テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ジミーペイジもテレキャス弾いていたんだよね~

2019年07月22日 | 楽器

レスポールのイメージが強いジミーペイジだが・・
初期のアルバムはテレキャスターで演奏されたのだ
ご存じだろうか?

非常にレスポールに音が似ている事が謎なのだ
改造好きなジミーペイジだけに何らかの回路を組み込んでいたのかも?
コンデンサー辺りを弄っていた可能性は大だと思う


フェンダー製の復刻モデルなのだ


ボディはアッシュ、指板はローズなのだ
指板にローズを選択するのはペイジらしいと感じる

通常、テレキャスには『ハイパスコンデンサー』が組み込まれている
ボリュームを絞ってもハイ落ちしないのだ
テレキャス独特のジャキジャキに貢献している

テレキャスのジャキジャキ音はハードロックには向かない
少なくとも私はそう思う
テレキャスターも個体差や個性が強いギターのように感じる

当時のペイジのギターはとても音が太かったようだ
良く知るエンジニアがインタビューで答えていた

このギターはクラプトンからのプレゼントなのだ
伝説のバンド『ヤードバーズ』への加入を記念して贈られた
多忙を極めたクラプトンの代役を引き受けた
後に同じ流れでジェフベックが後任を引き受ける

個人的にはジェフベック期が好きなのだ
この頃はピックを使って普通?に弾いていたのだ
速弾きなども披露していた
この頃のジェフベックはハム派だった
ブリッジ一体型のレスポールを愛用していた時期もあった
ストラトを使い始めるのはジミヘンの影響なのだ
クラプトンも同様なのだ

という前置きはこの辺で・・・

私のテレキャスについて少々・・
指板が良い感じに汚れてきたのだ
自分が良く使うポジションを再確認する



旧プレートと新プレートを並べてみた

サイズは同じ
新プレートはネジ穴などに工夫が見られる

本家フェンダーで純正採用されている6連の完コピなのだ

ある部分においては本家を超えている



適正な弦高に設定するとイモネジが上手く収まる
私のストラトなどは部分的にネジが飛び出しているのだ

まぁ、ストラトとテレキャスでは構造的な違いもあるが・・

興奮気味に『トップロード』を語っていた私だが・・
やはり、裏通しは良いと思う
サッパリしているのだ

行きつけの楽器店でも私の仕事が褒められた
「手作業で良くここまで出来ましたね~」
「普通は曲がっちゃうんですよね~」

塗装の割れは仕方がないようだ
塗装にドリルの刃が食い込む事で塗装が持っていかれる
表面にテープを貼って作業する方法もあるようだ
場合によるとテープが塗装を剥がしてしまうこともある
まぁ、素人の初仕事にしては合格ということなのだ

レリック部分を拡大してみた


紙やすりで表現してみた


質感が異なる塗装剥がれ・・

こちらはコンクリートの上でボディーを引きずったのだ
むしろ、リアルなのだ

ボディの打痕

先端の太さが異なるドライバーで叩いたのだ
本家Gibson&Fenderでも採用?されている方法なのだ
鎖などを用いることもあるようだ

金属に関しては薬品を使うことも多いそうだ
内容に関しては企業秘密ということ
おそらく酸化させているのだと思う

私は金属パーツも紙やすりで表現するのだ

イイ感じなのだ
使い込んだ感じが上手く表現できたと思う

ちなみにゴトーのペグとブリッジはそのまま使うのだ
何かの機会に活用できるかもしれない



今回は私の十八番であるBluesを弾いてみた
機材はzoomR-8のみなのだ

ベースは内蔵のシミュレーションを使用した
ギターの音を擬似的に変化させる優れもの
単体で聴くとかなり変な音だが・・
オケに混ぜるとちゃんとベースの音に聞こえる

本機で書き出した音をパソコン内のフリーソフトで
サラウンドに加工してみた
意外に手がかかっているのだ

ブリッジを変えたことでよりピッチが安定するようになった
音の伸びの気持ちが良い
チョーキングやビブラートのかかりも良い

もはや、パーツ代込みで3万円未満のギターとは思えない
数々のギターを弾いてきた私の太鼓判なのだ
スクワイヤーは悪くない


予算がある方はClassicVibeをお勧めしたい

本体2万円でこのクオリティなのだ
かなり期待できる😊 


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安いギターに改造の価値はあるのか?

2019年07月22日 | 楽器
今朝は少しテンション高めの起床になった

昨日はテレキャスの改造も無事に完了して本当に良かったと思う

ボディを貫通させた穴がサドルの弦通しの穴と合致しなければ弦が通らない
穴を広げれば弦が通るが他の穴と干渉してしまう

狭い範囲に複数の穴をあけるという緻密な作業が求められるのだ
ブリッジ固定用のネジ穴が4個
弦通し用の穴が6個
そのすぐ近くにはアース落としの配線が配置されている
文章では伝わり難いと思うが・・
結構、スリリングな作業になった





本題に入ろう・・

”安いギターに改造の価値はあるのか?”

何と比較して安いのか?

私の中では実売で5万円がボーダーラインなのだ
その上は10万円という感じでギターを位置づけているのだ
人によってはもっと価格設定が高い場合もあると思う
それぞれの考え方だと思う

エピフォンに上級モデルがあるようにスクワイヤーにもあるのだ
『ClassicVibe』というシリーズなのだ

実売で7万円前後という感じなのだ

フェンダージャパンと比較されることも多いようだ
中途半端なフェンジャパ(材違い)ならばスクワイヤーの方が良い
という人も多いようだ

このシリーズは同社のフラッグシップだけにかなり力を入れているようだ
作りも材もそれなりに良いという評価が多い
私は実際に弾いたことはないが興味があるのだ

ラインナップの充実しているのだ
やはり、値段は少し高いのだ

”積極的に買いたくなるスクワイヤー・・”

という感じだろうか?



やはり、本家メーカー主導のブランドは少し違う

エピフォンにも言えることなのだ
エピフォンも十分に『レスポール味』を感じることができる

スクワイヤーにもそんな雰囲気を感じる

”100点なのか?”

と問われれば答えはNOなのだ

十分に満足出来る人もいると思うが・・
やはり、物足りない部分や至らない部分があるのも事実

今回の私の改造費はパーツ代で約1万円(ペグとブリッジ)
2万円に満たない本体と合わせて3万円のギターという事になる

先に紹介したClassicVibeシリーズの半額以下なのだ
まぁ、ネックやその他の仕様も違うとは思うが・・

今回は作業に必要な道具も買った
電動ドリルが2600円、替え刃セットが1400円なのだ
その他の雑費を含み5000円

昨日はオマケ作業として他のDIYにも活用したのだ
パソコン周辺の作業台にちょっと工作してみたのだ
ケーブルの配置など、僅かな変更で快適度がアップするのだ

単純に板に穴をあけるというならば、超便利なのだ
『隠しネジ』を替え刃で作ることも簡単なのだ

先端に取り付けるアダプターで色々と使えそう
充電式と迷ったがケーブル式で良かった

作業の途中で電池が切れるのはストレス
やはり、スペック面(負荷トルク)でもケーブル式に軍配が上がる
今後も色々と活躍しそうな予感

損な買い物では無かった気がしているのだ

ギター3万円と合わせて35,000円

今回、弦を裏通ししたことで生鳴りが劇的に大きくなった
明らかに弦振動に変化が見られる
これで出音に影響がないわけはない

ストラトもレスポールと比較すると響きが若い
まだ、弦と各パーツが馴染んでいないように感じる
今後が楽しみなのだ

結局、改造は工賃が高い
今回の作業をプロに依頼すれば相当高額になったと思う
まぁ、仕上げは完璧だと思うが・・

ピックアップの交換や内部配線も自分で出来るならば安い
部品の調達にも選択肢が増えた

読者の皆さんも『改造生活』に足を踏み入れては如何だろうか?

最初から値段が高いギターを買うという方法とは異なる『遠回り』
の楽しみと醍醐味がある気がする

”改造の価値があるのか?”

作業に取りかかる前に自問自答してみるのも良いと思う

実際、私も今回熟考したのだ
買い替えも考えたが・・

値段云々の前に
”自前レリック加工・・”
が相当に気に入っているのだ

このギターを活かしたくなってしまったのだ
何故だか、ピックアップやネックの握りなどもお気に入りなのだ

それならば・・

という事で弦の裏通しという『大仕事』に取りかかったのだ



結果オーライということで良かった気がするのだ

レリック&エイジド加工のベースに廉価ギターを買ってみるのも楽しそう

機会があれば、今回のレリック加工の方法に関してもご説明したい

過激&お手軽な方法なのだ

まぁ、自己責任の世界だが・・😊 






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