大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

七面山 敬真院 宿坊体験 ♯2

2019-01-04 10:53:43 | 日本二百名山

 2019年1月2日(水)

早朝4時起床の館内放送が流れる。

放送と共に、周りがざわつき私は布団の中で、モソモソと着替えをしていた。

すると、番頭さんが「おはようございます。」と、言いながら障子を開けて、

素早く布団の片づけが始まった。

長い一枚の布団を、グルグルと巻いてしまう。

もたもたしていると、一緒に簀巻きにされてしまいそうな勢いだ。

 

4時半朝の勤行。

冷たい空気が張り詰めた本堂。

僧侶の読経が本堂の中に響き渡り、身が引き締まる様な元旦の朝を迎えた。

 

6時45分頃、初日の出を見るために随身門までの階段を上がると、

随身門から富士山が見えるが、雲が多い。

初日の出まで、雲に覆われたくないのだが・・・。

僧侶達がお経を唱えながら、ご来光を待ったのだが、

富士山は雲の中。

なかなか現れてくれません。 

ご来光の時間まで待ったのだが、雲が取れそうもなく諦めて宿坊へ。

朝食をとりながら、他の人達と話していると、

なんと7時12分頃に、雲が取れ真っ赤な富士山が拝めたらしい。

もう少し待てば・・・。と、思ったのだが寒くて寒くて待つことは出来なかった。

身支度を整え、随身門脇から七面山へ。

途中、視界が開けた場所から初富士を拝む。

途中の大崩れ(ナナイダガレ)、蟻地獄のようだ。

七面山山頂。

山頂は、視界がなく

その先の希望峰までゆく事に。

希望峰から南アルプスの展望を眺める。

雪の被ってる山の右から、北岳・間ノ岳・農鳥岳・左にいって塩見岳。

風もなく暖かい山行でした。

随身門から富士山。

奥の院に繋がる、二ノ池にちょこっと寄って下山。

お疲れさまでした。

 

 皆様にとり、健康で無事な1年でありますことを祈念します( ^)o(^ )

 



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2 コメント

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Unknown (おーちゃん)
2019-01-07 18:10:56
ドナルドさん おめでとうございます。

新年を宿坊体験で迎えるなどとは思い出深い正月
となったことでしょう。素晴らしいですね。
でも、初日の出は、ちょっと残念だったかな。

私も七面山に登った時、山門(随身門と言うんで
ですね。)から見えた富士山は忘れられない景色
でした。あれを見たら拝みたくなる気持ちわかり
ます。やっぱり山はいいですね。

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Unknown (ドナルド)
2019-01-07 19:58:05
>おーちゃん、こんばんは。
明けましておめでとうございます。

大晦日の宿坊泊は、イベントも多く貴重な体験が出来ました。
初日の出は、少々残念でしたけど、あの寒空の下で僧侶達の熱心な読経には、頭が下がる思いでした。
大晦日から元旦、心身共に清められ?今年一年、頑張ろう!の気持ち新たにでした。
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