ああ
なんという深い傷だろう
まるで君自身が
傷そのものになってしまったようだ
つらかったのだね
苦しかったのだね
だれもわかっては
くれなかったのだね
女の子よ
わかってあげよう
深く
わたしの腕の中に
抱いてあげよう
傷が治るように
やわらなか薬で
たっぷりと包んであげよう
それは
ミルクのように甘い薬だよ
苦くはない
痛くはない
良い香りがして
とても暖かい
もう
苦しまなくていいのだ
君たちは
女の子がみんな
いい子でいられるような
すてきな世界を
これからみんなで
作っていこう
愛している