テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギター調整の要は『ネック』と『弦高』だと思うなぁ・・

2015年09月17日 | 日記
日曜日以降、少し間があいてしまったが・・

次なる音源のご紹介に向けてアレンジを煮詰めているところなのだ

もう少々お待ちいただけると有難い

何せ、私も本業があるので・・


実は次なる曲はクラプトンの『チェンジザワールド』を企画している

数多くのアーティストにカバーされてきた永遠の名曲の一つなのだ

演奏者の数だけアレンジがあるのも面白い




アコギを続行して弾いているのだが少し弾き難く感じたのだ

「あれ? ちょっと弦高が上がってるかな?」

もともとアコギはエレキよりは弦高が高めの設定がデフォルトなのだ



エレキからの移行組みの多くが越えなくてはならない壁なのだ


以前に私も弾き難さを感じてエレキくらいに弦高を下げた経験がある

サドルを加工するという手間がかかる

削ってしまったら終わりなのだ

それ故にオリジナルのサドルは残しておくのがお約束なのだ


弦高を下げた事で弾き易さは増したが・・

反面、音にパンチや張りがなくなってしまったのだ

アコギの弦高は12フレット辺りで約3㎜が標準なのだ

ストロークが多い人はさらに上げる事も多い


ここのところ、アコギの調整をしていなかった

やはりネックが順反りしていたのだ

微妙な反りなのだ

初心者ではおそらく気付かない程度の僅かな反りなのだ


専用のレンチで適切に調整してみた



ギターごとのレンチの形や太さが違う事が多い

このアコギはレンチの差し込み口が狭く太さが同じでも他のギターの物は使えない




ちなみに手持ちのギターに必要なレンチたちなのだ



一本だけ変わったレンチが確認できると思う

ギブソン専用なのだ

ギブソンはトラスロッドが『オス』なのだ

ここでもギブソンは男らしい


その他にもエレキを調整するのに必要な各種レンチなのだ



まぁ、すべてを使うわけではないが・・


調整後にネックの状態を確認すると適正な状態に戻っていた

弦高も規定値に近くなったのだ


録音作業を再開したのだ


練習の過程で弾き難いと感じる事が多々あると思う

自分の練習が足りないのか?

ギターの状態が良くないのか?

の辺りは落ちついて冷静に判断すべきなのだ


ギターを調整しただけで難儀していたフレーズが弾ける事も多々ある

逆にギターの調整に無頓着で気にしないという人も少なくない

数十万円というギターを使いながらも調整が苦手という人も多い

有料になるが定期的に楽器店でチェックしてもらうのもお薦めなのだ


季節の変わり目で良いと思う


”ギターの健康診断・・・”

と考えれば良いと思う


エレキの場合にはさらにシビアな弦高調整が求められる

以前にも紹介したが『弦高センサー』なのだ



センサーといっても不要になったピックを貼り合わせただけの簡単な道具なのだ

ポイントは接着剤の厚みを考慮する点だけなのだ

厳密に厚みを測る為のものではない

自分が弾き易い状態を逆算して厚みを決めているのだ


レスポールとストラトではまったく同じ弦高ではないが・・

概ねこの厚みを基準に調整すれば大きく外さないのだ




ネックが順反りすれはピックが落ちてしまう

非常に原始的な発想だが・・・実際に目測で計測するよりも私には向いている

この方法は本当にお薦めなのだ


読者の皆さんも独自の調整方法や道具などを考えてみては如何だろうか?








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