全国的に、基幹病院に勤務する産婦人科医の数がどんどん減っていく中で、地域の周産期医療体制を維持してゆくのがだんだん難しくなってきています。
せっかくこの業界に参入して来てくれた貴重な若い女性医師達が辞めないで済むような働きやすい職場環境を作ってゆく必要がありますし、働いている若い人たちのキャリア形成に寄与できるような体制を整えていく必要があります。
****** 信濃毎日新聞、2006年12月4日
女性医師支援の新講義 信大が来年度開設へ
信大医学部は2007年度、医学部の学生と学内外の医師を対象に、選択科目講義「女性医師のキャリアについて考える」(仮称)を開設する。女性の医学生が増える一方、出産や育児でキャリア(職業上の経験・経歴)を中断せざるを得ない医師も多く、医師不足に拍車をかけることが懸念されている。講義は、女性医師のキャリア形成を学生時代から支援し、医師不足解消の社会ニーズに応える狙いで、同学部によると、全国でも珍しいという。
(以下略)
(信濃毎日新聞、2006年12月4日)