テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

良いギターの条件について考えてみる・・

2016年11月13日 | 日記
一話目はかなりの長文だった

最後までお読みいただいた方々に感謝したい


読んでくれる人がいるからこそ書けるのだ


これは本当に幸せな事だと思う


どんなに良い内容をアップしても
それを読む人がいなければ意味を成さない



一話目は行きつけの楽器店を悩ませていたダメなギターを紹介した

何をもってダメとするか?

は微妙だが・・・


必要とされない・・

そんなギターはダメなギターなのだ


個性がない部分をメリットと考える方法も出来るが・・

ギターとしてあまりにも悲しい

悲し過ぎる・・


光と影・・

名器の陰にかくれた影の存在なのだ


後世に残す価値がある名器・・・



この手のモデルはケチって下位モデルを買ってはダメなのだ

フラッグシップを狙いたい


読者の皆さんもギターを購入の際には価格意外の部分に目を向けていただきたい

その場の妥協は最終的な後悔に繋がる


これは私の散財を通した経験なのだ

間違いない


”安物買いの銭失い・・・”

これはギターの為にあるような諺だと思う


読者の皆さんはギターのどのうような部分に注目しているのだろうか?

当ブログの検索ワードの上位に『フレット交換』と『ラッカー塗装剥がれ』が挙げられる

過去にそんな記事を書いたのだ


改めて、過去に自分が書いた記事を読み返してみるのも面白い

すでに数年前に私は完成していた


つまりは芯がブレていないという事になる

周囲の人の助言などもあった

楽器店の店員さんからのアドバイスもある

それらを吸収しながら成熟したとう感じなのだ


皆さんが注目しているフレットだが・・

最近の私の持論がある


”意外に減らない・・”


結論を先に述べたい

有る程度の価格帯のギターに採用されているフレットの素材はかなり強い

普通の使い方をしていれば激減りする事はない


今回、音源として活用しているストラトだが・・



それなりに使用感はあるが・・

フレット交換には至らない


このまま、数年は使えるような感じなのだ


過去にフレット交換したアリアなのだ



元々、セットされていたフレットも低く小さいタイプが採用されていたが・・

あっという間に減ってしまった記憶が蘇る


当時は速弾きに夢中だった

それ故に擦り減ったフレットでは用が足りなかったのだ

初のフレット交換にも興味があったのも事実なのだ


何だかんだ4万円くらいの費用をかけて交換してみたのだ


その後に縁あってギブソンを購入したがこちらもフレットが減る気配はない




すべてに当てはまるわけではないが・・

そこそこの値段のギターには良い素材が使われているという事が言えるようだ


フレットの減りを嫌い、優しいタッチで弾く人がいる

弾いていて楽しいのだろか?


良い音はフレットが減る音でもある


ステンレス製のフレットを採用したギターを弾いた事がある

「これはないね~ 減らないけど・・・」

「弾いていて楽しくないよね~ ダメだね」

これは楽器店のお兄さん達と共通する感想なのだ


過去に購入し手放した安エレキも弱いフレットだったと記憶している

激減りの前に手放してしまったが・・

何となくその後が想像できる


フレットの減りは弾き方によるところも大きい

クラプトンの名演を支えたブラッキーブラウニーだがフレット交換は共に一回だけなのだ

チョーキングやビブラートでムダな力を抜く事でフレット摩耗を防いでいたのだ


現在の私にはその辺りのさじ加減が理解できる


ギター納入の際にフレットの素材を感じる事が出来る

理屈ではない経験なのだ


弦とフレットが擦れる感じやその出音から大凡の耐久性が想像できる

ピックアップなどにばかり関心が寄せられるが・・・


実はフレットが大事なのだ

出音は勿論だが・・

弾き易さや楽しさを左右する重要なパーツなのだ


フレットの大きさや高さも重要なのだ

ギターのデザインや形状、ピックアップなどの仕様が気に入ったが・・


フレットの感じが気に入らないという事も多々ある

特にマニアックな層に多くみられる


個人的にはそんな部分に拘わる人が好きなのだ




新規のギターを購入する際にフレットのフィッティングに注目してみるのも面白い


メーカーやギターの種類が異なれど、フレットは同一という事も多い

フレットを供給しているメーカーが同じなのだ


同じフレットを採用しているにも関わらず弾き心地が異なるという不思議な事も起こる


ギターは微妙なのだ


そんな繊細な楽器をパソコンの画面を確認しただけで購入できるのだろうか?

ネットで買った洋服の肌触りがイメージと違うという事がある


それに近いのだ


画像や映像では伝わらない質感がある

実はこの質感こそがギターの価値であり値段の差なのだ


それが理解できる人は間違いのない買物が出来る

とりあえず、第1段階の買い物がクリアなのだ


以後は演奏の上達に専念するだけなのだ


私のストラトは一目惚れなのだ

当時はこんなカラーが用意されていた



色に惚れる・・という



購入当初は上位モデルだとは知らなかったのだ

この下に幾つかの下位グレードが存在するのだ


ルックス的にはレスポール以上に値段の差が分かり難いギターなのだ

アメデラも現在は『エリート』というグレードにスイッチしている

基本コンセプトはそのままにさらに先進性を推し進めた仕様になっているのだ


そのルックスに惚れたストラトだが・・

購入時には音の魅力に気付かなかった


そんなアホな買い方もあるのだ


当時はドンシャリの音、パワーコードがすべてだと思っていた

ストラトが得意とする音の真逆なのだ

「俺ってハム系の方が合っているのかな?」

安くないギターだけに微妙な時期を過ごしていた


その後にストラトマスター達の名演を耳にする事で開眼した

いわゆる『鈴鳴り』の魅力を知る


レスポールには逆立ちしても出せない繊細な音なのだ


シングルピックアップならばどんなギターでも出せる音だと思っていた

ある時に楽器店の常連さんのジャパンを弾かせてもらったのだ

『あれ? 何か違うな・・』

シングル特有のノイズが盛大だが・・

肝心の帯域が出ていない事に気付くのだ


特に2個のピックアップを組み合わせたハーフトーンが使えない

良いギターは使える音のゾーンが広い


レスポールにもいえる



フロントをまったく使わない人もいるが良いギターはフロントもミックスも使う

ストラトも5段階の音がすべて使える音であるべきなのだ


ピックアップが1個のギターは仕方がないが・・

複数のピックアップを持ち、さらにトーンまでも備えるギターは色々と試してみるべきなのだ


フルテンだけでは勿体ない


数年前からツマミを色々と弄っているのだ

フルテン以外のポジションで使える音を探しているのだ


アンプやエフェクターとの組み合わせもある



フルアップを身上とするマーシャルでさえ、少し絞った音が色っぽかったりするのだ

良いギターはツマミを絞った音もイケる


シングルの音に魅力を感じられるようになれば本物なのだ



レスポールにもストラトにもない特徴ある音なのだ

ギターは一本では完結しない



最後の最後まで売れ残っていたギターだが・・



搭載されていたピックアップも微妙なのだ

結局、デフォルトに満足できないでムダにピックアップなどを交換するに至る


私も過去にエピフォンやグラスなどのレスポールタイプのギターのピックアップを交換した

音は変わる


その音が良い音であるか?は難しい

当時は良い音だと確信していた


本家を知った瞬間にすべてが泡に消えたのだ

努力が無になった気持ちに苛まれた


デフォルトに満足できるならばそれは自分にとっては良いギターなのだ

世間やネットの評判など気にする必要はない


求める音楽に合致しているか?

歪み命のドンシャリ系ならばむしろ、本家ギブソンよりもエピフォンの方が向いている

パワーのあるピックアップが積まれている


ギブソンやフェンダーの純正は総じて非力なのだ


非力なピックアップでなければ表現できない音もある

大人向けなのだ


そんな音をターゲットにしているように感じられる


自分の好みの音楽が変化する事によって、手持ちのギターの価値観も変化するのだ


ご存じのとおり、最近はブルースに馴染んでいる


ブルースなどを演奏する場合、フルテンで弾く事は少ない

『絞りの音楽』なのいだ


良いギターはツマミの位置、ピックアップの組み合わせなど・・

ハマるポイントがある


ダメなギターは煮ても焼いても決まらない


値段や人気でもないと思える


今回はストラトが得意とするクリーンなのだ

2種類のパッチを作ってみた


さらにセレクターを5段階に切り替えている

如何だろうか?


すべての音がそれなりに魅力的であり使える音なのだ

歌モノのバッキングでもよい

インスト系の一部に使っても良い感じの音なのだ


良いギターはすべての音が使える音なのだ

さらにフレットの耐久性も高い

耐久性が高いからといってガチガチに硬いというわけではない



検索ワードの上位に『日本製ギター』や『日本製レスポール』がある

作りとか品質という意味のない呪縛から抜け出したい


ギターは飾りものではない


楽器としての音がどうか?


その辺りにポイントを置くと考え方が変わってくる


日本製のギターを何本か使った事がある

信頼おける音だが・・まったく色っぽくない

艶っぽくない

エロくない


ギターにとってエロいという表現は褒め言葉なのだ

一流のプロの演奏はエロい


納得してしまうような説得力がある

シールドの良し悪しまで表現できる懐の深さを合わせ持つ




単なる音出しだが・・・




ヘッドフォンでお楽しみいただきたい



『ストラトクリーン』


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマハ製の売れ残りギターがやっと売れたみたい・・・

2016年11月13日 | 日記
最近は『中古ギター』も一つのカテゴリを形成しているようだ

古くから中古ギターはあったがメンテもいい加減で安心して買えるような代物ではなかった

友人同士の売り買いも『現状渡し』が鉄則だった


「お前から買ったギターダメじゃね?」

という言葉は禁句だった


品質の悪いギター売った側よりも買った側が責められるような時代だった

所謂、自己責任の世界なのだ


プロである楽器屋さんが参入する事で『製品』としての品質が格段に高まった

プロとしていい加減な商品を販売する事が出来ない


中古人気を後押しするのは欧米のヴィンテージギターブームなのだ

ギブソンの59年製あたりをイメージしてほしい


”ギブソンやフェンダーだからこそ価値がある・・”

”実践で使った劣化にこそ味がある・・・・”


という部分を素人は履き違えてしまう

特にスペックオタクな日本のギター弾きにはその傾向が強くみられる


当ブログの検索ワードランキングでもフレット摩耗やラッカー塗装剥がれ・・

というような細部に拘る検索が目立つ


さらには日本製ギターも人気ワードなのだ

つまりは作りや品質に拘る人が多いという事なのだ


少々脱線したが・・


何だかんだと中古ギターも選択肢に加わったのだ

困った事に『値段の安さ』で中古を選ぶ人も多い


個人の自由だが・・

値段だけでギターを選んでしまう初心者に購入のサクセスストーリーはあり得ない

そんな『流れギター』を数多く目にしてきた


実はそれを買い取る楽器店は困った顔をしているが・・

それほど困っていない


一例だが・・

色々と問題を抱えるようなギブソンやフェンダーの中古は買い取る側にも人気なのだ

不具合を指摘して安値で買い取る、そして手を加え高値で販売する


車でもギターでも何でも同じなのだ

これが市場のカラクリなのだ


中古の市場でお得な買い物をするには店員さんに肉薄する経験と知識が必要なのだ

それが無い場合、間違いなく得なお得な買い物はできない

店員さんや楽器店の掌で遊ばれているのだ


中古ギターに限らないが選択のポイントを伝授したい


”そのギターの『良いポイント』を探す・・”

良いポイントとは曖昧な表現だが・・


分かり易い表現をするならば、鳴りが良いポジションという事がいえる

どんな安ギターにも良い音がするポイントが存在する


そればまったくないギターは買いではない

そもそも、そんな個体はギターではない


困った事にそこそこの値段を付けながら店頭に並んでいる

ネットにも数多く流通している


リアル楽器店では少ない

それはお客が実際に手に取り音を出すからなのだ

来店するお客はある程度ギターを知っている体で販売戦略を練っているという


ギターを知らない層がネットでギターを購入する傾向が高まっている昨今ではその傾向が強くなっている

言い換えれば、楽器店に足を運ぶ層はギター知る層という事になる


ご理解いただきているだろうか?


私も読者の皆さんは大人の分別を持ち、ギターに精通しているという前提で話を進めているのだ

「ギターにはストラトタイプとレスポールタイプがあるんですね・・」

「最初にチューニングから始めたいと思います・・チューニング知ってますよね?」

楽器店の初心者向けのギター教室ではない


誰も語らなかったディープで深淵な部分をエグっていきたい


”読み応えのあるギターブログがないならば、自分で書いてしまえ・・・”

これが基本コンセプトなのだ


さらにギターを中心とする弦楽器の再びの活況に貢献したいと考えているのだ


ギターやウクレレの楽しみ方を提案しているサイトは少ない

少ないというよりは皆無なのだ


買って満足してしまうという・・

「多分、最安値で買ったんじゃね?」

これが自慢ポイントなのだ


「ポイントが高い時に買ったんだ」


これも時代なのか?



ギター弾きにとって『ブランド』に神通力があるのは今も昔も一緒なのだ


”一流ブランドならば何でもいい・・”


こんな層が中古市場を支えている


販売店にとっては『美味しい客』なのだ


昨今の値上がりでレギュラーラインのレスポールなども驚くほどの高額になった

実売金額は別として定価で50万円の声を聞く時代になった


販売チャンネルの変化をその要因の一つになっている

つまりは『言い値』なのだ


材の高騰を理由にしているが・・

家具材や住宅建材などの値上がり比率よりもギターは高い水準なのだ


個人的に見解だが・・

私も木材の仕入れや世界分布などに精通しているわけではない

楽器店の店員さんやギターの先生との雑談の『御裾分け』でもある


10万円台から購入できるギブソンレスポールもある

ギターの状態によるところも大きい

「これって安くね?」

という場合、フレットの残りは大丈夫だろうか?


中古の場合、キレイに(均等に)フレットが摩耗している個体は少ない

そのように気遣いされて大切にされたギターは手放さない

つまりは市場に流通しない


激安、格安のギターは『訳あり』なのだ

その訳を理解できる人ならば買っても良いと思う

「結局、フレット交換に5万かかるよな・・・」

「でも、レアな色だし・・ピックアップの状態は良だな」

「トータルで20万円超えか・・でも、損はないかもね」

という感じで購入の青写真を頭の中で描ける人は良い


常連読者の皆さんもここ数年でかなりギターの知識を蓄えたのではないだろうか?

皆さんに直接お話をする事はできないが・・

伝わっていると確信しているのだ


中古市場の人気やニーズに便乗して『ダメなギター』も流通するようになった

ダメなギターなど買わなければ良いが・・・


ギター選択の際の邪魔になる

明確なビジョンを持たない層にとっては迷いの元になる


販売店側の言葉は巧みなのだ

良くも悪くも言葉巧みなのだ


ネットならば、『良い情報』しか提供しない

昨今はトラブルを回避する為にネガな部分を表示するようになったが・・


それでも相変わらずプッシュポイントを推す


リアル楽器店も同様なのだ

少し異なるのはお客を値踏みする

『このお客さんって知ったか振りじゃね?』

『ギブソンしか興味ない感じだな・・・・』

『後は値段か・・もう一押しだな・・・・』

『オマケでギグバッグ付けるかな?』

店員さんの心の声なのだ


『やべ~ このギターのデッドな部分ばかりチェックしてるよ』

『このお客さん、ギター分かっているかも・・? 上手いしね』


読者の皆さんも賢い買い物をしていだきたい

特に常連さんには勝ち組に転じていただきたい


リアルライフで勝ち組に入るのは難しいが・・

趣味の世界ならば簡単なのだ



本気を出せば簡単に勝者になれる


ここでいう勝者とは・・

多くの読者に読んでもらうブログを確立することであり

多くのリスナーにギターの音を聴いてもらう事なのだ



読者と同じ目線でグズグズとコミュニティーを形成するのは好きではない

常に発信側と受け側を明確にしておくべきなのだ


読んで価値がないギターブログの読者が増えるはずもなく

やがて飽きて止めてしまうか・・淘汰されていくのだ



行きつけの楽器店も中古ギターを販売している

中古販売専門ではない


買い替えの際にお客さんから引き取ったギターをメインに販売しているのだ

勿論、買い取りのみのお客さんにも対応している

中古ギターもそれなりに利益が出るが・・


理想は新品ギターを売り、利益を出すことなのだ

メーカーからノルマが課されている事もある

大人の柵(しがらみ)があるのだ


国内外を問わず色々な中古ギターを引き取り販売している

店頭にならべれば、すぐに売れてしまうギターもある


一方で、店を困惑させる『デッドストック』になるギターも多い

先日、困ったギターがやっと売れたのだ


長らく売り場の一部を占め、居座っていたギターがあったのだ

常連のお客さんが新品のギターを買う際の下取りに出したギターらしい


ヤマハ製のSF-7000というギターなのだ



私も試し弾きをしたギターなのだ


不人気ギター故に情報が少ないのだ

興味ある方は検索してみていただきたい



”天下のヤマハの失敗作・・”

と言われているのだ


失敗かどうかは知らないが・・

歴史的な成功を収めたギターと比較されることが多い


高中氏や渡辺氏、海外ではサンタナなど・・

インスト系の一流達に好まれた伝説のギターなのだ



現在でも異常な高値で取引されている


当時の新品価格よりも高いという個体もあるほどの人気なのだ


一流が認めるには必ず理由がある

このギターを使った名演も音源として数多く残っている

私は高中氏の『虹伝説』に憧れてフュージョンに興味を持ったのだ

当時、メーカー不明の似たような形のギターを買ったと記憶している


一方、SF-7000という謎のギター?は使っているプロを見たことがない

あるプロがデビュー当時に使っていた事実があるが・・・

メジャーデビューの直後にまったく使わなくなってしまった


大金を手にした後もレプリカのレスポールを使い続けたスラッシュのような伝説には成り得ない

特に何がダメという事もないギターだが・・・


何処を目指しているのか?

まったくコンセプトが不明なギターなのだ


2個のハムと4コントロールからレスポールを意識している事が窺い知れるが・・

その出音はまったく違うのだ

弾き易さを優先させた為にボディが薄いのだ

薄いボディが悪い方向に作用している


ギターを知り尽くした私にはそう感じられた

ギターの先生も楽器店の店員さんも似たような事を言っていた



そもそも良いぎたーならば、店頭に並べない

自分で買ってしまうのだ

これは事実なのだ


楽器店の販売員は売り子であり、同時にギター好きなコレクターなのだ

貴重なギターには目が無い

しかも、格安で購入することができる


このギターは煮ても焼いても売れなかったのだ


その後、別バージョンとしてシングルピックアップのモデルを投入したが撃沈した・・



やはり、ルックスこそピックアップを取り外したストラト風だが・・

ボディ材や色々なパーツの絡みでストラトとは程遠い


そもそもストラトの音に憧れる人は素直にストラトを買う

レスポールも同様なのだ


”他人と違うルックスが欲しい・・・”

”他人が使っているギターは嫌だ・・”

まぁ、良くも悪くも変わり者なのだ


変人であり変態なのだ

私は音楽的変態という言葉を良い意味で用いるが・・・


この場合はネガな意味合いで用いたい


車でも楽器でも成功と失敗を繰り返す

成功のプロジェクトに参加していたスタッフは出世する


当たり前なのだ

企業の業績に貢献したのだ


その後も良いプロジェクトや製品開発に従事する

一方の失敗は自身にも大打撃なのだ


歴史的にみて失敗も大事だと思う

失敗を成功の踏み台にし肥やしとし成功に直結する名モデルが生まれる


そこは天下のヤマハなのだ

失敗をそのまま黙認しない


以前にもお話したが・・

私も欲しくなるようなギターがデビューした

これは後世に残る




問題点は二つ


知名度が高いプロが愛器として使ってくれるか?


価格的な戦力がツボにハマっているか?


個人的にはもっと高いプライスでよいと感じる

ギグバッグ仕様だが・・ハードケース仕様に転換すべきだと思う


子供相手の価格帯ではダメなのだ


それ故にブランド力を高める必要がある

まぁ、私が購入して当ブログで徹底的に音源や使い方を紹介するのも良いと思う


その辺の3流の若手バンドが使うよりもある意味で『訴求力』は高いと思う



ヤマハさんから依頼があれば検討したい





昨日のブログの集計結果なのだ



相変わらずブログ全体に元気がない


この訪問者数で100位以内なのだ





紅葉に秋祭り、あのゲームetc・・

遊び方や興味も多種多様なのだ



上記のギターがやっと売れたのだ

「そんな値段じゃ売れないと思うよ・・」

「もっと値下げしたほうがいいよ・・」

「売れるギターを並べた方が印象もいいよ」

という私の言葉に後押しされて値下げを断行したのだ



常連客に売り込むもまったく見向きもされない

「そんなギター要らないよ・・女房に怒られちゃうよ」

「っていうか・・どんなシーンで使うの?」


試し弾きすら拒否されていた


他の楽器店の状況は分からない

「エピフォンのレスポールと置いた方が回転率が高いよ」


来店客は常に観察している

商品の動きが良いお店には好印象なのだ


読者の皆さんもネットなどの販売サイトをチェックしていると思う

「まだ、このギター売っているの?」

「この前と品揃えがまったく変わってないよね?」


そんなサイトに良い印象を抱いていない

売れている店は好印象であり好循環なのだ


その為の要件は売れるギターを品揃えする事に尽きる

一部のマニアや変わり者に媚売っているようでは売上も上がらない

売れないギターを値下げで売っているようでは利益が出ない


まぁ、このギターは先にも述べたように仕方なく仕入れたギターなのだ

このギターを買い取ったかわりに新品のレスポールが売れたのだ

その常連さんは少々困惑しているのだ

「え~俺のギターまだ売れていないの?」


ネットなどでも『売り切れ』の札が付いている

売れているのではない

販売店の怠慢なのだ


すでに在庫がないギターの画像は取り下げ、常に新鮮なネタを提供する義務がある

ギター関係のサイトも凍りついている


私もよく検索するが・・

まったく変化が見られない


斬新なネタや興味ある新製品情報も少ない

読者の皆さんはネットの方が色々と巡っている勘違いしている


是非ともリアル楽器店を訪れていただきたい

特に都心に出店しいるお店には新しい商品が入荷している

ネットで品切れになっている商品が普通に店頭に並んでいたりするのだ


不思議な世界なのだ


”価値あるギター・・・”

という言葉がある


誰にとって価値があるか?

そこが重要なのだ


売上がすべての楽器店においてはこんなギターよりもZO-3ギターの方が価値がある




”置いておけば、苦労しなくても売れてしまうギター・・・”


”営業をかけなくても勝手に売れる人気商品・・・”


ギター弾きにとって憧れであり価値があるアンプも・・



楽器店にとっては難しい商品なのだ


むしろ、1万円程度のトランジスタの方が重宝する




人によってはこのギターよりも・・




このギターの方が価値がある






結局、値下げして値下げして・・・・

『不動のギター』が旅立っていったのだ



「これってジャパンヴィンテージですよね?」

どこで知ったのか?

興奮気味に格安ギターを買って帰ったそうだ




お菓子メーカーは販売促進のために作った記念日『バレンタインデー』に近い発想なのだ

中古業界が古びた売れ残りギターに付加価値を付ける為の戦略的ワードだと知るべきなのだ


年代物もギブソンやフェンダーを使うプロは多いが・・

この年代の日本発のギターをメイン機として使っているプロがいるだろうか?


プロの千里眼は確かなのだ

良い音にしか興味がない


それがどこの出のギターであれ、求める音ならば使うのだ

ステージで使わないとしてもレコーディングで用いる


そんなプロは皆無なのだ

若い頃に活躍した年配のプロがネタとしてこの時期のギターを使う姿は見かける


新曲を作る事もなく、過去にヒットした曲を演奏しながら細々と活動しているオジサンなのだ

この時期のギターのイメージと合致する




若い読者の皆さんはもっとアグレッシブで
脈々と流動するような新しい年代のギターに目を向けていただきたい


読者の皆さんの中にも独身者の方が多いと思う

結婚に憧れ、夢みている方もいると思う


”古い年代の中途半端なギター・・”を買うということは・・

 何の特技も特徴もない中年のオバハンと結婚する事に近い


私の喩えは極端だが・・

こんな喩えが私の味であり、読者には伝わると思う


キレイごとだけ言っている(書いている)ギターブログなど何の価値もない


新品のギターがピチピチのお姉さん・・

中古のギターがポンコツなオバハン・・・

読者のなさんはどちらと『結婚』したいだろうか?


中古には悪い癖と臭いが付いている

新品は育てる事が出来る


新品ギターを読者の皆さんのテクでグリグリとエグっていだたきたい




私のレスポールは相当に音が良い



手塩にかけて育てたのだ


新品が故の醍醐味なのだ


ストラトも同様なのだ



オーナーの欲目ではない


私は常に公平なのだ



仮に自分のギターでも音が悪いギターは嫌いになる

飽きてしまう


新品時には『伸び代』を期待して購入するのだ

この2本は超当たりなのだ


伸び代がハンパではない

何本も高級ギターが買える身分ではないのでこれは有難い


過去に手放したギターは良い意味での踏み台なのだ



検索好きな読者の皆さんも『根拠ない言葉』に
踊らされないようにご注意いただきたい




最終的にはジャッジは自分自身なのだ




今回は読み応えがあたのでは?












  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする