平成27年11月1日(日)
11月、一発目の山は、山梨県の鶴ヶ鳥屋山。
はぃ、この山の名前は今まで一度も聞いた事のない名前で、何処にあるのかも知りませんでした。
すると三ツ峠の北に位置する山。
山梨の山に登ると、大概 山頂標識には山梨百名山と刻まれいるが、この山頂にはなかった。
マイナーな山ゆえにとても静か、なかなか良い山でありました。
久しぶりの電車利用の山行、早朝の早い電車は久しぶり。
電車の扉が開き電車内に入ろうとした瞬間、車内は酒臭い。
まぁ~、早朝の早い電車での酒臭さは、今更感じた事でもなかったが、
それよりもビックリしたのが、車内にいる人達。
着ぐるみを着ている人、目元から赤いものを垂らしてる人、魔女の格好をしている人・・・と、エトセトラ。
テレビで観た光景の人達が、車内にいるのだ、「なんだぁ~こりゃぁ~」
前日のハロウィン帰りの若者達なのだ。
異様な光景にビックリしたものの、
この日この時間だからこそこの瞬間に巡りあえ、前夜の興奮を微妙に感じとれた朝でありました。
JR 笹子駅で山友さん達4 名と待ち合わせ。
登山口まで林道をしばらく歩く。
登山口からは、容赦ない急坂が続き、途中林道へ出る。
林道からは、今年の夏に熊と遭遇した滝子山が格好良く見えるが、
もう一度、あの山に登ろうなんて気にはどうしてもならない。
林道の先からも、急坂に喘ぎ一気に汗が噴出してくる。
久しぶりの大汗だ。
鶴ヶ鳥屋山と本社ヶ丸分岐。
木々は赤みを増し、登山道までも赤く染めサクサクとわざと音をたてて歩く。
辺りの山々までも、赤茶色に見える。
電波塔がある三ツ峠が見え、
鶴ヶ鳥屋山の道標に沿って、アップダウンを繰り返し、
鶴ヶ鳥屋山頂に辿りついた。
山頂からは、薄っすらと富士山が見え隠れして遊んでいるかのような光景を繰り返していた。
山頂で昼食を摂った後は、一気に急坂を下りJR初狩駅を目指すものの、
途中、枯れ葉の絨毯で道が覆われ道迷いをしながら、林道へ。
やっとこさ、林道に出るものの猿の集団に出くわし、
キィーキィーと声掛けしながら、人間が来た事を知らせている。
長い急坂を下り、車道からは今さっきまで居た鶴ヶ鳥屋山を望む。
JR初狩駅で缶ビールを呑みながら、メンバーさんらとホームで電車を待ち、
お疲れさま・・・。