先月24日、英国で行われた試合結果です。
WBOヘビー級戦(暫定王座決定戦):
ジョー ジョイス(英)TKO11回1分5秒 ジョセフ パーカー(ニュージーランド)
*2016年のリオデジャネイロ五輪に出場し、スーパーヘビー級で銀メダルを獲得したジョイス。プロ転向後は、現WBAレギュラー王者ダニエル デュボア(英)を破るなど、順調に成長してきました。今回拳を交えた元WBO王者のパーカーは、これまでにアンソニー ジョシュア(英)やディリアン ホワイト(英)、アンディ ルイス(米)等、強豪たちとの対戦も多い強豪中の強豪。まさにジョイスにとり、進化を問われる一戦です。
南太平洋の雄相手にジョイスは、左ジャブから右ストレートという基本に忠実な普段通りのボクシングを展開。時折、パーカーにクリーンヒットを許しますが、慌てることなく淡々と自分のボクシングを続けていきます。派手さはないものの、徐々に、徐々にと元世界王者を追い込んでいったジョイス。最後は左でパーカーからダウンを奪い、そこでゲーム終了。一発で仕留めたというより、それまでに蓄積させていったダメージがダウンに現れたと言っていいでしょう。
一線級の選手に初めてのKO負けを与えると同時に、暫定ながらも世界のベルトを獲得したジョイス。WBOの正規王者で、3団体統一王者でもあるオレクサンデル ウシク(ウクライナ)との対戦はもちろん、WBC王者タイソン フューリー(英)や、デュボアとの再戦、ホワイトとの対戦実現が今から待ち遠しいですね。
新たに暫定王者が誕生したヘビー級。下記は2022年10月2日現在の、最重量級王者達の顔ぶれです。
WBA(スーパー):オレクサンデル ウシク(ウクライナ/防衛回数1)
WBA(レギュラー):ダニエル デュボア(英/0)
WBC:タイソン フューリー(英/2)
IBF:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/1)
WBO:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/1)
WBO(暫定):ジョー ジョイス(英/0)
OPBF(東洋太平洋):ジャスティン フニ(豪/0)
WBOアジア太平洋:ウラジスラフ シレンコ(ウクライナ/0)
日本:但馬 ブランドン ミツロ(KWorld3/0)