この冬の暖かさは記録的だとか。その一因が地球温暖化に加え、エルニーニョ現象。その影響で西高東低という気圧配置が続かないという。
昨日は春のような暖かさだったが、今日は打って変わって寒い日になった。街角や公園の草花も咲いていいのか、散っていいのか戸惑っている様子。
蝋細工を思わせるところからその名がついたともいわれる冬の花蝋梅が、寒空に美しく香り、
寒ボケ(僕のことではありません)という真冬に咲く品種もあるそうだが、春の花のイメージが強い木瓜(ボケ)の花が遠慮がちに咲き、
墨田公園の梅園では、既に梅の花が匂い発(た)ち、2月17日から開かれる梅まつりには、見ごろを過ぎてしまうのではないかと心配になる。
『エルニーニョ』とはスペイン語で「神の子」「男の子」、それに対して『ラニーニャ』は「女の子」という意味だそうです。
気象庁によると、このエルニーニョ現象は春までつづき、少雪の冬だと予測している。
春が待ち遠しいが、冬は冬の寒さが来ないと不自然ではある。
2007.01.28