DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ラミレス、強豪コミーをストップ(スーパーライト級)

2023年04月03日 05時41分25秒 | 世界ボクシング

先月25日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
スーパーライト級戦(12回戦):
元WBC/WBOスーパーライト級王者ホセ カルロス ラミレス(米)KO11回2分31秒 元IBFライト級王者リチャード コミー(ガーナ)

*世界王座から転落したのが2021年5月。その後昨年3月に、元IBFスーパーフェザー級、WBOライト級王者ホセ ペドラサ(プエルトリコ)を明白な判定で破り再起に成功。当時空位だったWBC王座への決定戦出場権を手に入れていましたが、プライベートでの事情(結婚だそうです。おめでとうございます。)等で出場を辞退。ラミレスに代わり出場権を得、王座を獲得したレジス プログレイス(米)への挑戦話もありましたが、報酬への不満からその時は試合出場を辞退しています。

結局、1年のブランクを作ってしまったラミレスですが、リング内では相変わらず好戦的なボクシングを披露。持ち前の手数と前進力で実力者コミーを圧倒しその実力を誇示。世界王座への返り咲きへ大きく前進した形となりました。

それほど器用な選手ではないだけに、プログレイスとの一戦が実現した場合苦戦が強いられることになるでしょう。しかし好選手が目白押しなスーパーライト級なだけに、今後も会場を沸かしていく存在であり続けるでしょう。

2019年師走に、テオフィモ ロペス(米)にIBFライト級王座を奪われて以来、1勝2敗1引き分けと中々白星を伸ばせないコミー。敗れた相手がラミレスやワシル ロマチェンコ(ウクライナ)と仕方がないかもしれませんが、実力もあり毎回面白い試合を提供してくれるだけに、もう一頑張りして貰いたいですね。

現在は無冠の元2冠王ラミレス。この試合が終わった2023年3月25日時点での、ラミレスが活躍するスーパーライト級の王者たちの顔ぶれは下記のようになります。

WBA:アルベルト プエジョ(ドミニカ/防衛回数0)
WBC:レジス プログレイス(米/0)
IBF:スブリエル マティアス(プエルトリコ/0)
WBO:ジョシュ テーラー(英/1)
OPBF(東洋太平洋):永田 大士(三迫/0)
WBOアジア太平洋:平岡 アンディ(大橋/4)
日本:空位

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