五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

柳の新芽

2007年03月24日 | 第2章 五感と体感
暖冬のせいか、今年のお正月頃にようやく柳の葉が全て落ち、枝垂れた葉の無い枝に安堵感を持ちました。

この2、3日桜の開花便りが方々から届き、横浜の我が家の近所はまだ咲かず、早過ぎる開花といっても、なんとなく気を揉んでいました。
今日も買い物がてら、公園まで出向き、まだ桜が咲いていない事を確認してきました。
多分明日、明後日には必ず咲くでしょう。蕾がパンパンに膨らんでいて、お日様の日差しがちょっと強めに蕾を突付いたら、きっと一気に咲くことでしょう。

今年は桜の話題が早くから取り上げられ、毎年の私のお楽しみである柳の新芽を意識するのが少々遅かったようです。
公園の柳は、既に若々しい黄緑色の葉っぱで覆われ、ほわほわとした柔らかい色を風に任せて、緩んだ春の空気を愉しんでいるように見えました。

このほわほわとした黄緑色は、私にとっては、桜よりも先に見るべきもので、そこから徐々にお花見のシーズンへと向ってゆくのが、正しい私の春の順序だと、改めて思いました。今日、その柳の新芽で、とろ~りととろける柔らかさを味わうことができ、小さな幸せを頂きたような気分です。

これで、悔いなく桜の花を愉しむことができそうです。

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コメント (5)
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