美しさを
ひとつぶの真珠にして
あなたにあげましょう
あなたの
ちいさな真実の愛の
証しとして
さみしいときは
それを胸につけて
慰めなさい
愛はいつもあなたとともにある
小さな白い
ひとつぶの真珠に
あなたは永遠の愛を読む
そして
あらゆる風に耐え
時には刃のような言葉にも耐え
あなたとしてのまことの真珠を積みながら
こつこつと
生きていくのです
信じなさい
あなたは
その美しさにふさわしいものだと
ひとつぶの小さな真珠の光に
大きく報いることができるものだと
たとえ
その手ができることが
どのように小さく見えようとも
あなたの手は
大空の風をかきまわしている
安心しなさい
愛はあなたを忘れはしない
永遠にたどりつくことのできぬ
遠い岸にはなれていったとしても
美しさを
ひとつぶの真珠にして
あなたにあげましょう
あなたの
ちいさな真実の愛の
証しとして
何もできなかったのだと
悔いてばかりはいけない
あなたのなしたことを
一つの救いとし
これからのすべてを
やっていきましょう
愛は
あなたを
忘れはしない