五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

若さを楽しむ2016年10月11日

2016年10月11日 | 第2章 五感と体感
若さを楽しむ2016年10月11日

9日、横須賀のカトリック三笠教会にて、チャリティコンサートが行われました。
今年も東日本大震災で被災した「ささえ愛山元」さんを中心に売り上げを全額寄付とのことです。私自身、今まで関わってきた支援活動の今の出来る事を模索している中、本当に有り難いチャリティコンサートでした。出演者の方々、三笠教会の企画&実施の皆様、ありがとうございました。

お天気が心配でしたが、午後からはお天気も回復し、大勢の観客が若い音楽家の演奏だけでなく出で立ちも併せて、エネルギーを頂き、心から楽しませていただきました。
というのは、今回はテノールとトランペットの男子学生が出演。観客は、おじいちゃん、おばあちゃん、壮年、中年という年齢層というわけで、若い男性の歌声と演奏に観客全員、目がキラキラ。。。勿論私も。
普段、若い人達に囲まれて仕事をしていても、それとこれとは別物なようです。

舞台で成熟した表現者を観る事も素敵な事ですが、青竹の様な伸びやかな表現者に触れ合うと自分の内の底の方からエネルギーが湧いてくるような感覚になるのです。
中年のおばちゃんであることを受容しているからこそ、たぶん、こんな事が書けるのだと思うと、生きてきた歳月が案外長くなっている事に気付かされます。

「若い」というだけで、素晴らしいのよ。

と、昔、先輩方に言われていた事も蘇り、ほんとうにそうだな~~、と納得した連休でありました。
今度は、私が若い人たちに言う立場になってしまったようです。

そうそう。若いというだけで素晴らしい。

周囲の若さを楽しみながら、私も元気を頂いていることは、森羅万象の循環をも楽しんでいると言う事に繋がりそうです。

感謝。



勉強会予定:
ユースフルライフ研究所 公開講座
10月14日~16日は町田ワークショップ
10月18日つつじヶ丘勉強会
11月1日火曜日 腰越勉強会


NPOキュールの勉強会
10月21日金曜日 東急セミナーBE雪谷大塚校
10月28日金曜日 東急セミナーBEたまプラーザ校

チャリティーコンサートのお知らせ:
10月9日日曜日 横須賀 カトリック三笠教会 13時~
料金1,500円 終了



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世代交代

2016年10月09日 | 第9章 愛
世代交代2016年10月9日

自分の家を建てたり、自分の家を買うことは、一世一代の大仕事です。
私も然り。20年前に土地を買い、家を建てました。
あっという間の20年です。
そんな節目の年に、路を隔てた大きな土地に数件の家が建ちました。
将来の事を見据えてこの場所に家を買った人達は、20年前の私ぐらいの年齢です。
これからお子さん達が成長する様子をにこにこしながら眺められると思うと楽しみが一つ増えた思いがして、空気が入れ替わった感覚も覚えます。
我が家も宅地造成された土地であり、同時期に家を購入した数件のご近所さんと有り難い事に仲良く穏やかに暮らしています。
私道を中心に家が建っているので、数年前から焼き鳥作りの得意な御主人がパーティを開いてくださるようになり、駐車場や私道にバーベキューの道具と椅子とテーブルを並べて、宴会が始まります。馴染みの宅急便の方や郵便配達の方にも配達ついでに焼き鳥を持て成すので、どうもこの宴会は郵貯の某本局で話題になっているらしいのです。

昨日は、生憎の雨でしたが、それぞれの屋根付きの駐車場を使い、焼き鳥パーティを決行。新たな住民のご家族もお誘いし、総勢20人の宴会となりました。
午後になると晴れ間も出て、宴会は夕方まで続きました。

若い御主人達が、高い場所に設置したテントを外し、片付けにも参加してくださり、かつて若かった私達も何となく安堵感を得たりして、お腹一杯の井戸端会議が無事終了。
子育てが終わり、我が家以外はお孫さんも大きくなってきたご近所さん。東急線の一番こじんまりとした駅の穏やかさが気に入り、若い世代がこの地に居を構えた居住地選択のセンスは素晴らしい。。。と、讃えつつ、今後も変わらず穏やかさの個性を継続できそうな気配に嬉しく思いました。
世代交代って、こういうことの繰り返しで、徐々に交代していくものなのかもしれません。

宴会計画、実行してくださったご近所さんに心から感謝です。

勉強会予定:
ユースフルライフ研究所 公開講座
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10月18日つつじヶ丘勉強会
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10月9日日曜日 横須賀 カトリック三笠教会 13時~
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過去の体験の扱い

2016年10月08日 | 第2章 五感と体感
過去の体験の扱い2016年10月8日

辛い体験の体験が自分の考え方や解釈に影響しているならば、幸福な体験が同じように自分の考え方や解釈に影響している事も当然の事でしょう。

幼い頃の体験があまりにも満たされ、守られていた事で、それが本人にとって当たり前のことであるとしたら、中学、高校と歳を重ねていくにつれて、そのことが理想となり、自立の心がなかなか育ってゆかない事もあるように思います。

小学生の頃までの守られた環境が、徐々に外へと開かれていく時に、自己と他者、自分と家庭の関係も再構築されていくことは、自然な事なのだとも思います。
外に出る事に恐怖を感じるのであるとしたら、「何が怖いのか」という感情を理解しながらしっかりと聴いていく時間が必要かもしれません。

小学生の頃までの両親との関係が、甘美なものであればあるほど、外の怖さを人一倍感じやすくなる事もありそうです。
親の愛が、「程良い素地となる」ような事が「当たり前」で済んでしまう事もあれば、「とても困難」になる事をこの二つの視点から子育てする側と見守る側が少なからず意識をしていくことが大事なように思います。
でも、そんなことをいちいち意識して子育てなんてしていられませんが、時々自己点検してみる余裕を持つだけでも、健全に生き延びていく大事なプロセスかもしれません。

「どんなふうに育ったか。」
何が正解かは、さっぱり解りませんが、自分の親からの育てられ方を思い出しつつ俯瞰してみると、自分の傾向がちょこっと見えてくるはずです。
それを「受け容れているか」、「受け容れられないでいるか」も、その人の個性に表れていることも「人の不思議」の一つかもしれませんね

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希求する

2016年10月06日 | 第1章 意識と知覚
希求する2016年10月6日

自分が求めているものを現実に叶えようとする時、修練したり、学んだり、工夫したりしながら、叶えるものを求めていきます。

希求するものが修練したり学んだりしながら育んでいけるものであれば、イメージがある程度はっきりしているはずですが、希求しているものが愛であるとそうそう上手く事は運ばないようです。
「愛されたい自分」のイメージが強く、それを相手に求めて、自分が満足したいと思えば思うほど、自分のイメージしている愛とは違うことで、どんどん不満な心が芽生えていきます。
特に親への愛の希求が配偶者や子供、友人達に及ぶと、自分自身の問題であることに気付かない限り、いつまでもいつまでも希求し続けていきます。

何かが出来ないのは、親のせいだ。
親が小さい頃○○をしてくれなかったからだ。
等等、
小さな事を含めて、私自身もそんな「たら、れば、」は、生育史の問題として沢山携えながら生きてきましたが、「希求する愛」と「天のおおいなるもの」を結び付けながら希求する愛を思索して、検討してゆくことで、自分自身の孤独感の問題として捉えられるようになってきたように思います。

いつまでも希求し続けていたら、宙ぶらりんです。
希求し続けるどこかの過程で、一旦何かに帰依することは、とても大事な人生の一こまであるかもしれません。
帰依する内容、人によって色々です。

一端、そこに留まり落ち着けば、また新たな扉が見えてくるはずです。そこから改めて扉を開いて見えてくるものを検討してゆけばよいのです。

一気に希求するものを叶えることを望むのは、赤ちゃんであれば、当然の事でしょうが、生育していけばいくほど、叶えるものの過程を段階踏んでいくことの知恵がその人の生きる力になっていくはずです。

自分の希求度の満足、不満足度、、、はてさて如何なものでしょう~。


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秋の野の花

2016年10月05日 | 第2章 五感と体感
秋の野の花2016年10月5日

10月4日は鎌倉腰越での勉強会でした。台風の影響で気温がぐんぐん上がり、腰越もむしむしとした暑さとなり、会場までのお山の道で蚊に刺され、痒みが引くまで落ち着かず、こんな10月は経験した事がありません。
台風の暴風の速度も、今まで聞いた事の無いような数字です。
15,6年前、パリのチュルリー公園のまん前のホテルでクリスマスから年明けを過ごした時に経験した暴風雨の被害が甚大だった事をふと思い出します。朝起きると公園の大木が何本も根こそぎ倒れていました。嵐の後に訪れたバルビゾン村やディズニーランドの光景は、いつもよりも印象に残っています。
考えてみれば、この頃から既に経験した事の無い気象を体験していた事になります。

本来ならばこの季節、ひっそりと彩りを愉しませてくれる野の花の最盛期です。
鎌倉の自然が残る山道の小さな花々は、やはり今年も咲いていました。蒸し暑さに気を取られて危うく見つけるのを忘れそうになっていましたが、蚊に刺されながらも年に一度のお愉しみは外さずに済みました。
時間に余裕があれば、湿度の低い秋晴れの一日を鎌倉の山道を歩きたいものですが、なかなか叶いません。せめては自分の行動する場所の中で、秋の野の花と語らう時間を大切にしたいものです。
来月になると、ツワブキの花が咲き出します。ツワブキが咲き出すと秋の花はそろそろお終いです。

昨日は会場の主(あるじ)から、サクラタデを頂きました。小さな小さな白い花が咲いているのですが、よく見るとその小さな花がまるで桜のようなのです。葉っぱがタデと同じなので、サクラタデと呼ばれているようです。
差し木をするため花器に入れて根を育てていたものなので、台風が過ぎ、蚊のご機嫌を窺いながら、小さな鉢でまずは育ててみることとします。

秋の野の花うつくしや。

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萩満開

2016年10月02日 | 第2章 五感と体感
萩満開 2016年10月2日

我が家の名物萩が満開になりました。このところの天気の悪さで花の大きさが幾分小さい感じもします。
一年のうちで一番賑やかになる庭は、広ければ、小路のひとつでも作るのですが、そんな余裕も無く大きな二株が庭をふさぎ、遠慮することなく枝をくゆらせています。
それに負けじと紅葉の木も今年は随分背が高くなり、自由奔放な紅葉に埋もれながらも頭は出せるようになってきました。

萩の花が終わり葉が散る時期まで、野趣の庭をのんびり楽しみます。

そろそろ終わりの水引と秋明菊を愛おしく、立ち木枯れになりつつある百合を待ち、毎年同じパターンで我が家の秋の庭を過ごす事が、安定感の要素の一つであることはほんとうのようです。

野に咲く花が家に咲く幸せ感が搾取の無いニュートラルな状態のお休み処のように思います。

もう少しからりとした気候を願い、天高い秋の空「くう」は、自然界と身体の浸透圧をいつもよりも感じ取りやすいのです。自然に含まれる身体の感覚と身体に含まれる自然の感覚を体感しながら冬に向けての準備が整えてゆきたいものです。

勉強会予定:
ユースフルライフ研究所 公開講座
10月4日火曜日 腰越勉強会
10月14日~16日は町田ワークショップ
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豊かな落ち着き

2016年10月01日 | 第2章 五感と体感
豊かな落ち着き2016年10月1日

自分の持っているエネルギーの出す塩梅と落ち着きの幅の広さが多少広く大きくがなってきたような、そんな感じになってきたことを思います。
いつまでも20代、30代のエネルギーと同じ放出をしていたらきっと力尽きているはずですから、知らないうちに自分の身体が程良い塩梅を測ってきたのかもしれません。

昨日の講座後の受講生の皆様とのいつもの食事の間、良い塩梅をそれぞれ模索してきたお仲間とはいえ、一人一人の人生の過程において、自分の柱を身体と心に携えながらこの場で出会っている事に、しみじみ感謝しました。
豊かな落ち着きを愉しみながら、自分と向き合う時間は、やっぱりいいものだ、と、語り合いながら皆様とお別れしました。

エリクソンの表に記されているように、死と云うテーマを向かい合う時に、絶望感と知恵が対極にある事が「とても面白いと」、最近強く意識するようになっている事も、自分がその時期に近付いている事が明らかであることを受容するようになったからなのかもしれません。
どうしようもなく湧き出してくる感情に「知恵」を受け入れる余裕がもたらされたら、幸福感を自分の内から構築する事ができるようになるはずです。
それには、知恵を受け入れる余裕を持たないといくら知恵を授かっても自分の内に咀嚼する機会が生まれません。
そのためには、やはり、自己受容という問題からは逃れられないでしょう。

自分らしい豊かな落ち着きを何とはなしにイメージしながら、無理せず焦らず矛先をそこに向けてみる暮らしを心掛けていたいものです。
いつしか、繋がることを信じる事も知恵をもたらす大事な条件でありましょうね。。。
そんなことを心に秘めながら、今日も一日過ごすと致します。

勉強会予定:
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10月4日火曜日 腰越勉強会
10月14日~16日は町田ワークショップ
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10月21日金曜日 東急セミナーBE雪谷大塚校
10月28日金曜日 東急セミナーBEたまプラーザ校

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10月9日土曜日 横須賀 カトリック三笠教会 13時~
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