今から30年前の1993年3月6日、米国ニューヨーク州で行われた試合結果です。
WBCウェルター級戦:
挑戦者/IBFスーパーライト級王者パーネル ウィテカー(米)判定3対0(117-111、115-113、115-114)王者ジェームス マクガート(米)
(ボクシングの聖地マジソン・スクエア・ガーデンで行われた注目のウェルター級戦)/ Photo: Wikipedia
*3月とは言え、まだまだ寒いニューヨークのリングで、当時を代表する2人の技術者が対戦。半年前にスーパーライト級の王座を獲得したばかりの小柄のウィテカーが、ニューヨークを主戦場としていた実力者マクガートに快勝。統一ライト級、IBFスーパーライト級に続き、3階級制覇達成に成功しました。
実力拮抗者同士の対戦だっただけに、接戦は勿論、ウィテカーの敗北すらも予想されていた戦いでした(と言っても、確率はかなり低いと思われていました)。しかし蓋を開けて見ると、マクガートも意地を見せる場面もありましたが、ウィテカーが持ち前の相手を小ばかにするボクシングを見せながら勝利。ライト級でも小柄な部類に入る選手が、同級でも問題なくやっていける事を証明しています。
この試合が行われた1993年初頭のボクシング界の最大の話題は、デビュー以来の全勝記録を85に伸ばしていたフリオ セサール チャベス(メキシコ)に「だれが黒星を付けるか」でした。その打倒チャベス候補に挙がっていたのがWBCスーパーウェルター級王者テリー ノリス(米)であり、今回拳を交えたウィテカーとマクガートでした。そしてこの試合に勝利を収めたウィテカーが、半年後にチャベスと拳を交える事になりました。