たんぽぽのわがまま映画批評No.6
『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』アメリカ/2009
監督:トッド・フィリップス
脚本:ジョン・ルーカス、スコット・ムーア、トッド・フィリップス、ジェレミー・ガレリック
音楽:クリストフ・ベック
キャスト:ブラッドレイ・クーパー(フィル)、エド・ヘルムズ(スチュ)、ザック・ガリフィアナキス(アラン)、ジャスティン・バーサ(ダグ)
好き好んでコメディを見るということはあまりないんだが、なぜか最近全体的にコメディを見ることが多いような気がする。
なんで好んでコメディを見ないか、
コメディという分野においては”面白さ(笑えるかどうか)”が最優先事項であり、その他の要素はそこまで求められない。
その分、ユーモアに対する私の欲求も強くなり、厳しい目で見てしまう。
コメディこそ当たり外れが激しい分野であり、面白いものを探すのはとても難しい。
といっても割合の話であって、好きなコメディ映画はたくさんある。
昨日は相方マツゲ君の希望で『ハングオーバー』。
hangover-1.二日酔い、2.残存物、遺物
まさに、史上最悪の二日酔いであった。
2日後に結婚式を控えたダグを引き連れ男4人衆は、いざラスベガスへ。
手始めにスチュのクレジットカードで超豪華スウィートを借り、ラスベガスの街を一望できるホテルの屋上で旅を祝し乾杯。
浮かれた男達の、夢の街ラスベガスでのはめ外しの旅が始まる。
それから場面は朝の超豪華スウィートへ。
割れたガラス、散乱する酒の空き瓶、散らばった床、部屋中を歩き回る鶏、トラ。
部屋は一晩にして変われるかというほど変わってしまい、なんだか嫌な予感。
男達は起き上がり昨晩のことを思い出そうとするが、なんと3人とも記憶がない。
そういえばダグがいない。
クローゼットには見知らぬ赤ちゃん。
3人の男は、記憶のないまま赤ちゃんを抱え見知らぬ街で消えた花婿探しにいく。
アホでばかな男達の痛快コメディ。
気の利いた台詞の後に、気の利いた音楽。
この映画を面白いと思わせるものの一つに、音楽が大きな比重を占めている。
ビートの効いたノリノリの曲がストーリーを運んでいく。
音楽の入れ方、入れる場所自体からも、監督の遊び心が伝わってくる。
微妙なところで笑いを狙ってくる感じもいい。
日本人の笑いに通じるものがある。
きめ細かいというかなんというか。
なんといっても、ザック・ガリフィアナキス演じるアランのキャラクターの作り方が非常にうまい。
なんかずれてて厄介なことを持ちこむ困ったやつ。
でも愛着がわくという。
男はバカするもんでしょ!!
そんくらいの心持ちじゃなきゃ、面白くないぜぃ。
最近見たコメディの中では1番笑った気がする。
この映画案外いろんな所で賞をとているみたい。
オフィシャルHPはこちら←
『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』アメリカ/2009
監督:トッド・フィリップス
脚本:ジョン・ルーカス、スコット・ムーア、トッド・フィリップス、ジェレミー・ガレリック
音楽:クリストフ・ベック
キャスト:ブラッドレイ・クーパー(フィル)、エド・ヘルムズ(スチュ)、ザック・ガリフィアナキス(アラン)、ジャスティン・バーサ(ダグ)
好き好んでコメディを見るということはあまりないんだが、なぜか最近全体的にコメディを見ることが多いような気がする。
なんで好んでコメディを見ないか、
コメディという分野においては”面白さ(笑えるかどうか)”が最優先事項であり、その他の要素はそこまで求められない。
その分、ユーモアに対する私の欲求も強くなり、厳しい目で見てしまう。
コメディこそ当たり外れが激しい分野であり、面白いものを探すのはとても難しい。
といっても割合の話であって、好きなコメディ映画はたくさんある。
昨日は相方マツゲ君の希望で『ハングオーバー』。
hangover-1.二日酔い、2.残存物、遺物
まさに、史上最悪の二日酔いであった。
2日後に結婚式を控えたダグを引き連れ男4人衆は、いざラスベガスへ。
手始めにスチュのクレジットカードで超豪華スウィートを借り、ラスベガスの街を一望できるホテルの屋上で旅を祝し乾杯。
浮かれた男達の、夢の街ラスベガスでのはめ外しの旅が始まる。
それから場面は朝の超豪華スウィートへ。
割れたガラス、散乱する酒の空き瓶、散らばった床、部屋中を歩き回る鶏、トラ。
部屋は一晩にして変われるかというほど変わってしまい、なんだか嫌な予感。
男達は起き上がり昨晩のことを思い出そうとするが、なんと3人とも記憶がない。
そういえばダグがいない。
クローゼットには見知らぬ赤ちゃん。
3人の男は、記憶のないまま赤ちゃんを抱え見知らぬ街で消えた花婿探しにいく。
アホでばかな男達の痛快コメディ。
気の利いた台詞の後に、気の利いた音楽。
この映画を面白いと思わせるものの一つに、音楽が大きな比重を占めている。
ビートの効いたノリノリの曲がストーリーを運んでいく。
音楽の入れ方、入れる場所自体からも、監督の遊び心が伝わってくる。
微妙なところで笑いを狙ってくる感じもいい。
日本人の笑いに通じるものがある。
きめ細かいというかなんというか。
なんといっても、ザック・ガリフィアナキス演じるアランのキャラクターの作り方が非常にうまい。
なんかずれてて厄介なことを持ちこむ困ったやつ。
でも愛着がわくという。
男はバカするもんでしょ!!
そんくらいの心持ちじゃなきゃ、面白くないぜぃ。
最近見たコメディの中では1番笑った気がする。
この映画案外いろんな所で賞をとているみたい。
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