勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

柳とカエル

2006-06-20 20:41:20 | Weblog

 小野道風は平安時代の代表的な書家三蹟 の一人で、現在の愛知県春日井市出身だそうだ。「おののみちかぜ」とも「おののとうふう」とも読み、平成12年には愛知県で記念切手が発売された。
また道風は柳とカエルと一緒に花札の絵柄にもなっている人物として知られている。
 
 ある時、池のほとりを散歩していた道風は、蛙が柳の虫を取ろうとして何度も飛び上るのを目にした。何度も何度も繰り返し飛びついていた蛙は、ついに柳に飛びつくことに成功した。それを見た道風は発奮努力して学問・書道に専心し、ついに大成したという。

 努力を続ければ必ず目的を達することができる、ということを教えてくれた蛙。
梅雨時の今頃、郊外では蛙の合唱が聞こえてくるのでしょうね。

 素敵な写真で何度も賞を取っているnao11さんのところにはこんなカエル もいました。
2006.06.20