五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

情報の取捨選択

2013年04月24日 | 第2章 五感と体感
ソーシャルネットワークサービス「SNS」が私の生活をずいぶん変えました。

仕事にしてもプライベートにしても私自身が望む以上に外から情報が入ってきますし、見える見えないに関わらず「他者」との関わりが増えました。

自分が自ら関わる情報及び他者については、こんなに楽しい事はありません。でも、自分に不安感を与える情報は、見えないだけにストレスが深まるばかりです。

でも、関わったばかりに要らない情報も入ってくるのです。

要らない情報だからといって、ぷつんと関係性を切ることは、意外にも簡単なことではありません。

でも、「要らなければ外す」ことをしていかなくては、自分の生活に多大な影響を与えていきます。

特に、自分とSNSとの付き合い方が解らない子供が情動のまま、つまり、湧き出す感情のままにそれを利用することは特に怖いことだと思っています。
自分自身を自らのアイデンティティを柱に自己管理することを学ぶ大切な時期に、安易にSNSの世界に子を送り出すことは、親が子を宇宙に放りだすようなものだと私は解釈しています。親が崖下に子を突き落とす獅子とは違います。

何のために利用するのか。目的は何なのか。

SNSにおける自分と他者の関わり方のルールを決めているか。

「やりたいのだからショウガナイ」と親が諦める前にSNSの世界で「どんなことが起こりうるか、利点、欠点を話し合い、そしてルールを決めること」を最低限することは、親業としての最低限の役割です。

ルールを決める前に、「何のために自分は生きているのか?」「人とは何か?」というテーマを語り合うことも大事なことだと思います。

どんな小さなお子さんとでも人間観を語り合うことはできます。

何故なら、育てているお母さん、お父さんが人間だからです。

親の成り見て子は育つのです。

難しく考えずに、親は子と「人間観を語り合う」ことはできるはずです。

SNSが人を育てるのではありません。人を育てるのは生身の人なのです。


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