DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ジョシュア、再起に成功(ヘビー級)

2023年04月04日 05時58分20秒 | 世界ボクシング

先週末1日・土曜日、英国で行われた試合結果です。
ヘビー級戦(12回戦):
アンソニー ジョシュア(英)判定3対0(118-110、117-111x2)ジャーメイン フランクリン(米)

*2021年9月に、地元のリングで天敵オレクサンデル ウシク(ウクライナ)にヘビー級王座から引きずり降ろされたジョシュア。昨年8月にサウジアラビアで行われた直再戦でも、苦手意識が出てしまい返り討ちにあってしまいました。

今回の再起戦でジョシュアが対戦したフランクリンは、昨年11月に元WBC暫定王者ディリアン ホワイト(英)に判定負けを喫したものの、善戦が大いに評価された選手。現在のジョシュアにとり、ちょうどいい相手だったと言っていいでしょう。

固いガードから、左ジャブとそれに続く右を放ち手堅いボクシングを展開したジョシュア。2連敗中とあって、慎重にならざるを得ないかもしれませんが、少々アクションに欠ける試合運びでした。対するフランクリンは、勇敢に元王者に食らいつきこの日も見せ場を作りました。敗れたとはいえ、再びビックネームとの対戦話が浮上するかもしれません。

再起戦で無難な判定勝利を収めたジョシュアですが、その表情からは自信が見られず、以前のようなオーラは放っていませんでした。しかしその実力はいまだにヘビー級最上級クラスである事は間違いありません。世界王座に返り咲けるかどうかは、精神面でどれだけ回復出来るかでしょうね。

 

2023年4月4日現在の最重量級王者たちは下記のようになります。

WBA(スーパー):オレクサンデル ウシク(ウクライナ/防衛回数1)
WBA(レギュラー):ダニエル デュボア(英
/1)
WBC:タイソン フューリー(英/3)
IBF:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/1)
WBO:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/1)
WBO(暫定):ジョー ジョイス(英/0)
OPBF(東洋太平洋):ジャスティン フニ(豪/1)
WBOアジア太平洋:ウラジスラフ シレンコ(ウクライナ/0)
日本:但馬 ブランドン ミツロ(KWorld3/1)

*今月22日に対戦が予定されていたウシクとタイソン ヒューリー(英)による4団体王座統一戦は残念ながら空中分解する形に。代わってウシクには、夏前にWBAレギュラー王者ダニエル デュボア(英)とのWBA内での王座統一戦の話があるようです。

昨年師走に対戦の話が出たフューリーとジョシュア。両者による対戦話が再び出る可能性もあるのではないでしょうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

意見番(04‐04‐23)

2023年04月04日 05時07分52秒 | ボクシングネタ、その他雑談

*村田 諒太(帝拳)が正式に引退を表明し、井岡 一翔(志成)のピークも過ぎ去った感があります。果たしてこの中から、次の日本ボクシング界の主役が誕生するのでしょうか!?

Photo: Amazon.co.jp

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする