五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

忘れること

2015年06月13日 | 第2章 五感と体感
忘れること2015/06/13

「いつも明るいですね~」と言われることが多い私ですが、自分では「明るい性格というよりも忘れちゃうことの得意な性格」と表現した方がしっくりします。
人には、それぞれ役割を持たされています。
その役割は、生まれてから今日までに育まれた役割も含まれています。使命とも云う事ができそうです。

育った家庭での役割や現在の家族の中での役割には逃れることのできないものもありましょう。
逃れる事の出来ない重い重責に四六時中囚われていたら、こんなつまらないものはありません。

自分の身体は一つですが、心のお部屋はいくつもありますし、心の中は宇宙そのものでもあります。
今いるお部屋から出たら、しっかり扉を閉めて、次の興味へと移ることでほんとうに忘れる時間を持つ事ができるのです。

自分が辛いことを我慢する必要はありませんが、常に辛いことを思い続けたり、お口に出していると自分の心がどんどんと狭いお部屋に追い込まれていきます。

昨晩、夢の中で太極拳をしている夢を見ました。24式をひとつひとつ舞っている自分の体感が朝の目覚めを爽快にしているのです。
どこまでもおめでたい私だなぁ~と、このような自分の傾向に感謝しました。

忘れる事は知恵の内。
老子は、「忘れなさい」と仰っています。
修業を重ねれば重ねるほど忘れることが必要なのだと説いています。

まことのことだ、と実感しております。

「身につく」というのは「忘れること」でもありそうです。


よき忘れ方をしたいものです。


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