自分に欠点があることを
必要以上に重く感じてはいけません
なぜなら
どのように足らない所も
出過ぎた所も
適切な光を与えて
大切に育てていけば
それは大変良いものになっていくからです
雄弁も寡黙も
出過ぎた欠点 足らざる欠点として
考えすぎることなく
時に痛い風を浴びながらも
それを自己の経験として学びおさめ
自分の本質として味わい
自分を深めてゆくのです
自分が自分というものであるからこそ起こる
あらゆる経験を
よしとして味わっていきましょう
しゃべりすぎるものも
だまりすぎるものも
時にそれゆえにこそ起こる
難を味わわねばならない
だからこそ自分は豊かなものであると思い
すべての経験に
心を染めていきなさい
そして互いを見つめあい
互いの性質を知り
他人に自分にはないものがあることに
嫉妬するよりも
助けあうことが大切だということに
気づいていきましょう
欠点というものも
すばらしい宝なのです
そこから芽生えてくる
美しい物語がある
足らざることを求めすぎることなく
確かな自分存在の真実をつかむために
今ある自分の欠点を
かみしめてゆきなさい
