勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

初詣

2007-01-02 01:35:20 | Weblog
花は雲 鐘は上野か 浅草か

-松尾芭蕉-


 松尾芭蕉の句にも詠まれた浅草寺境内の弁天堂の鐘は、江戸時代、人々に時刻を知らせる役割を果たした「時の鐘」でもある。


 地元浅草にゆかりの深い、108人の会「百八会」のメンバーの打鐘により鳴り響く除夜の鐘を合図に、続々と詰めかける初詣客は境内に溢れ、雷門から続く仲見世通りは身動きできないほどの人の波。


 午前0時の時報を待って出かけた僕だが、これでは何時になるかわからないと諦めて、明日にしようと帰る夜空には月がにっこり微笑んでいた。

 一眠りして出かけた午後、人並みは途絶えるどころかますます多くなる。

 本堂入り口では入場規制が行われ遅々として進まない。

 しかたなく和服姿の美女に見とれながら再び出直すことにした。 

浅草寺の初詣客は、正月三ヶ日で200万人が見込まれるという。

2007.01.02