先週20日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本バンタム戦:
王者堤 聖也(角海老宝石)TKO9回2分42秒 挑戦者大嶋 剣心(帝拳)
*6月に現在保持している王座を獲得した堤。今回の初防衛戦では、2月に当時空位だった王座決定戦に出場し、負傷判定負けを喫していた大嶋を迎えて行うことになりました。
実力拮抗者同士の対戦は、中盤以降に堤が止まらぬ連打からペースを把握。大嶋も終盤まで粘りましたが、最後は王者がパンチをまとめて挑戦者をキャンバスに送ることに成功。数年ぶりに日本バンタム級王者が初防衛を果たすことになりました。
国内王者としてもまだまだ成長過程にある堤。井上 尚弥(大橋)はあまりにもかけ離れた存在になってしまいますが、OPBF王者千葉 開(横浜光)やWBOアジア太平洋王者西田 凌佑(六島)と対戦も目に入れながら防衛回数を伸ばしていって貰いたいものです。
下記は2022年10月28日現在の、バンタム級王者たちの顔ぶれとなります。
WBA:井上 尚弥(大橋/防衛回数6)
WBC:井上 尚弥(大橋/0)
IBF:井上 尚弥(大橋/5)
WBO:ポール バトラー(英/0)
OPBF(東洋太平洋):千葉 開(横浜光/0)
WBOアジア太平洋:西田 凌佑(六島/2)
日本:堤 聖也(角海老宝石/1)