いつか必要に・・・

画・勿忘草

－どくだみ－

おまえを大切に
摘んでゆく人がいた
臭いといわれ
きらわれ者のおまえだったけれど
道の隅で歩く人の足許を見上げ
ひっそりと生きていた
いつかおまえを必要とする人が
現われるのを待っていたかのように
おまえの花
白い十字架に似ていた

－星野富広さん－　
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　各地のドクダミの別称

嫁の屁・犬の屁・毒草・地獄傍（じごくそば）・厄病草（やくびょうぐさ）

2006.06.07