ピッ
ピッ
ピッ
ポ~ン
♪ 正午をお知らせしました
◇
テレビで正時に流れた時報が聞かれなくなって久しい。今は、アナウンサーが「正午になりました」と口頭で言うだけである。
買い換えた携帯電話、ワンセグのテレビ付きである。ある日、携帯でテレビを見ていて気が付いた。同じチャンネルなのに家庭用テレビと映像が違う。かなりの時間差があるのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/7a/fd935bdbec455fdcfbac9e8b0103506e.jpg)
携帯のワンセグは、地上デジタル放送である。ハイビジョン放送の地デジは膨大な情報量を送っているらしい。
近い将来、すべてが切り替わる地上デジタル放送は、その膨大な情報を「圧縮」して送信し、受信したチューナーが「解凍」という作業をするため、数秒のズレが生じ、時報を出せなくなったという。
今までもBS放送では、同じ番組で比較すると、僅かなズレは感じていた。それは衛星まで行ってくる時間差だと理解している。
しかし、地上デジタル放送は、それをはるかに超える時間のズレである。そのデメリット以上に、多くの情報を同時に届ける大きなメリットがあるのだそうですよ。
このことはNHKテレビ「ためしてガッテン」で放送されていたようです。詳しくはそちらのHPでご覧ください。HPの一番最後にあります。
2007.01.26