ドイツの巨匠ヴィム ヴェンダース監督が日本を舞台にトイレ掃除人の映画を撮った。
そう話に聞くと、それは実に不思議で謎に満ちていた。ヴィム ヴェンダースの映画を見たのは、もう20年以上前で、特別面白いと思った記憶はない。
でも今回、そんなわけで興味深々見てみると、とてもドイツ人が撮った映画と思えず、でもありそうでなかった面白さで、本当にこの映画を年始に見れたことを幸福に思う。今年一年、この映画で乗り切れる気がした。この映画に出会う前、後、ビフォーアフターの自分ってくらい意識が変わった。
年始の出勤時、私はパーフェクトデイズの役所広司演じる平山になった気持ちで生活してみたら、何気ないことをとても幸福に感じられた。もちろん好き嫌いはあるだろう、私はサザエさんが好きだし、パーフェクトデイズのような映画がこの上なく好きなのだ。
映画『PERFECT DAYS』本予告_ヴィム・ヴェンダース監督作品×役所広司主演