テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ドラゴンテレキャスはロックなギター

2022年02月13日 | 楽器
読者の皆さんはテレキャスにどんなイメージを抱いているだろうか?

ジャキジャキのカッティングサウンドだろうか?

テレキャスくらいモデルによる音幅があるギターはないと思う

個人的にはジャキジャキ過ぎるテレキャスは苦手なのだ

わがままな言い方になってしまうが・・もう少しパンチがある音が欲しい

ブルースもファンクもハードロックも一本でこなせるようなギターが理想なのだ

そんな私の要望を具現化してくれるギターがドラゴンテレキャスなのだ


ロックの歴史を象徴するギターなのだ

ツェッペリンの初期を支えた歴史があるのだ

ペイジ氏は無改造で使っていたそうだ

無改造にも関わらずあんなに太い音が出たことには驚いてしまう

やはり、ギターには個体差があるのだと思う



このギターはペイジ氏が監修の元で綿密に作り上げられたギターなのだ

氏の度重なるダメ出しで各部が改良されているそうだ

特に氏が拘ったのはネックの握りとピックアップらしい

「ネックは俺のギターとまったく同じにしてくれよ」

「ピックアップはもっとパワーが必要だな 頼むよ」

まぁ、こんな感じだと思う

後に氏はレスポールに持ち替えるがレスポールにはかなり手を加えた

理想の音はこのテレキャスだという

氏のレスポールはかなり独特の音なのだ

単体で聴くと線が細い印象を受ける

バンドのアンサンブルに混ぜると最高の音になるのだ

ギターにパワーや音の太さばかりを求める人がいる

アンサンブルで考えると良い改造が出来ると思う

家で一人で弾くのか?

バンドで鳴らすのか?

似て非なりなのだ

ベースと重なる帯域を削るほどに音のまとまりと抜けが良くなる

理屈というよりは経験だと思う

自宅などで作曲をする際にもこの理屈は通用するのだ

すべての楽器をフルテンにすることでグシャグシャになってしまう

音楽には引き算の理論が必要だと思う


このギターの特長の一つにこの弦通しが挙げられる

テレキャスマニアには不人気な仕様なのだ

何となく理解出来る

私は好きなのだ

弦のテンションが微妙に緩くなることで独特の弾き味を生み出す

ちなみにこのギターは通常の裏通しも選択できる

多彩なギターなのだ

このギターの塗装がラッカー塗装であることを昨日知ったのだ

「えっ? ポリ塗装じゃなかったの?」

ネックはラッカーでボディはポリだと勘違いしていたのだ

今回は氏も愛用しているオレンジアンプで弾いてみた


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ギター弾きの冬対策

2022年02月13日 | 楽器
なんだか変な天気なのだ

朝は晴れていたのにだんだんと曇ってきた

夜半には都心でも雨から雪になるという予報なのだ

先日は予想よりも積雪が少なかった

私も入念に準備をしていたのだが肩透かしを食らった気がした

まぁ、こういうハズレは良いと思う

暦の上では春が来ているがまだまだ寒い日が続くようだ

寒いとテンションが下がってくる

やる気も出ない

ギター弾きにとって最悪は指先の冷たさ

ギターを弾く時に手袋をするわけにもいかない

困ったものだと思う


箱で買ったホカロンも底を尽きてきた

箱で買うか? バラで買うか?迷っているのだ

何となく季節外れの残り物は興醒めしてしまう

夏に買った虫除けのスプレーなども何だか物寂しい

ガスを抜いて廃棄したのだ

ベストは使い切りなのだ

ギターの弦でもピックでも電池でも適量が心地良い

私は家の中でも後始末が好きなのだ

使い切ることに生き甲斐を感じるタイプなのだ

「冷蔵庫の中の余った食材で何か作るね」

私以外の家族はどちらかというと散財タイプなのだ

良いバランスだと思う

「冷凍ご飯が余っているから雑炊でも作るよ」

何故だか週末には主婦のようになってしまう

食材を買いに行き、料理を作り、後片付けするのだ

まぁ、そんな一連の作業を特に苦だとは感じない

むしろ、料理などを作ることは好きなのだ

何かを作ることが大好きなのだ

そんなこんなで今日は夕方の買い物のついでにホカロンを追加購入するのだ


10個入りを様子を見ながら使っていきたい

以前にもお話したが使い方で効果がかなり違ってくる

とにかく血流が多い部分を徹底的に温めるのだ

私は良さげなヒートテック系の下着とホカロンを必需品にしているのだ

むしろ、見えない下着はケチらない方が良いと痛感しているのだ

私はお金をかける部分とどうでも良い部分を明確に分けているのだ

エアコンの効きが悪いと感じた場合に温度を上げるよりも掃除した方が良い

季節の変わり目はもちろんだが使用過程でマメに掃除すると効果があるようだ

素人が出来る仕事は限られている

フィルターの埃を除去するだけでも効果があると思う

家電もメンテもギターに似ている

早々に不具合や異変に気づく感覚が大事だと思う

「あれ? 何か変だなぁ・・」

ギタースタンドに立てかけたギターの弦を開放で鳴らしてみていただきたい

妙なビビり音は聞こえるだろうか?

ビビっている場合、ギタースタンドのパーツがビビっているのか?

ギター本体がビビっているのか?

ギターがビビっている場合、その原因を追及しておくべきだと思う

面倒臭いことこそ、後回しにしない方が良い

ペグが緩んでいるのか?

内部の配線が取れかかっているのか?

ネジ類が緩んでいるのか?

実は先程、何気なくテレキャスを弄っていたらビビり音を発見したのだ

キャビティのプレートをとめるネジが緩んでいたのだ

毎日触っているギターだからこそ早い段階で異変に気づくのだ

「何か弦が滑らないんだよね」

「弦が死んでいるのかなぁ?」

弦が劣化しているのか?

指先の乾燥が原因なのか?

その他の原因があるのか?

冬場でも毎日同じギターに触れていれば気づくのだ

読者の皆さんも通勤や通学で使っている自転車などの不具合には即気づくと思う

角に神経質な性格も疲れるが・・

鈍感なタイプの人の損失は意外に大きいように感じる

疲れない程度にピリピリしているくらいが良いと思う

冬場の指先の冷えも悩みだが・・

ここ最近の指先の除菌も悩みになっている

あまりにアルコールを吹きかけ過ぎて手が荒れているのだ

特に指先は酷い

指紋が見えなくなっている

スマホなども反応も悪いのだ

加えて指先が乾燥しているのだ

冬はギター弾きにとって過酷な季節だと思う

屋外で演奏する人などはお察しする

ここ最近は私も外での演奏は控えているのだ

そもそも演奏機会もかなり減ったのだ

一人で考えて、一人で弾くという機会が増えた

むしろ、ギターとの関係が濃密になったような気がするのだ

ギターの声がより身近に感じられるようになった

余談だが・・

読者の皆さんは焼きそばはお好きだろうか?

最近、YouTubeで知ったのだが市販の焼きそばを美味しくする方法があるようだ

私はすでに4回ほど試しているのだ

”焼きそばレシピ・・”

で検索すると良い動画にヒットすると思う

「ほんとに美味しいよね~」

家族も絶賛なのだ

生麺タイプの焼きそばの面をとにかく焼くのだ

レンジで水分を飛ばし、さらにフライパンで両面を焼くのだ

ソーズも添付のソースの半分を捨ててしまう

醤油やウスターソースなどで新しいタレを作るのだ

これが絶妙の味なのだ

野菜が好きな我が家では好みの野菜をさらに加えて楽しんでいるのだ

「メーカーの人ってネットとか検索しないのかな?」

「作り方を変えた方がいいと思わない?」

どのメーカーでも推奨のレシピでは麺に水を加える

私もつい最近までは何の疑問も抱いていなかった

ネットの情報は時に有用で有意義だと感じる

残念ながら、ギター系の情報にはそういうツボにハマったネタが少ない

10年くらい前はかなり楽しかった気がする

良い情報を発信する人はネットに見切りをつけて撤退してしまうのだ

「頑張って投稿してるのにさ・・」

「何か反応もイマイチだしねぇ」

「訪問者数も相変わらずだよね」

発信者の端くれである私は何となく気持ちが分かる

幸いにも当ブログは安定した読者の皆さんに支えられているのだ

一昨日、昨日ともに訪問者数は1800人に届く勢いだった

本当に有り難いことだと思う

頑張って投稿しても誰も読んでくれないならば意味がない

誰も聴いてくれないならば気分も下がってしまう

誰もいない山奥でひとり大声で叫んでいるような状況は切ない

かくいう私も大したネタは提供していないが・・・

ギター弾きの皆さんに親近感を覚えていただくことをモットーに構成しているのだ

庶民でも手が届く安い機材は私の武器?なのだ





気分が乗らない冬の時間もこんなアイテム達が癒やしてくれる

とにかくテンションが上がらない時にギターを弾く為には簡単であるべき

つねにギターを手が届くところに置いておくことは当然だが・・



その他の準備の手間と時間を省く工夫が欲しいと思う

私はギターも料理も時短でエコな方法ばかり考えているのだ

工夫しだいで冬も楽しく過ごせるのだ



 

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カッティングとピックの関係

2022年02月13日 | 楽器
ギター演奏において欠かすことが出来ないテクはカッティングなのだ

全弦をストロークするようなプレイから単音を弾き分けるプレイまで幅広い

最近は二音のパワーコードを刻むリフもカッティングの仲間に含む事が多い

カッティング系の教則本でも練習課題の最初の方に記載されていることも多い

要するにギタープレイにおいて重要視されるべきは『伴奏』なのだ

派手なリードプレイが全面にフィーチャーされることも減った気がする

楽器店の試奏でも背中を丸めた速弾き系は周囲がどん引きということも多い

時代は変わったと思う

むしろ、カッティングやアルペジオなどが上手い人の方が注目される

注目される為に試奏をするわけではないが・・

やはり、周囲の良い反応はテンションが上がると思う

それがギター弾きの性なのだ

読者の皆さんはカッティングの際に注意している点があるだろうか?

シングルか? ハムか?という部分も注目され易いが・・

もっと大事な部分があると思う

それは弦とピックなのだ

結論を先に述べるならば、弦のテンションがピックの硬さよりも勝っている方がカッティングはし易い

つまり、薄く柔らかいピックの方が楽だということなのだ

私はヘルコにピックを愛用している



0.75㎜

0.5㎜



ピックの表面の凸凹と素材が気に入っているのだ

使用しているダダリオの弦との相性も良いと思う

最初はペイジ師匠が使っているピックということで使い始めたのだ

やはり、匠が選ぶ道具にはそれなりの理由があることに気づく

ピックで迷っている方は是非一度お試しいただきたい

ピック選びが落ち着かないことには練習に没頭できない

これは弦にもギターにもいえる

とにかく軸足をしっかりと踏み固めることが大事だと思う

フワフワしている人は意外に少なくないように感じる

先に述べたように薄いピックを使えばカッティングは弾きやすい

しかしながら、少々物足りなさも感じてしまう

多少ラフにピックを扱っても何とかなってしまう安易さがある

ギターの醍醐味は『コントロール』だと思う

自分で弾いているという実感が欲しい

全弦を鳴らすカッティング慣れたならば短音を弾き分けてみたい

複音に短音を混ぜるだけでそれっぽく聞こえてくる

単調なフレーズも生き生きしてくるのだ

そもそも、プロなどが実際にプレイする場合には無意識にそれを行っていると思う

カッティングで短音を弾き分けることは必須テクなのだ

厚いピックの方がアタックを強く感じる

ピックが弦に当たった感じがよりリアルに感じられる

厚いピックは弦のテンションに負けていない

それ故に指先の力加減がよりシビアになってくる

短音では強く、複音では弱く・・

指先の感覚と耳を頼りにコントロールするのだ

一曲を通してカッティングに徹すると決めているならば薄いピックで良いと思う

リードプレイやアルペジオなどを混ぜるという場合には厚いピックの選択が望ましい

どちらに重きを置くか?ということになってくる

曲の途中でピックを持ち替えるのは現実的とは言い難い

可能ならば、難易度が高い厚いピックの使用に慣れておくべきだと思う

厚いピックでそれなり弾けるようになれば薄いピックは楽勝に感じる

これは弦にもいえると思う

太く硬い弦に慣れておけば、細い弦が楽に弾ける

楽をするというよりは演奏の余裕に繋がってくるのだ

心の余裕は良い演奏、楽しい演奏の第一歩だと思う

難題を避けていては一生上手くならない

良い意味で自分を苛めてみるのも悪くない

「指が痛いよ~」

さらに練習を続けるの

やがて痛みが快感に変わる

快感に変わるというのは冗談だが・・

上手くなっている自分にテンションが上がると思う

練習や努力を怠っている人が安易にギターをグレードアップ(買い替え)するよりも手持ちのギターで練習を重ねた方が満足度が高くなる

上手くなった段階で良いギターを買うという流れが最良だと思う

”お金があるからギターを買う・・”

まぁ、個人の自由だが・・・

思うほど良い結果が得られない

これは私の経験なのだ

ある程度、技術を習得してからギターを選ぶ方が何倍も幸せになれる

シングルを鳴らせない人が雰囲気でストラトを買っても後悔する

これは私の体験談なのだ

ストラトが嫌いになった時期がある

そんな自分も嫌いになった

現在はストラトは良き相棒になった

フレット交換のタイミングを待ちわびるほどに弾き込んだ

この世からシングルピックアップがなくなったら私はギターをやめると思う

そのくらいシングルの魅力にハマっているのだ

シングルが非力だと誰が言ったのだろうか?


何に対して非力に感じるのだろうか?

良く弾き込み馴染めばテレキャスのリアもかなり太い音が出る

やはり、ピックとの関係性が重要だと感じる

弦のどの位置を弾くのか?

ピックと弦角度はどのくらい?

徹底的に意識してみるのも悪くない

エッジが効いた音は少し使ったピックの方が良く出る

少し角が削れたくらいが良い感じなのだ

ロック系の場合、ピックを弦にフラットにヒットさせることは少ない

アルペジオでも少し角度をつけることが多い

ここで重要になってくるのがピックの滑りなのだ

滑りが良すぎるピックもダメ、滑らないピックもダメ

拘ればかなり奥深い世界なのだ

今回はピグノーズの前段にMXRのディストーションを配置した

それをマイクで録ってみたのだ


使用ギターはドラゴンテレキャス

ピックアップはリア、トーン&ボリュームはフルテンなのだ


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