4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

おしゃぶりが行方不明

2009-04-10 20:39:45 | とりとめもない話
今日は、たかがおしゃぶり、されどおしゃぶりの話です。

今日は天皇陛下ご夫妻の結婚50周年記念日。
ビックカメラまで冷蔵庫を買いに行くので、ついでに記念だから記帳をしに行こうと母が言うので、息子も連れて皇居へ行ってみました。

日比谷で電車を降りて、皇居は目の前だけど、何せあの広さ、記帳会場に行くには軽く気が遠くなりそうな距離。
そんな中桜の綺麗な場所発見。カメラを忘れたから見せられないのが残念だけど、昨日のブログでの発言撤回。そこの桜並木は本当に綺麗で感動しちゃった。


さて、鞄の中身、ボディチェックを済ませて、皇居内へ。
予想してたよりは人はいません。記帳の列もだいたい10人前後くらいで、これならなんとか並べそう。ベビーカー押してこんなとこ来てる人は殆どいなくて、列の中で邪魔くさかったかなあ、、せっかくなので家族3人の名前を書いてきちゃいました。


記帳後すぐ出口へ。ぐずりながら腕の中で寝た子供をベビーカーにそっと置く時、ベビーカーにぶらさげてたおしゃぶりが邪魔でどよけたことは覚えてるんだけど。

その後、桔梗門から和田蔵公園、丸ビル前まで来たところでおしゃぶりがないのに気づきます。ここに至るまでのどこかで落としたんだ、と思い仕方なく来た道を引き返すことに。

たかがおしゃぶりで、なんですが、おしゃぶりそのものよりホルダーが大切だったの、弟からのプレゼントだったので。子供もお気に入りだし。

で、暑い最中必死であの長い道のりを探しながら歩き、結局出口だった桔梗門へ。
警備員(皇居警察?)に話すと、一度出た人は再入場できないと言われ、代わりに探してきてくれることに。

ホルダーがついてだいたい15センチくらいで色もカラフルなので、絶対目立つと思うと、門のところで伝えていると、ちょうど中から出てくるおばさん二人に、私たちの話が聞こえたらしく、
「おしゃぶりならあったよ。」
と教えてくれました。

やっぱり落としてたんだ、と思って大人しく期待して待つこと十数分。

その間も無線でおしゃぶりについてさかんにやり取り。
おしゃぶりなんかで手を煩わせて悪いなあと思いつつ、門からちょっと入った所で落としたはずだし、さっきの証言もあったのですぐ持って出てくるだろうと思っていると、警備員手ぶらで登場。

「ありませんでした。」

私、食い下がりました。だってさっきの証言もあったし。ないはずないってと、暑さと往復した距離とでちょっと苛々してたんです。(元はといえば落とした私が悪いんだけどさ)

そしたらまた無線でおしゃぶり確認中とかなんとかやってるの。
このやり取りがまた笑っちゃうんだけど。私を中に入れてくれたらすぐ見つけてとって引き返すのに、とますます苛々を募らせつつ、もう一度他の人が探しに行ってくれ、しかしまた

「ありませんねえ、」
って。。

すぐ目の前まで来てるのに、獲物をみすみす逃すようで引き下がるのもと思いましたが、忙しいのにたかがおしゃぶりを無線まで使って探させるのも悪いなあと思い、諦めました。もし見つかったら取りにくるので電話してもらえないかと(私も相当しつこい性質)お願いしたけど、そうゆうことはやってないとのこと。


一応礼を言って、帰りましたが、はっきり言って怒り心頭でした。

もし、あのおばさん二人の証言がなければ、または自分の目で最後に見た場所まで探して歩いて見つからなかったなら諦めがついたけど、今回は諦めがつかない。
納得がいかない、、(て、こんなに熱くおしゃぶりの行方をどうこう言う私も相当キテますが。)

それにあんなカラフルで15センチくらいあるおしゃぶりも見つけられない警察に、たとえばテロリストの巧妙な手口を阻止出来るわけがない!!ボディチェックしたって見落としちゃうに決まってる。とさかんに悪態つきつつ、未だ怒り収まらなかったりして。

だって、絶対結局見つかって、「さっきの人たちが探してたのこれだね~でも今更どうしようもないから捨てるか」なんて言われてると思ったら、悔しくって。

何より、誠意がまったく感じられなかったから私怒ってるんだと思う。