもちろん日高幌尻岳へと登る。
車でチロロ林道を約1時間程走ってゆくと幌尻岳へ登る駐車場となり、林道の途中には熊の落し物が目に付く。
駐車場から登山口に取り付くには、再び林道を徒歩で1時間程歩かなくてはならない。
北海道電力取水施設にやっと辿り着き、ここが登山口となる。
本来は、この登山口で前泊する予定であったが、北海道は肌寒く天候が不安定であり辞めたのである。
3年目の幌尻岳山頂を目指し、日高の深い森へと入り第一の目的地である水場「トッタの泉」へ。
今回メンバーは6名、北海道の山友さん2名と東京・埼玉から4名。
北海道の山へ登るいつものメンバーである。
険しい登山道には、花が咲き
沢の渡渉を何度も繰り返し、雪渓を上がったりトラバースしたりして、
やっとやっと水場であるトッタの泉に到着。冷たい水を喉に潤し、水の確保をし休息。
トッタの泉から暫くきつい登りが連続する。木々も移り変わりダケカンバの林からハイマツ帯となると、
青空も覗き始め北戸蔦別山頂が見えてきた。やっとここまで来たって感じだ。
ヌカビラ岳山頂付近からは、明日歩くであろう左奥の尖った山 戸蔦別と目的の幌尻岳とカールがみえた。
これが3年待った山並みなのだ。明日も晴れるといいなぁ~なんて期待をもち
3~4人用のテント2張りできそうな場所を探しながら、この日最後の斜面を登る。
北戸蔦別山頂直下の真正面に幌尻岳が望める、
最高のテン場で幕営。
TOMのTシャツでメンバー達と記念撮影し、就寝。
おやすみなさい。