五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

何を理解するか・傾聴7

2010年07月11日 | 第2章 五感と体感
傾聴することで、何を理解すればよいのでしょう?

相手の方がどんな知識や経験を持っていようと、年齢が子供だろうがはるかに年上だろうが、そんなことに囚われてはいけません。

話の内容を理解することがこの場合の「理解」ではないのですから…

では、何を理解するのか?
「理解」するのは「湧き出す感情」です。そのためには今まで書いてきた1~5の条件もしくはスタンスが必要となります。

相手のストレス曲線「不安」「怒り」「身体症状」「鬱」「錯乱」のどれに当てはまっているかを理解しながら聴いていくことも傾聴することの大事なポイントであると思います。

聴く側は答えを持っていません。答えは自分の内にあります。
悩み苦しむ方と共同作業することに意味があるのです。

悩み苦しんでいる時は、独りぼっちの自分をより一層深く感じます。

共に苦しんでくれる人が必要なのではなく、共に添ってくれて一緒に光を見出す作業に付き合ってくれる人がいたらこんな幸せなことはないはずです。

例えば答えを求めて、相手に探すことを強要されたとしたら、強要したい感情を傾聴することが大事です。

傾聴する側の「謙遜さ」も忘れずに。。。

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