勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

ハチドリのひとしずく

2006-11-16 23:35:42 | Weblog
ある日森が燃えていました
動物たちはみな逃げていきましたが
一羽のハチドリがくちばしで水をひとしずくづつ運んで
火の上に落としています。
「そんなことをして、いったい何になるんだ」
ほかの動物たちは馬鹿にして笑いました。
ハチドリは答えました
「私は私にできることをしているだけ」


-南アメリカに伝わる古い伝説だそうです-


これはハチドリではありません、ただのハチです

 ハチドリは、中南米や北アメリカに生息する美しい鳥で、毎秒55回、多いものでは80回の高速ではばたき、空中で静止するホバリングで花の蜜を吸うという。その羽音からハミングバードと呼ばれ、鳥の中でも最も小さい鳥だそうです。

 CO2削減などの環境メッセージとして「ハチドリ計画」なるものがあるという。


 「小さなハチドリが信念を持って健気に行動する姿は世代を超えて勇気を与えてくれる」
『ハチドリのひとしずく』の本にはこんな紹介文があります。

ユダヤの諺にはこんなのもあるらしい

何も打つ手がないとき
ひとつだけ打つ手がある
勇気を持つことである



 底なし釣瓶で水を汲む若者。森の火事にひとしずくの水を落とすハチドリ。「勇気」という文字が似合う。
2006.11.16