勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

オンリーワン

2006-06-15 23:16:31 | Weblog
 
 


 蜂を嫌いな人は多いだろう。蝶を嫌いな人もいるかも知れない。
でも、花にとって蜂も蝶もなくてはならないもの、また蝶や蜂にとっても花がなくては生きられない。

命が大切だと言われるより
あなたが大切だと言われたほうが嬉しい

そんなCMのコピーがあった。



たった一人でもいい
自分を必要とす人がいるということは幸せ

たった一人のために生きることも幸せなこと
たとえそれが自分自身であっても

2006.06.15

薄命

2006-06-14 23:00:45 | Weblog

 「花の命は短くて苦しき事のみ多かりき」と言ったのは林芙美子。
また「美人薄命」とか「佳人薄命」とかいいますが、とかく美しいものの命は短いという。

 我がブログに、東海地方から楽しいコメントをくださる、ママさんブロガーのmomobeさん のお宅では、美しいサボテンの花が咲いたという。

彼女のコメントによると

何も手をかけず、毎日花芽が大きくなるのを、
楽しみに見詰めていただけでしたが、
昨晩、やっと咲いてくれました。 (^_^)ニコニコ

 そうして咲いてくれた花も次の日にはしぼんでしまったらしい。
ご長男には「も~枯らせたの~~~」と言われ、ガクッ!ときたと仰る。

 そこで我がブログでもう一度咲かせてみました。
momobeさんのところで咲いた花のように美しくはありませんが、その分、命が長いと思いますので、よろしかったら、どうぞお持ち帰りください。ささやかなプレゼントです。

 我がブログを訪れてくださる、男性も含めた美しいすべての皆様、どうぞ生命を大切にしてください。
2006.06.14 

男たるもの

2006-06-13 22:48:05 | Weblog
 

-男たるもの-

男たるもの
花などに
見とれていて
よいのか

しかし男タルモノ
花の美しさもわからず
女の美しさを
語るな

-星野富弘さん-

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 駄洒落の神様ujimaroちゃん。そのブログの面白さは既にご存知の方も多いと思うが、写真の腕前がこれまた凄い。
普段はとぼけていて出し惜しみをしているが、時々ドキッとするような写真を見せてくれる。

 ご覧いただいた菖蒲の絵は、彼の写真 を参考にして描きました。写真の美しさには及びもしませんが、ちょっと無断拝借しちゃいました。

 星野富広さんは、口に絵筆を咥えて描きますが、僕の絵はマウスが勝手に描いてくれました。

 数日前から風邪でダウンの麻呂ちゃんの回復を願って描きました。今日は良くなったようなのでちょっと安心。

 麻呂ちゃん盗用してゴメンナサイ。訴えちゃ、ヤ~ョ!

ドクダミ

2006-06-12 22:59:37 | Weblog


-ドクダミ-

知らなかったよ
こんなにきれいだったなんて
すぐそばにいて
知らなかったよ

-星野富広さん-



-或る日-

或る日そばにいる人が
こんなに美しいことに
気づいたことはありませんか?

 或る日遠くに行ってしまった人が
こんなに大切だったことに
気づいたことはありませんか?

 隣りの花が
我が家の花より
美しいと思ったことはありませんか?

 我が家の花が
美しいと気づいたときには
枯れてしまっているかも知れません

-勿忘草-

2006.06.10

リセット

2006-06-11 14:30:05 | Weblog
 昨夜からパニックに陥ってしまった。
ブログ更新直前になってインターネットへの接続が不能になってしまったのだ。

 皆さんのブログへの訪問と、我がブログのコメントへの返礼を済ませ、記事のアップの準備をしていると、突然「表示できません」と表示され、ネットへの接続が出来ない。何度やっても同じだ。

な・な・なぬぅ~?

  とりあえず一度PCを終了させ再起動する。

ダメだ~!

  何度繰り返しても同じ。
そうだ以前別のトラブルで設定を数日前に戻して解決した事があったっけ。期待を込めての再度の挑戦。

やっぱりダメ~!

 接続コードが外れてはいないか点検する。

一応、OK

 これ以上は我が知識では手に負えない。弟の金髪に電話する。

「ただいま留守にしています・・・」

  こんな夜中にどこに行ってるんだぁ!携帯にも電話する。

「ただいま電話に出ることが出来ません・・・」

 PC教師なのに、いざという時に用が足りないんだからぁ。
自分の都合で怒ってる。

 もう12時を廻った。仕方ない。
「明日のことは明日考えよう」「明日になれば何とかなるだろう」

 数日前にハムレットになったばかりなのに、今夜はスカーレット・オハラになった。

 早朝、金髪を電話でたたき起こす。まだ声が眠っている。
事情を説明してあれこれ試した結論は、モデムからPCまでの間のトラブルであると考えられる。
しかし考えられるすべてのことは確認した。もう打つ手がない。

 仕方なく我がブログへの事情説明のコメントを金髪に頼む。しばらくブログは休まなければならないのか?

 時にはブログ更新に追われ四苦八苦することもある。
ブログがなければゆっくりできるのにぃ、と恨めしく思うことも一度ならずあった。

 ところが、突然それを奪われてみると、なんとさみしい事か。皆さんのことが気になって仕方ない。

 もう一度点検をしてみよう。そう思って一つ一つのコードと、モデムと光通信の接続機器のそれぞれのコードの点検をし、電源コードも抜いてみた。
再度接続すると前の状態と変わっている。
少しの期待を持ちながらネットに接続すると、なんと繋がったではないか。リセットされたわけだ。

沈んでいた気持ちが、パッと明るくなった。

 そっかぁ!トラブルに巻き込まれたり、パニックになってどうしていいかわからなくなった時、一度整理するためにも、PCだけでなく気持ちもリセットさせることが必要なんだなぁ。

人生もリセットできればいいのに~。今日の教訓でした。
2006.06.11

鳩・その後

2006-06-09 20:46:03 | Weblog
 我が家のハト君、ん?卵を抱いているのだからハトさんかな?相変わらず昼も夜もじっと卵を温めている。 
時々留守にするので、様子を見ると、向かいの電柱に止まっているのだ。

 先日皆さんにご意見を伺ったが、いまだに迷える子羊。
そこで今日、コスモスさんのアドバイスもあり、区役所の環境保全課に電話した。

 鳩などの生き物に関しては、鳥獣保護法というのがあり、勝手に処分する事は出来ないという。ただし敷地内に巣を作った鳩に関しては、有料だが処分をしてくれる業者もあるそうだ。ベランダの卵を処分することは問題なさそうではあるが・・・。

 病原菌に関しては、HPにもあるように、稀に(これが問題だが)糞から感染する場合もあるという。

 そこで対処法を相談した。
係の人の意見によると、もしこのまま孵化を待つのであれば、その後の対処法として、鳩が再びベランダに来ない方法がいくつかある。
区役所にあるレンタルの網を張るとか、棘のついたゴム線を張る方法だが、鳩を寄せ付けない磁石というのもあるそうだ。

 そもそも鳩は帰巣本能に優れており、その機能は鼻の奥にある磁気がつかさどるという。
その磁気を利用して鳩が不愉快を感じる磁石を置く方法で、どの鳩にも効き目があるとは限らない。
これは区役所で無期限でレンタル出来るという。

 今すぐ磁石を置く事も選択肢の一つであるが、とりあえず卵が孵るのを待ち、この磁石の方法を考えよう。

 卵が孵る期間を聞いたがわからず、ニワトリが3週間くらいなので、それより少し短いのではないかという。

 皆さんの貴重なご意見ありがとうございました。
2006.06.09

いつか必要に・・・

2006-06-07 23:20:01 | Weblog

画・勿忘草

-どくだみ-

おまえを大切に
摘んでゆく人がいた
臭いといわれ
きらわれ者のおまえだったけれど
道の隅で歩く人の足許を見上げ
ひっそりと生きていた
いつかおまえを必要とする人が
現われるのを待っていたかのように
おまえの花
白い十字架に似ていた

-星野富広さん-
 
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 各地のドクダミの別称

嫁の屁・犬の屁・毒草・地獄傍(じごくそば)・厄病草(やくびょうぐさ)

2006.06.07 

To be or not to be .

2006-06-06 23:08:08 | Weblog

 毎年この時期になると忘れずに咲いてくれる孔雀サボテン、昨年も 時間と共に変わるその姿 をお伝えしたが、今年はちょっと事情が変った。
咲く時期まではベランダの隅で蕾が出るのを待つのだが、蕾を持つ頃にはベランダの一番いい場所に移す。
ところが鉢を移動させようとしたところ、先日お伝えしたように、この鉢の陰に鳩が卵を産み、今その卵を温めている。


 昼も夜もじっと卵を温めている健気な姿を見てしまったからには、もう鉢を動かすことが出来なくなってしまった。
食事もとらずにいる姿はいじらしくもあり、洗濯物を干す時も、植木の水遣りにも、驚かさないよう気をつけるが、それでも飛び立って向かいの電柱に止まって様子を見ている。
そんな時、卵のそばに水と豆を置いてやると、いつの間にかなくなっている。

 上手く卵を孵(かえ)すことができるだろうか。子供が生まれたら、飛び立つようになるまでどうするのだろうか。
興味と心配が入り混じって落ち着かない。

 そこで鳩の習性について調べてみた。
この HP を見てしまっては、やはり処分せざるを得ないのだろうか。
皆さんのご意見をお聞かせください。

 ハムレットになった勿忘草です。
2006.06.06

金魚のお散歩

2006-06-05 23:37:38 | Weblog
 みなさ~ん、こんにちわぁ~。笑点で座布団運びをしている山田で~す。
はぐれ雲さんのところから、ここのご隠居のところに来てずっ~と居座っていま~す。

 今日はいいお話を聞いたのでお知らせしたいと思いましたぁ。
長いこと笑点の司会をしていた円楽師匠が、今日「徹子さんの部屋」に出たんですよ。そこでこんな小噺をしていました。

 あるご婦人が金魚を飼っていました。買い物から帰るとその金魚、水槽から飛び出して床の上で跳びはねていたのです。
「あらぁ~、金魚は水の中じゃなくても生きていられるのね」
そういって、次の日はその金魚に「記録は伸ばすためにあるのよ」といい、昨日よりもっと頑張りなさい、とその金魚を励ましながら、記録更新をしました。

 次の日も、次の日も頑張った金魚は、金魚?じゃなくて近所の人たちにもおだてられ、とうとう水槽から出てそのご婦人に付いて歩くようになりました。

 或る日、ご婦人と一緒に散歩に出かけた金魚は、橋の上まで来たところで石につまずいて川に落ちてしまいました。そして川で溺れて死んでしまったそうです。
馬鹿な金魚ですねぇ~。


 皆さんはこのお話で何を感じましたかぁ?
励まされたり、褒められたりすると、花もも頑張ってきれいになるんだそうですよ。人間だってそうですよね。

 でもね、ついその気になって自惚れると、とんでもない事になるという戒めなんですって。ちゃんと自分を見つめないといけないということらしいですよ。「分相応」といういことでしょうかぁ。
 
 円楽師匠の話によると、若い頃「星の王子さま」なんていわれ、テレビで引っ張りダコで有頂天になっていた時のこと。師匠の三遊亭円生さんがテレビの生番組で、弟子の円楽師匠の事を聞かれ「あいつはダメだ、そのうちボロボロになるよ」といわれたのをきっかけに、すべてのテレビ番組を降板して落語ひと筋で頑張ったそうです。

 これからは、笑点で円楽師匠が見られないのは残念ですけど、山田はまだ頑張ります。皆さん応援して下さいね。
笑点に出てない時はご隠居のところにいますので、いつでも呼び出して下さ~い。
皆さんの所に座布団持って行きますから、いじめないで下さいね。座布団運びの山田でしたぁ~。

 金魚の絵は、おえかきツールでご隠居が描いたご金魚です。鯉のぼりじゃないですよぉ。
2006.06.05

赤い靴

2006-06-04 23:42:08 | Weblog
 日本人の誰もが知っていると思っていた童謡「赤い靴」を「夏は来ぬ」と同様、若い人は知らないということを知った。


 知らなくても恥ずかしいことでもなく、知っているからといって何か得するわけでもない。こんな哀しい歌は、今のご時世には似合わないのだろうか。


 この歌の主人公の女の子は実在したといい、横浜の山下公園には「赤い靴を履いた女の子像」がある。
 その子の名は、岩崎きみといい、明治35年、静岡県旧不二見村に私生児として生まれた。


      山下公園の女の子(本文とは関係ありません)

 後にきみがいることを承知で結婚した夫が北海道開拓の一員となり、娘の将来のため泣く泣くアメリカ人宣教師に託したが、幼いきみは当時不治の病といわれた結核に罹る。
帰国命令の出た宣教師夫妻は、仕方なく孤児院にきみを預けたが、きみは、よこはまの波止場から船に乗って異人さんのお国に行ったわけでもなく、母にも逢えず、育ての親からも離れ、9歳でひとり淋しくこの世を去ったという。

 この話を聞いた野口雨情が詩を書き、本居長世の作曲で1921年(大正10年)「赤い靴」が発表された。

 
 
 そして横浜港をながめる山下公園に像が建てられたのを皮切りに、孤児院のあった麻布十番の商店街や、母が入植した北海道留寿都(るすつ)村の赤い靴公園にもきみの像が建てられたそうだ。
この赤い靴公園には、きみ母かよの像が仲良く並び、やっと再会できた喜びに溢れているようだという。

★記事は、祥伝社「案外、知らずに歌ってた 童謡の謎」を参考にしました。

 この、切なくも哀しい歌を、もう一度きみちゃんの気持ちになって歌ってみてください。
2006.06.04

世代の相違

2006-06-03 23:30:48 | Weblog
 先日紹介した「夏は来ぬ」(なつはきぬ)という歌、僕は子供の頃から歌っていたといいました。

 当然今でも小学校で教え、「赤とんぼ」や「夕焼け小焼け」などの歌と同じように、日本人の誰もが当たり前に知っている歌だと思っていた。

ところが、物知りのはぐれ雲さんから


詩を読んで
聴きたくなりました♪
が、どんな曲だったか?(笑)
 

というコメントをいただいた。

  さらに、片手くらいしか歳の違わない我が愚弟にいたっては「夏は来ぬ」は、夏が来ないという意味かと思ったという。

 職場で卯の花の話題になり「夏は来ぬ」という歌を知っているかと聞くと、聞いたことがあるという人もいたが、40代以下のほとんどの人は知らないという。学校で教わった記憶もないそうだ。
僕と同年代の女性に聞いたら、皆、当たり前に知っていたが・・・。

 「夏は来ぬ」という意味を「夏が来た」と答えた人がひとりだけいたが、ほとんどの人は「夏が来ない」と答えた。

 僕にとっては、この歌を知らない人がこんなにいることが驚きであったが、知らない彼らが言うには、知ってるほうがおかしいという。

 ダグラス・マッカーサーをリアルタイムで知る僕にとって、世代が違うとこんなにも差があることがサプライズである。
雲さん、そんなに若かったのぉ?

 日本には美しい言葉で表現された、いい歌がたくさんある。
世代が違うと、それを美しいと感じるかどうかも疑問だが、そのようないい歌が消えていく事にちょっとさみしさを感じるのも、世代の相違か・・・。

オジンのたわいもないたわごとでしたぁ~

 皆さんにとって次世代に歌い継がれて欲しい、心に残る歌とはどんな歌でしょう?

 ところであなたは「夏は来ぬ」ご存知でしたか?ダグラス・マッカーサーは・・・?
2006.06.03
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
PS.
 今、テレビを見ていたら
元女子アナで、ヤクルトスワローズの石井投手の奥様の
木佐彩子さんが言っていた

♪赤い靴 履いてた 女の子 
(童謡・赤い靴)

という歌を知らないという。
「彼女、どこかに連れて行かれちゃうんでしょう」
と言っている。
 
 
またまたサプライズ!

珍客

2006-06-02 23:34:07 | Weblog

 しばらくベランダの植木の手入れを怠っていた。暑い日が続いたので、戸を開け放していると、ベランダから時々鳩の鳴き声が聞こえる。出て見ると慌てて飛び立ち、すぐ前の電柱のテッペンに止まっている。


 久しぶりに植木の手入れをしようと、隅に溜まった葉を片付けようとしてビックリ、鳩の卵がある。

 以前にもそんなことがあったので、ダンボールで囲み鳩が卵を抱き易くした。
その話をすると言われた。
「そんなことをするとそこを棲みかにして糞で汚されるからよしなさい」と。
その時は卵を処分した。


 様子を見ていると、鳩は卵を温めに来ている。夜になって懐中電灯を照らしてもじっとして卵を抱いている。そんな姿を見ると処分はできない。

 さてどうしよう。このままそっとしておこうか。
2006.06.02