飽きが来るほど
馬鹿をやって
まだやめられないのか
費やした長い年月が
すべて馬鹿になるのがつらくて
まだ神のあらを探しているのか
自分を正しくするために
あわれな馬鹿者よ
愛にたてついて
愛を馬鹿にし
自分だけの幸福のために
みなを傷つけ続けてきた
その罪が
永遠の扉を開く
二度とは帰って来れない
奈落への旅へと
おまえは吸い込まれる
迷いの海に沈んだ
おまえを救おうと
何千度と叫び続けてきた
愛の声が今
すべて沈黙する
もうこの地上での
おまえの物語は終わるのだ
最後まで決して振り返らなかった
自分自身だけをつれて
出ていけ
馬鹿者よ