最近(2023年12月22日ごろ)のニュースです。
1)現地時間の明日23日、サウジアラビアのリングでエリス ゾロ(英)と対戦を予定しているジェイ オペタイア(豪)。この試合を前に、これまで保持していたIBFクルーザー級王座を返上しています。
2)最近、王座の返上や剥奪が目立つIBF。それらの動きをザっと見てみましょう。ライト級王座はデビン ヘイニー(米)がスーパーライト級に転向したため返上。スーパーウェルター級もジャーメル チャーロ(米)が今後の予定は未定ながらも返上。ウェルター級ではテレンス クロフォード(米)が王座を剥奪され、それまで暫定王者だったジャロン エニス(米)が正規王者に昇格しています。
2月に予定されているオレクサンデル ウシク(ウクライナ)とタイソン フューリー(英)の両者は、その試合後に直再戦の可能性が大のため、2月の試合後にヘビー級王座を放棄する可能性があるとの見方が多くあるようです。
また、軽量級バンタム級ではエマヌエル ロドリゲス(プエルトリコ)が引退を表明したため王座は空位となっています。
IBFの処置は厳しいとの声も飛んでいるようですが、同団体は当たり前の事をしているだけです。
3)先月、モナコのリングでシベナティ ノンティンガ(南ア)を破りIBFライトフライ級王座を獲得したアドリアン クリエル(メキシコ)。2月16日にメキシコのリングで再びノンティンガを迎え、王座の初防衛を行います。
4)アマチュアで170戦以上の実戦を行ってきた藤田 健児(帝拳)が来月20日、ジョセフ アンボ(比)と現在空位となっているWBOアジア太平洋フェザー級王座を賭け対戦します。
5)WBOスーパーライト級王者テオフィモ ロペス(米)が2月8日、ジャーメイン オルティス(米)を相手に6月に獲得した王座の初防衛戦を行う予定です。
6)デビュー戦から16試合連続で初回KO/TKO勝利を収めていたエドガル ベルランガ(プエルトリコ)ですが、その後5試合続けて試合終了のゴングを聞いています。すっかり強打が湿ってしまったベルランガが来年2月24日、米国フロリダ州のリングで18戦全勝(9KO)のアイルランド人パドレイグ マックローリーと12回戦で対戦する事が発表されました。
スーパーミドル級を主戦場としているベルランガ。マックローリーは一階級上のライトヘビー級でマイナー団体のIBOながらも世界ベルトを獲得するなど、その体格と実績を侮れない選手です。そんな実力者相手に元KOアーティストがどのような試合を見せてくれるのでしょうか。