DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

一人以上の王者(色々:03‐21‐23)

2023年03月21日 05時03分12秒 | 世界ボクシング

最近(2023年3月21日ごろ)のニュースです。

今回は、一つの王座に複数の王者が君臨するタイトルを挙げてみました。年内に、どれだけの王座が一つにまとまるのでしょうか!?

ヘビー級:
3団体統一(IBF/WBA/WBO):オレクサンデル ウシク(ウクライナ)
WBA(レギュラー):ダニエル デュボア(英)

WBO(暫定):ジョー ジョイス(英)

*ウシクは来月にも、WBC王者タイソン フューリー(英)との頂上決戦が行われるとの情報アリ。また、両者の対決には再戦条項付きになる予定。ウシク、フューリーのどちらが勝利を収めても、4団体統一というのは一時的なものになるのではないでしょうか。ジョイスは来月に張 志磊(中国)との防衛戦を予定しています。

スーパーミドル級:
4団体統一:サウル アルバレス(メキシコ)
WBA(レギュラー):デビット モレル(キューバ)

WBC(暫定):デビット べナビデス(米)
WBO(暫定):ジョン ライダー(英)

*5月に「アルバレス対ライダー」戦が5月に行われます。べネビデスは前IBF王者カレブ プラント(米)との防衛戦に臨みます。すでに4度の防衛に成功しているモレルですが、プロでのキャリアは僅か8戦。しばらくは我が道を行きそうです。

ミドル級:
WBC:ジャモール チャーロ(米)
WBC(暫定):カルロス アダメス(ドミニカ)

*チャーロにはIBF、WBA王座を順次返上したゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)が接近中だとか。

スーパーウェルター級:
4団体統一:ジャーメル チャーロ(米)
WBC(暫定):セバスチャン フンドラ(米)

WBO(暫定):ティム チュー(豪)

*フンドラは来月に防衛戦を予定。最終的には「チャーロ対フンドラ」も、「チャーロ対チュー」も行われない気がします。

ウェルター級:
3団体統一(IBF/WBA/WBC):エロール スペンス(米)
WBA(レギュラー):エイマンタス スタニオリス(リトアニア)
IBF(暫定):ジャロン エニス(米)

*来月、スタニオリスが注目株バージル オルティス(米)を迎え防衛戦を行います。結局は実現しなかったスペンスとWBO王者テレンス クロフォード(米)の一戦。このまま両者の対戦はないでしょうね。減量苦が囁かれるスペンスですが、ジャーメル チャーロとの対戦を目論んでいるのではないでしょうか。

ライト級:
4団体統一:デビン ヘイニー(米)
WBA(レギュラー):ジャルボンテ デービス(米)

*ヘイニーは5月に、あのワシル ロマチェンコ(ウクライナ)との大一番が控えています。デービスもライアン ガルシア(米)との注目度大の一戦を来月に行います。しかしリング外でトラブルがあり過ぎるデービス。ガルシア戦後に実戦を行えるかすらも定かではありません。

フェザー級:
WBC:レイ バルガス(メキシコ)
WBC(暫定):ブライアン フィゲロア(米)

*バルガスとフィゲロアの一戦はすぐに行われることになるでしょう。

ミニマム級:
WBA(スーパー):ノックアウト CP フレッシュマート(タイ)
WBA(レギュラー):エリック ロサ(ドミニカ)

*本来なら今月1日に対戦する筈だった両雄。しかしロサがタイへの入国を拒否されたため中止に。

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あの試合から30年(WBCフライ級)

2023年03月20日 05時25分53秒 | ボクシングネタ、その他雑談

今から30年前の1993年3月20日、タイで行われた試合結果です。
WBCフライ級戦:
王者ユーリ 海老原 アルバチャコフ(協栄)TKO9回1分44秒 挑戦者/前王者ムアンチャイ キティカセム(タイ)

*北国ロシア出身のユーリが、前王者ムアンチャイの挑戦を受けるためにタイに渡った30年前の初春。ユーリが「これこそ世界王者だ!」という盤石のボクシングを披露する事に成功。常夏の地でライバルを葬り、防衛記録を2に伸ばすと同時に、その強さを日本国外にも強烈に発信しました。

タイで行われる世界戦と言えば、日本人選手をはじめ、海外の選手にとり勝利が非常に難しいとされる鬼門中の鬼門。年がら年中暑く、湿気が高い。しかも屋外での試合が多く、観衆も地元選手贔屓でアウェーの選手にとり障害が「これでもか!?」と山積されています。そんな中ユーリは、試合前から異常なぐらいに落ち着きを保ち、世界王者として模範すべき姿を見せ続けてくれました。

(敵地タイで、終始落ち着いたボクシングを展開したユーリ)/ Photo: goo Blog

6回までの前半戦を偵察戦に費やしたユーリは、7回からギアを一気に上げていきます。あっという間にダウンを奪い、試合を終わらせようとしたユーリ。とどめを刺そうと攻勢に出るも、あろうことかその回が残り32秒/31秒のところで終了してしまいます。協栄ジムの金平会長は猛烈に抗議しますが、そこでもユーリは沈着冷静さを保ち続けます。

(ライバルに攻撃を仕掛けるユーリ)/ Photo: ボクシング名勝負ブログ

8回を再び偵察戦に費やしたユーリは迎えた9回、一気に試合を終わらせてしまいました。ムアンチャイが打たれ脆いとは言え、ライバルからまたたく間に3度のダウンを奪い一気にフィニッシュ。9ヶ月前の1992年6月23日に拳を交えている両雄ですが、その時はダウン応酬の激しいペース争いが続きました。しかしこの再戦では、ユーリが実力者ムアンチャイに、「実力差」を見せつけ快勝。ライバル戦に終止符を打っています。

(敵地で「横綱相撲(ボクシング)」を見せつけたユーリ)/ Photo: 日本ボクシング専門ブログ

この勝利以降、日本や本場アメリカのボクシング専門誌の誌面では、ユーリと、軽量級のマイケル カルバハル(米)やウンベルト ゴンザレス(メキシコ)、そしてリカルド ロペス(メキシコ)等、軽量級のスーパースター/実力者たちとの夢の対戦話がしきりに持ち上がるようになりました。

憎いばかりに落ち着き、そして強かったユーリ。私(Corleone)はこの試合がユーリのベストバウトだと思います。頻繁にリングネームを変更したユーリですが、デビュー当時は「チャコフ ユーリ」と名乗り、その後「ユーリ 海老原」に変更。この試合では「ユーリ 海老原 アルバチャコフ」の名前でリングに上がっています。

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二代目決定戦だそうです(色々:03‐19‐23)

2023年03月19日 05時14分39秒 | 世界ボクシング

最近(2023年3月19日ごろ)のニュースです。

1)WBCのみに存在するヘビー級の次に重いブリッジャー級。この王座の二代目王者決定戦が一ヶ月後の4月22日、ポーランドで行われます。この試合に出場を予定しているのはアレン バビッチ(クロアチア)とルカシュ ロザンスキ(ポーランド)。世界戦ではなく、WBCの地域王座戦という色合いが強いですね。

2)WBCはライトヘビー級王者で、IBFとWBO王座も保持するアルツロ ベテルビエフ(露/カナダ)に対し、指名挑戦者カラム スミス(英)と防衛戦を行うよ指示を出しました。

3)先日16日、カナダでベテルビエフが保持するIBF王座への挑戦者決定戦が行われ、11勝(4KO)1敗の25歳のミハエル アイファート(Eifert/独)が、これまでに2度同級王座を獲得してきたジャン パスカル(ハイチ/カナダ)に明白な判定勝利(3対0:118-110、117-111、115-113)。勝率/KO率100パーセント王者への挑戦権を獲得しました。

ちなみにベテルビエフは1月末に、WBOの指名挑戦者アンソニー ヤード(英)を退け防衛回数を伸ばしています。

4)WBAはミドル級唯一王者エリスランディ ララ(キューバ)に対し、1位のマイケル ザラファ(豪)との対戦に向けての交渉に入るよう指示を出しています。

5)前4団体統一ライト級王者ジョージ カンボソス(豪)が6月に、マイナー団体IBOタイトル保持者のマキシ ヒューズ(英)への挑戦、そして自身の再起戦を予定しています。

6)OPBF(東洋太平洋)フライ級王者桑原 拓(大橋)が先週14日、後楽園ホールのリングに登場。メキシコの中堅選手ホセ リバスに51秒でTKO勝利を収めています。

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今週末の試合予定

2023年03月18日 05時08分48秒 | 世界ボクシング

2023年3月第三週末の主な試合予定です(2023年3月18日から24日まで)。

20日 月曜日
後楽園ホール
日本バンタム級戦:
王者堤 聖也(角海老宝石)対 挑戦者南出 仁(セレス)

*この期間、上記の試合以外にも世界各地で様々な規模の興行が予定されています。

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金メダリストのヨカ、手痛い連敗(ヘビー級)

2023年03月17日 05時17分39秒 | 世界ボクシング

先週末11日、フランスで行われた試合結果です。
ヘビー級戦(10回戦):
カルロス タカム(カメルーン/仏)判定2対1(96-94x2、94-96)トニー ヨカ(仏)

*2016年のリオ五輪に出場し、現WBO暫定王者ジョー ジョイス(英)を破り金メダルを獲得したヨカ。プロ転向後、ゆったりとしたペースで実戦を重ねてきましたが、昨年5月に初黒星を喫してしまいました。世界王座への挑戦の経験を持つベテランを倒し、勢いを取り戻したかったヨカですが、思わぬ連敗を喫してしまいました。

10回終了後に出された採点は、2対1の競ったもの。しかし試合自体は終始タカムのペースで進行していました。アマチュアでの輝かしい実績に加え、身長201センチ、リーチが208センチと体格も一流。まだまだ30歳と衰えるには早すぎる年齢です。しかしヨカに限って言えば、このまま消えてしまいそうな気配があります。

本来なら世界挑戦間近と行きたいヨカですが、この一年でその計画から大きく後退する事になってしまいました。何はともあれ、2023年3月17日現在の最重量級王者たちを確認しておきましょう。

WBA(スーパー):オレクサンデル ウシク(ウクライナ/防衛回数1)
WBA(レギュラー):ダニエル デュボア(英
/1)
WBC:タイソン フューリー(英/3)
IBF:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/1)
WBO:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/1)
WBO(暫定):ジョー ジョイス(英/0)
OPBF(東洋太平洋):ジャスティン フニ(豪/1)
WBOアジア太平洋:ウラジスラフ シレンコ(ウクライナ/0)
日本:但馬 ブランドン ミツロ(KWorld3/1)

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二人目のチュー2世、5連勝(スーパーウェルター級)

2023年03月16日 05時36分37秒 | 世界ボクシング

先日12日、豪州で行われた試合結果です。
スーパーウェルター級戦(6回戦):
ニキタ チュー(豪)TKO4回1分46秒 ボー べルビン(豪)

*元統一スーパーライト級王者コンスタンチン チュー(露/豪)の次男坊で、暫定ながらもWBOスーパーウェルター級王座を獲得したティム チュー(豪)の実弟ニキタ。昨年3月に、兄と同じくスーパーウェルター級でプロデビュー。これまでに4連勝(3KO)を飾ってきました。

今回対戦したべルビンは、ニキタより若干キャリアがあり、ここまでの戦績が7戦全勝(5KO)と中々の選手。今回の試合を含め、5戦すべてを6回戦で行ってきたニキタにとり、ちょうどいい相手ではないでしょうか。

実兄ティムより攻撃色が強いニキタは初回から、左右のコンビネーションパンチを上下に放ちライバルを圧倒。4回TKO勝利を収めると同時に、6回戦レベルでは超越した力がある事を誇示しています。

戦績を5戦全勝(4KO)に伸ばしたニキタ。そろそろもう一つ上のレベルでの試合を見たいですね。ちなみにティムも5戦目では6回戦で戦っていましたが、コンスタンチンは4戦目から10回戦のリングに登場。既に元世界王者を撃退していました。

ニキタが顔を出すのはまだ先の話になりますが、2023年3月16日現在のチュー兄弟が活躍するスーパーウェルター級のタイトル保持者たち顔ぶれを確認しておきましょう。

WBA:ジャーメル チャーロ(米/防衛回数2)
WBC:ジャーメル チャーロ(米/3)
WBC(暫定):セバスチャン フンドラ(米/1)

IBF:ジャーメル チャーロ(米/2)
WBO:ジャーメル チャーロ(米/0)
WBO(暫定):ティム チュー(豪/0)
OPBF(東洋太平洋):井上 岳志(ワールドスポーツ/0)
WBOアジア太平洋:井上 岳志(ワールドスポーツ/0)
日本:出田 祐一(三迫/0)

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好カードが目白押し(色々:03‐15‐23)

2023年03月15日 05時34分21秒 | 世界ボクシング

最近(2023年3月15日ごろ)のニュースです。

今春は、日本人選手が出場する試合を含め、数多くの好試合が組まれています。まだ正式発表はされていませんが、5月から6月に実現が予定されている試合を挙げていきます。

1)まずは5月の第一週末6日に、4団体統一スーパーミドル級王者サウル アルバレス(メキシコ)のリングに登場。WBO暫定王者ジョン ライダー(英)と対戦する予定です。

2)翌週末13日にはWBAスーパーライト級王者アルベルト プエジョ(ドミニカ)が登場。元WBAライト級暫定王者ロリー ロメロ(米)の挑戦を受けます。

3)6月10日には戦わずして3つのベルトを手放したWBOスーパーライト級ジョシュ テーラー(英)が、元3団体統一ライト級王者テオフィモ ロペス(米)の挑戦を受けます。

4)5月20日には新旧ライト級王者による対戦が実現する見通し。現4団体統一王者デビン ヘイニー(米)が、ワシル ロマチェンコ(ウクライナ)の挑戦を受けます。新時代の幕開けか、超絶王者の復権か!?

どの試合も楽しみですが、まずは無事に試合が行われることを願っております。

5)ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)の返上により、エリスランディ ララ(キューバ)が唯一の王者となったWBAミドル級。現在1位にランキングされているのはIBF王座決定戦に出場が噂されているマイケル ザラファ(豪)、2位は48歳となった元王者セルジオ マルティネス(亜)、3位は13戦全勝(9KO)でインターナショナル王者のオースティン ウィリアムス(米)、4位は18戦全勝(8KO)でNABAタイトル保持者のコナー コイル(アイルランド)となっています。

6)このまま引退が予想される元WBA王者村田 諒太(帝拳)。ひょっとしたらゴロフキンに敗れた4月9日に引退宣言を行うのかもしれませんね。

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チュー2世が22連勝で世界の頂点に(WBOスーパーウェルター級:暫定王座)

2023年03月14日 05時36分37秒 | 世界ボクシング

現地時間の一昨日(12日・日曜日)、豪州で行われた試合結果です。
WBOスーパーウェルター級戦(暫定王座決定戦):
ティム チュー(豪)TKO9回2分43秒 トニー ハリソン(米)

2016年師走にプロデビューを果たしている元統一スーパーライト級王者コンスタンチン チュー(露/豪)の実子ティム。ここまで21戦行い全勝(15KO)を記録。2020年の夏にマニー パッキャオ(比)やテレンス クロフォード(米)等、強豪選手と拳を交えてきた元世界王者ジェフ ホーン(豪)を、2021年3月には世界王座への挑戦を持つデニス ホーガン(豪)を撃退。同年11月には日本重量級の第一人者井上 岳志(ワールドスポーツ)に圧勝。そして昨年2022年3月にはアマチュアの名選手テレル ガウシャ(米)に明白な判定勝利を収め、本場米国でのデビューも無事果たしています。

本来なら1月末に4団体統一王者ジャーメル チャーロ(米)に挑戦する筈だったチューですが、その試合はチャーロの負傷により中止に。代わってチューは、元WBC王者でチャーロと1勝1敗の戦績を持つ実力者ハリソンとWBO暫定王座を争う事になりました。

実力拮抗者同士の一戦は、互いに譲らの競った展開になりました。そんな中チューが、3回以降持ち前の右を随所にクリーンヒットさせていきペースを把握していきます。左ジャブからの右ストレート(ワン・ツー)。ややフック気味の右。速度を変化させた右や突然の右や上下の打ち分けなど、その使い分けはまさに多彩。クリーンヒットと同時に、徐々に徐々にとライバルにダメージを蓄積させていきました。迎えた9回、その右からの連打でダウンを奪う事に成功。ハリソンはカウント内に立ち上がるも、レフィリーは試合継続を許さず。チューが接戦を制し、暫定ながらも22戦目にして世界のベルトを腰に巻くことに成功しています。

実父コンスタンチン同様、絶妙な距離感で元世界王者と堂々と渡り合ったチュー。動きが全体的にスローな部分は気になりますが、実際に対戦してみると相手にとりやりづらさがあるんでしょうね。ザブ ジュダー(米)はそのハンドスピードでコンスタンチンを極地に陥れ、リッキー ハットン(英)は手数でチュー1世に競り勝ちました。ジュダーのようなスピード型の選手や、強打をくぐり抜け、手数で勝負してくるハットン・タイプの選手と対戦した時、チュー2世はどのような対応をしていくのでしょうか。その辺りが今後の大きな関心点となっていくのではないでしょうか。

全勝記録を22(16KO)に伸ばすと共に、世界王座を獲得したチュー。今後の第一目標は「暫定」の2文字を取り払う事でしょう

(暫定ながらも世界にたどり着いたチュー2世)/ Photo: the Western Australian

 

南太平洋のスター選手が世界の一角に食い込んできたスーパーウェルター級戦線。この試合が終わった2023年3月12日時点での、同級王者たちは下記にようになります。

WBA:ジャーメル チャーロ(米/防衛回数2)
WBC:ジャーメル チャーロ(米/3)
WBC(暫定):セバスチャン フンドラ(米/1)

IBF:ジャーメル チャーロ(米/2)
WBO:ジャーメル チャーロ(米/0)
WBO(暫定):ティム チュー(豪/0)
OPBF(東洋太平洋):井上 岳志(ワールドスポーツ/0)
WBOアジア太平洋:井上 岳志(ワールドスポーツ/0)
日本:出田 祐一(三迫/0)

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あの試合から30年(2団体ライトフライ級)

2023年03月13日 05時22分03秒 | ボクシングネタ、その他雑談

今から30年前の1993年3月13日、米国ネバダ州で行われた試合結果です。
2団体ライトフライ級戦(王座統一戦):
IBF王者マイケル カルバハル(米)KO7回2分59秒 WBC王者ウンベルト ゴンザレス(メキシコ)

「チキータ」の異名を持ったゴンザレスは、当時軽量級を中心に猛威を振るっていた韓国トップクラスの選手たちを軒並み撃破し、軽量級ボクシングの中心的選手でした。対するカルバハルは1988年に行われたソウル五輪で銀メダルを獲得。その強打から、伝説の「石の拳」ロベルト デュラン(パナマ)のニックネームを拝借し、「小さな石の拳」として本場米国に軽量級ブームを巻き起こしていた第一人者。そんな両者が拳を交えるのだから、50キロ未満の階級にも関わらず、試合前から大変な注目がこの一戦に集められていました。

(試合前から大きな注目を集めた一戦。前座では、オスカー デラホーヤがフロイド メイウェザーの叔父ジェフと対戦)/ Photo: ebay

108ポンド/48.9キロという17階級制で下から2番目に軽いクラスで、ドンパチと激しい打ち合いが繰り広げられてから既に30年が経ったんですね。「La Explosion/ラ エクスプロシオン(爆発)」と銘打たれたこの試合で先手を取ったのはゴンザレス。手数と機動力で上回るチキータは2回終了間際に、ボディーへのワン・ツーから顔面へのワン・ツーを放ち先制のダウンを奪います。5回には強烈な左フックでダウンを追加したメキシカン。6回終了時までの採点でも、3対0(58-54x3)で明白な形で試合をコントロールしていきました。

(激しいパンチの交換を繰り広げた両雄)/ Photo: 3Kings Boxing WorldWide

しかし7回、カルバハルが起死回生の左を放ちゴンザレスをロープまで飛ばし逆襲が始まります。その強打でライバルを追いつめたカルバハルは、右からの左フックを再度決めゴンザレスを完全にKO。見事な大逆転劇を演じています。

(その強打で、ライバルを完全に沈めたカルバハル)/ Photo: Ring Magazine

大一番に勝利を収めると同時に、それまで保持していたIBF王座に加え、WBCタイトルを吸収したカルバハル。名実ともに軽量級のスーパースターの座を射止める事に成功しています。

(この試合での勝利により、スーパースターの座を射止めたカルバハル)/ Photo: Ring Magazine

ボクシング史に残る一戦がこの階級で行われた事自体が大変有意義な「事件」でした。カルバハルとゴンザレスの両者合わせてのギャラ(日本語で言うファイトマネー)が100万ドルという、現在でも考えられない大金が両者の懐に入り、そして何よりも試合自体がとんでもなくエキサイティング。まさに質と量が揃った名勝負でした。

(名勝負を繰り広げた「小さな石の拳」(左)と「チキータ」(右))/ Photo: WBC Boxing

会場には、リングアナウンサーのマイケル バッファー氏がお客さんとして来ていました。普段、カルバハルのアナウンスをする機会が多かったバッファー氏はリング上に招かれ、革ジャン姿でカルバハルをコール。ゴンザレスは、その日のメインアナウンサーのジミー レノン氏が行っています。その後、両氏によるコラボは時々実現していますが、この試合のように一人がゲストとして行ったのは珍しいケースですよね。

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ゴロフキン、WBA王座も返上(色々:03‐12‐23)

2023年03月12日 05時45分13秒 | 世界ボクシング

最近(2023年3月12日ごろ)のニュースです。

1)ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)が昨年4月に、さいたまスーパーアリーナで吸収したWBAミドル級のタイトルを返上しました。すでにIBF王座も放棄しているゴロフキン。マイナー団体IBOのタイトルを保持したままかは不明です。

来月に41歳の誕生日を迎えるゴロフキンですが、このまま現役から退く可能性もあるのではないでしょうか。

2)ゴロフキンの王座返上に伴い、エリスランディ ララ(キューバ)が戦わずしてWBAミドル級の唯一王者となりました。地味ながらもその実力は広く知られているララですが、彼も来月には40歳の誕生日を迎える事になります。

3)ゴロフキンの誕生日は4月8日で、ララの誕生日は同月11日となります。今年のゴロフキンの誕生日に超長身のセバスチャン フンドラ(米)が昨年4月に獲得したWBCスーパーウェルター級暫定王座の2度目の防衛戦を行います。フンドラが迎えるブライアン メンドサ(米)は、178センチと同級としては立派な上背の持ち主です。しかし197センチのフンドラと比べてしまうとね...。

4)OPBF(東洋太平洋)ミドル級王者竹迫 司登(ワールドスポーツ)が来月15日、韓国のリングに登場。世界ランカーで、WBOインターナショナル王座を保持するメイリン ヌルスルタン(カザフスタン)と対戦します。

5)同じリングで、これまでに2度IBFスーパーバンタム級王座を獲得してきた岩佐 亮佑(セレス)も登場。ジャフェスリー ラミド(米)と対戦する事が発表されています。

6)WBOアジア太平洋フライ級王者加納 陸(大成)が来月16日、エディオンアリーナ大阪のリングに登場。亀山 大輝(ワタナベ)を迎え、昨年9月に獲得した王座の初防衛戦を行います。

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