4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

田舎に泊まろう

2009-01-25 23:07:10 | とりとめもない話
最近テレビ東京の“田舎に泊まろう”が好きで楽しみに見るようになりました。

どんなしょぼいゲストの時でも楽しい♪そこにドラマがあるから。

特に、ご飯の場面は毎回目が画面に釘付けになっちゃう。
田舎の食卓は賑やか。大根の煮物とか、魚の煮付けたやつとか、どれもごってりしてて心がこもってて本当に美味しそう。ぐるないのゴチなんとかに出てくるどんな高級レストランのメニューなんかより全然魅惑的。値段だってつけられないプライスレスな料理なのだ。

一晩泊まっただけなのに、たいてい暖かい交流があって。
人と人が交流するのに必要なのは時間じゃないんだなあって思う。
もちろん時間が必要な場合もあるけど。

本気で顔つきあわせると、たった一晩でお互い忘れられない人になるのかなあ??

恋愛映画とかで、たった一晩の出来事を一生ひきずったりとかっていうの信じられない気がしてたけど、案外そんなことないのね~
たとえ、5年一緒にいても、一日の人に想い出負けしたりすることってあるのかもしれない。

話はちょっと反れたけど、田舎に泊まってみたいなあ~私も。





少年Hとがばいばあちゃん

2009-01-25 00:32:10 | 私の読書日記
風邪をひいたりすることはもちろんけっして好きじゃないけど、その中でもちょっとだけ至福の時があったりする。

それは、熱が下がってくれて、でもまだベットで養生しなきゃならない時の暇な時間。

インフルエンザになって、1週間以上も同じ部屋で過ごしてたので読みかけてた本含め3冊の本を読んだ。

そのうちの1冊は妹尾河童さんの“少年H”
妹尾河童さんの本読むの初めてで、しかもカッパって誰?何なの?とずっと気になってたけど、本業は作家ではないんですね。そして、少年Hって本のことも同じくらい気になってて、なんだHって??でも私、本に関してはかなり食わず嫌い的なとこがあって、長年手に取ろうとはしてみなかったんだけど、ついに手に取って読んでみた。

おもしろいおもしろい。
話は、少年だった頃の河童さん本人の目から見た太平洋戦争時代のことなんだけど、これは戦争を知らない子供たちも後世読みついでいくべき正直でしっかりとした小説だなあと思いました。
そして、どんな時も好奇心旺盛な少年Hのキャラクターもとても魅力的で、自分の子供はぜひともH少年みたいに育っていってほしいとも思いました。
やっぱり食わず嫌いしてないで、いろんな人の本を読んでみるべきですね。


もう1冊は、島田洋七さんの“佐賀のがばいばあちゃん”
これ気になってたんだけど、いやいや予想以上に面白かった!!
ていうかほんと笑えました。がばいばあちゃん最高!!
冒頭の文章にもありましたが、不況だといって嘆き、すっかり路頭に迷い、贅沢に溺れてしまった現代人が今失いつつある、人生に本当に大切なもの、本当の意味で豊かに生きることを、佐賀のがばいばあちゃんは教えてくれた気がしました。

保険のCMの井上怜奈さんの言葉じゃないけど、
「良い時も悪い時も人生を楽しんでいたい」なあ、と思う今日この頃です。
彼女が言うと深いなあ。。