五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

希求する

2016年10月06日 | 第1章 意識と知覚
希求する2016年10月6日

自分が求めているものを現実に叶えようとする時、修練したり、学んだり、工夫したりしながら、叶えるものを求めていきます。

希求するものが修練したり学んだりしながら育んでいけるものであれば、イメージがある程度はっきりしているはずですが、希求しているものが愛であるとそうそう上手く事は運ばないようです。
「愛されたい自分」のイメージが強く、それを相手に求めて、自分が満足したいと思えば思うほど、自分のイメージしている愛とは違うことで、どんどん不満な心が芽生えていきます。
特に親への愛の希求が配偶者や子供、友人達に及ぶと、自分自身の問題であることに気付かない限り、いつまでもいつまでも希求し続けていきます。

何かが出来ないのは、親のせいだ。
親が小さい頃○○をしてくれなかったからだ。
等等、
小さな事を含めて、私自身もそんな「たら、れば、」は、生育史の問題として沢山携えながら生きてきましたが、「希求する愛」と「天のおおいなるもの」を結び付けながら希求する愛を思索して、検討してゆくことで、自分自身の孤独感の問題として捉えられるようになってきたように思います。

いつまでも希求し続けていたら、宙ぶらりんです。
希求し続けるどこかの過程で、一旦何かに帰依することは、とても大事な人生の一こまであるかもしれません。
帰依する内容、人によって色々です。

一端、そこに留まり落ち着けば、また新たな扉が見えてくるはずです。そこから改めて扉を開いて見えてくるものを検討してゆけばよいのです。

一気に希求するものを叶えることを望むのは、赤ちゃんであれば、当然の事でしょうが、生育していけばいくほど、叶えるものの過程を段階踏んでいくことの知恵がその人の生きる力になっていくはずです。

自分の希求度の満足、不満足度、、、はてさて如何なものでしょう~。


勉強会予定:
ユースフルライフ研究所 公開講座
10月14日~16日は町田ワークショップ
10月18日つつじヶ丘勉強会
11月1日火曜日 腰越勉強会


NPOキュールの勉強会
10月21日金曜日 東急セミナーBE雪谷大塚校
10月28日金曜日 東急セミナーBEたまプラーザ校

チャリティーコンサートのお知らせ:
10月9日日曜日 横須賀 カトリック三笠教会 13時~
料金1,500円 



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