春分の日の木曜日、家族みんな不在で、
私はお一人様の鳥見でした。
天気は曇天でしたが、雪も溶けたし、
気温も高めだったので、娘の自転車を借りて、
颯爽と(?)走り出しました。
まずは近くの公園で鳥見。
曇天の写りはどうしても暗くなるので、
露出補正したのに、甘かった!
ノスリ。ノートリミングです。近かった。
目の前に泰然自若としています。
少し近寄っても、立ち去ろうとしません。
これは、今まさに飛び立とうとする写真です。
私に警戒し始めたらしいです。笑
近くの枝に飛び移り、また何かを狙っていました。
パシャ、パシャというシャッター音に気づいたのか、
目が合ってしまいました。
頻繁にノスリが見られる、この地域ならではの事です。
まもなく幼鳥も見られる事でしょう。
次に遭ったのは、この子です。
シメ。
ここは更に暗い場所。
更に補正する暇も無く、飛んで行ってしまいました。
この公園には、シメがよく群れで訪れるので、
またリベンジします。
歩いていると、1本の桜の木が目に留まりました。
わかりますか?何か生えています。
宿り木です。
桜の木に宿り木は初めて見ました。
オレンジ色の実は小鳥たちにも好まれるそうです。
次は、この子たち。
ムクドリ。
いつも群れでキュルキュルと賑やかな小鳥です。
オレンジ色のくちばしの鋭さ。
目も鋭さがありますね。
***
公園から自転車で10数分の川原に移動しました。
左の建物は、川の水量を観測する場所だと思います。
いつも高い所から川を眺めていますが、
この日は、自転車を置いて、下へ降りてみました。
かなり低い場所だとわかりますよね。
マガモなどのカモ類が多くいますが、
まもなく北へ帰り、残るのはカルガモだけになります。
川原の木々にいたのは、この子たち。
ホオジロ。
そして、スズメたち。
枝被りしました。
この他に、カワラヒワ、シジュウカラ、コガラなどの
小鳥たちがいましたし、アカゲラの声もしていました。
山は、曇り空にもかかわらず、
まったく雲がかかっていませんでした。
(たまに霧のために、山が魔法にかかったように
そこから消えてしまうことがあります。
いつもある山がそこに無い、これは不思議な気持ちになりますよ。)
曇り空でも、楽しく鳥見ができて良かったです。
午後には、雨が降ってきました。
いい運動になりましたよ。
昨夜から、また雪が積もりました。
この時期、こんな事は毎年あります。
明日までは、天気が悪そうです。
ここあでした。