五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

選択しながらの人生

2007年03月21日 | 第1章 意識と知覚
「今までにどのくらいの数の選択を経験してきただろう。」

買い物の帰り道、こちらの路から帰るか、あちらの路から帰るか。

この学校にするか、あの学校にするか。

この人と結婚するか、しないか。

この仕事を引き受けるか、それとも断るか。

表具の裂地の組み合わせに何を選ぶか。

昼食をカレーにするか、ラーメンにするか。

Aさんと会話をするか、Bさんと会話をするか。等。。。

細かいことを思い浮かべると、実に無数の色々な選択をしながら生きていることに気付きます。
最近、これらの選択をする際に、「これを選んだ場合と、あれを選んだ場合、ほんの少しの差であっても、人生に大きな違いが出てくるかもしれない。でも、今、私が最善と思ってこれを選んだのだから悔いは無い!」大げさかもしれませんが、そんなことをついつい頭に巡らします。

なぜそうなったかは、私のここ数年立て続けに経験した身近な人の死が原因していることは確かなようです。

私の場合、最終的に直感が私の選択行為を支配し、理屈は後からついてくる場合が多いように思います。
悩みに悩んでも、結局は自分の第一印象と直感で判断しているようですし・・・。
でも、この直感は、決して他人と入れ替えることが出来ない「私という個性」が下した判断です。自分の選択を信じると、次の選択が必ず見えてきます。
これも生き抜く力。

どんな人生を歩みたいか、思い描き、

どんな人生を歩みたいか、言葉にして、

思い描き、言葉にしたことを実行する。

「悩みながらも、自分にとって最善の選択をして、悔い無き人生を送りたい。」と小さな決意を新たにした春分の日です。

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コメント (1)
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