2019年1月2日(水)
早朝4時起床の館内放送が流れる。
放送と共に、周りがざわつき私は布団の中で、モソモソと着替えをしていた。
すると、番頭さんが「おはようございます。」と、言いながら障子を開けて、
素早く布団の片づけが始まった。
長い一枚の布団を、グルグルと巻いてしまう。
もたもたしていると、一緒に簀巻きにされてしまいそうな勢いだ。
4時半朝の勤行。
冷たい空気が張り詰めた本堂。
僧侶の読経が本堂の中に響き渡り、身が引き締まる様な元旦の朝を迎えた。
6時45分頃、初日の出を見るために随身門までの階段を上がると、
随身門から富士山が見えるが、雲が多い。
初日の出まで、雲に覆われたくないのだが・・・。
僧侶達がお経を唱えながら、ご来光を待ったのだが、
富士山は雲の中。
なかなか現れてくれません。
ご来光の時間まで待ったのだが、雲が取れそうもなく諦めて宿坊へ。
朝食をとりながら、他の人達と話していると、
なんと7時12分頃に、雲が取れ真っ赤な富士山が拝めたらしい。
もう少し待てば・・・。と、思ったのだが寒くて寒くて待つことは出来なかった。
身支度を整え、随身門脇から七面山へ。
途中、視界が開けた場所から初富士を拝む。
途中の大崩れ(ナナイダガレ)、蟻地獄のようだ。
七面山山頂。
山頂は、視界がなく
その先の希望峰までゆく事に。
希望峰から南アルプスの展望を眺める。
雪の被ってる山の右から、北岳・間ノ岳・農鳥岳・左にいって塩見岳。
風もなく暖かい山行でした。
随身門から富士山。
奥の院に繋がる、二ノ池にちょこっと寄って下山。
お疲れさまでした。
皆様にとり、健康で無事な1年でありますことを祈念します( ^)o(^ )
新年を宿坊体験で迎えるなどとは思い出深い正月
となったことでしょう。素晴らしいですね。
でも、初日の出は、ちょっと残念だったかな。
私も七面山に登った時、山門(随身門と言うんで
ですね。)から見えた富士山は忘れられない景色
でした。あれを見たら拝みたくなる気持ちわかり
ます。やっぱり山はいいですね。
明けましておめでとうございます。
大晦日の宿坊泊は、イベントも多く貴重な体験が出来ました。
初日の出は、少々残念でしたけど、あの寒空の下で僧侶達の熱心な読経には、頭が下がる思いでした。
大晦日から元旦、心身共に清められ?今年一年、頑張ろう!の気持ち新たにでした。