4日目PM 平成27年4月6日(月)
15:00 ベルギー最後の観光地アントワープをあとにし、
45分程バスで走るとオランダ国境越え、さらに1時間半程でオランダの首都 アムステルダムへと入った。
オランダは、縦横に走る運河や川、そして湖水地帯が目につき、水の豊富な国なのだ。
オランダの、国土4分の1は海抜0メートル以下。
今回オランダを旅していて、道路より高い所に運河がある場面に出くわした。
自動車より高い所を船が行く風景が見られるのはこの国だけだろう。
オランダの面積は、九州とほぼ同じ。公用語は、オランダ語とドイツ語。
首都・アムステルダム は、北のベニスとも呼ばれる運河と橋の街、
サウダ―ゼ―と呼ばれる入江にアムステルダム川が流れ込んでおり、
13世紀、河口近くの平地にダムを造り人々が住み始めた。
これが現在のアムステルダムの始まりだそうです。
アムステルダムの旧市街地は、世界遺産になってる。
そして美しい運河と街並みを持つアムステルダム。
アムステルダムの観光といえば・・・
まずアムステルダム中央駅
この駅はご存知のように、東京駅・丸の内駅舎のモデルともなったとても瀟洒な建物でした。
ネオルネッサンス様式といわれるその建物は赤レンガ造り。
アムステルダムのシンボルのひとつ、まさに日本の東京駅と同じでオランダの玄関です。
アムステルダム中央駅 から左手には、聖ニコラス教会。
ネオ・バロック様式で1887年に建てられました。
アムステルダムでは珍しいカトリックの教会です。
さらにアムステルダム中央駅から、まっすぐに伸びる道路の先には『ダム広場』があります。
アムステルダムのおへそ、アムスの心臓、などと呼ばれるダム広場。
アムステルダムの歴史が始まった場所でもあり、アムステル川をダムでせき止めることにより発展したアムステルダムの町の中心地。
☆王宮
ダム広場の西側に威風堂々と建っているのが、現在は迎賓館として使われている王宮。
ダム広場の王宮と反対側に、高さ22mの石柱が立っています。
第二次世界大戦で亡くなったオランダ国民の霊を慰める戦没者慰霊塔で、1956年に建立されました。
1960年代から70年代にかけては世界中のヒッピ―のたまり場、情報交換の場として、『あしかの丘』とも呼ばれていた。
運河のたもとに、高い塔が見えてきました。これが、アムステルダム名物の一つ、ムント塔です。
ムントとは貨幣のことで、ここで貨幣が鋳造されたことからこの名があるとのことです。
塔は時計台になっており、中に設置されたカリヨンが美しい音楽を奏でるそうです。
オランダは自転車大国。
1/4が海抜0メートル以下のオランダは、平坦な土地がらから自転車の普及率は世界ナンバー1と言われ、
アムステルダムは人間の数より自転車の数が多く、オランダ人の生活に欠かせない物になっている。
もの凄いスピードで走って来ます、自転車を気にしながら歩いてないと引かれてしまいます。
日本では車に気をつけてぇ~と言いますが、ここでは自転車に気を付けて下さい、とガイドに言われます。
車道・自転車道・歩行者専用道とそれぞれ区別され、さらに路面電車も走っているのグチャグチャしています。
もう一つ別の面を持つオランダ!港町の中心には、麻薬の密売所があります。
オランダは麻薬が合法というのは有名な話だが、本当に街中で普通に吸っている。
明らかに煙草の煙とは違う臭いがする、多分あの臭いが麻薬の臭いなのではないか?と感じる。
麻薬が吸えるコーヒーショップも沢山あって、ちょっと路地に入れば普通のカフェでなさそうな薄暗い店が並んでる。
「カフェ」というのは日本でいう普通の喫茶店、「コーヒーショップ」と書かれているのは麻薬が吸え買える店なんだとか。
知らないと普通に入ってしまうぐらい、完全に溶け込んでいます。
オランダは治安などの常識が他とは違う国なのだそうです。
そんな国へ、のんびりとしたベルギーから入った私が感じた事は、
街並みも行き交う人並みも変わってきた。同じヨローッパなのに国が違えばやはり文化が違う!
いやぁ~違い過ぎた!でもいい国、大変面白く興味のある国です。
自由奔放な国オランダです。
世界で一番体の大きな人が多いのも、オランダ人だそうです。自由奔放な国なので体も大きいのでしょうか?
アムステルダムといえばもう一つ、有名な飾り窓を忘れてはいけない。
「飾り窓」の歴史は大変古いといわれています。
かつて13世紀ごろ、小さな漁村だったアムステルダムにやってくる漁師や行商人たちのために、
くつろぐ場所として作られたのがその始まりだそうです。
中央駅とダム通りに挟まれたダムラック通りの南東側はヨーロッパでも有数の歓楽街であり、
ここでは昼間から娼婦の皆さんが、肌も露な下着姿でガラス窓の中から通りを行く人たち(おもに男性)に微笑みかけ、
あるいは手招きしている。昼間なら家族連れがぶらぶら歩き、観光バスが通る運河沿いなのである。
交渉は彼女たちに直接話しかけて値決めし、商談が成立すればショー・ウィンドウのすぐ後ろ、
カーテンの影にある小部屋に入ることになるらしい。
アムステルダムでは売春が合法の上に、観光地として成り立っています。
オランダは合法売春の国、性に関してはかなりオープンですね。ツアーの男性達はシャッターを押し捲ってました。
なんと昼の美しく静かな街並から一変、夜には怪しい赤いライトに照らされた飾り窓地区は、
アムステルダムの裏の顔と言えるでしょう。
美しい運河と街並みを持つアムステルダムと、麻薬・性に関して合法的な裏の顔等の話しを、
ガイディングレシーバーで聞きながら街歩きをしてると、そのギャップが大きく実に面白いです。
夕食は、オランダ名物、エルテンス―プ。
エルテンス―プとは、青豆のス―プ、ジャガイモなどの野菜、ソ―セ―ジを長時間煮込んだもの。
宿泊先は、アムステルダム ホリディイン
本日は、帰りの飛行機の搭乗3日前なので、寝る前に座席のWebチェックインで座席確保して、
おやすみなさい。