大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

上高地 奥又白池 ♯2

2022-10-15 23:07:34 | 山 行・ハイキング

2022年9月30日(金)

 

井上靖の小説「氷壁」にも登場する、標高2470mの奥又白池へ。

朝食を済ませ、早朝宿を出発。

新村橋の先にある奥又白谷登山口から7:45スタート。

登山口からパノラマコースと中畠新道分岐までは、

危険を伴う場所もなく良く整備された登山道が続き、

大きな岩ゴロが出てくると、パノラマコースと中畠新道の分岐がある。

分岐から中畠新道へ入ると目の前には、北アルプスの名立たる名峰が聳え立ち、

その手前には松高ルンゼ、その隣の尾根に取り付き奥又白池を目指します。

ここから先は破線ルートになっており、急坂の連続で枝や岩を掴んで登り、

脚力・腕力が鍛えられました😅

途中に熊笹に覆われた危険な痩せ尾根があり、踏み外してしまうと奈落の底へ。

熊笹に覆われていたので、個人的には逆に下が見えなかったのが幸いだったかな。

危険な場所を通過し休憩ポイントで見上げた、人を寄せ付けないような壁。

逆方向は穏やかな山容の蝶ケ岳・蝶槍・常念岳が少し見えてました。

こちら側の風景はほっこりしますね。

 

途中、松高ルンゼに飛び出しルンゼ脇を通過し、

再び急坂へ。後ろを振り返るとまるで滑り台の様な急斜面😨

下山の方が大変だ!と一瞬後悔。

更に登ると常念岳の中腹まで見えます。

最後の斜面を登りきると・・・。

どっかぁ~ん、奥又白池に到着。

念願の奥又白池まで登ってきました。

パラダイス😍

紅葉にはちょっと早かったけど、最高の天気で文句なし。

前穂高東壁が鎮座し圧巻!

東壁下でお昼のおにぎりを食す。

なんて贅沢な食事なんでしょう♪

北尾根と奥又白池

奥又白池から常念岳・横通岳・東大天井・大天井岳・燕岳。

 

南アルプス、八ヶ岳も眺められましたが富士山は雲隠れしてました。

 

苦労して登ったので、下山したくはなかったけど池を一周して下山。

下山はガレ場の急坂で、

木の枝を掴みながら踏ん張って、滑落しない様に必死の下山でした。

 

宿に戻り缶ビールでお疲れ様。

夕食は前日に仕込んでおいたカレーとサラダを頂き、

焼酎を少々飲んで就寝となりました。

最高の一日をありがとう♪



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