五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

人類の定義

2015年06月23日 | 第2章 五感と体感
人類の定義2015年6月23日

太陽が東の端っこから上がり、西の端っこに沈むのを確認し、世の中の裏と表がひっくり返って隅々までお掃除できたような清々しさを感じながら昨日22日夏至の一日を過ごしました。
雨の降らない夏至の日は珍しいのです。
たいてい夏至の日は雨降りの暗い一日で、太陽の位置が確認できず、つまらないのですが、有り難い一日でありました。

規則性を見出し暦が出来た頃には、世界のあちらこちらにモニュメントが造られ、祭儀が定着していたわけです。いつしか意味もわからずその祭儀をし続け慣習化されて、習慣や祭や礼儀作法へと繋がってゆくことで各々の土地の文化が個性化されてゆきます。
その個性化された文化を書き綴る事は、人類の大切な生き延びる術でもありましょう。
そこから哲学が育まれ、文学が育まれ、科学や物理も同じように発展してきました。
人類が生き延びてゆくには、文科系も理科系も同等に共存してこそ成り立ってゆくものでしょう。
映画スターウォーズに登場する人々の服装にしても科学的な暮らしとは裏腹な原始的な住まいにしても、その共存を揶揄しているように私は解釈しています。

「神話を大切にしない民族は滅びる。」という文化人類学の定義を大前提にするかしないかで、これからの地球の方向性が定まってゆくようにも思います。

「夏至の日にこうべを垂れて手を合わせ」

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