歩くたんぽぽ

たんぽぽは根っこの太いたくましい花なんです。

やっぱりミーハー

2011年05月26日 | 日記
さっそく昨日書いた朝日ジャーナル緊急増刊「原発と人間」を買ってきた。


朝日新聞出版HP

表紙がシンボリック&ビビッドでインパクト大。
この雑誌は全体が「原発私論」というコーナーでできており、様々な人が書いた原発関連の文章が並列して掲載されている。
例えば作家広瀬隆、また23日に参議院行政監視委員会に招集された石橋克彦、常々ブログでも書いている小出裕章、環境エネルギー政策研究所所長飯田哲也などそうそうたる顔ぶれだ。
個人的には、このような企画が朝日新聞から出されるに至った経緯も興味深い。
読むのが楽しみだ。

今日は久々に本屋をゆっくり回らせてもらった。
本屋といっても大手「YURINDO」だから、本屋独特の雰囲気を味わうという話にはならない。
もしかしてひねくれ者かしら?
ちなみに雑誌「BRUTUS」の今月の特集は「本屋好き」。
面白そうな本屋がたくさん紹介されていた。
自分の好きな本を売る、素敵な仕事だ。

3.11の大震災からはや2ヶ月半、様々な出版社から原発に関する本が多数出版されているようだった。
「なるほど、なるほど」とぐるぐる本屋を回り、最後に行き着いたのが本屋の一番奥のアートコーナー。
そこには映画や音楽や絵画、デザイン書などが棚一面に置いてある。
その一角は閉鎖的な空間になっており、違う雰囲気が漂っている…気がする。
そこはいつもなんかしらの特集コーナーを設けていて、今はデザイン書の特集と岡本太郎の特集を行っているようであった。

「ふ~ん」と平たく大雑把に眺めていると、ある本で目がとまった。
赤、青、黄色のこれまたインパクトのある表紙。
それでいてなぜか見覚えのあるような瞳のような影。



こ、これは、「2001年宇宙の旅」ではないか!?
それはなんとスタンリー・キューブリック作品全集であった。
しかも、本来ならば2,900円のところ1,500円という激安価格。
…欲しい。
実際のところ、彼の作品でちゃんと見たのは、「2001年宇宙の旅」と「時計じかけのオレンジ」、あとは「シャイニング」くらいである。
でも彼の名前に魅せられて、朝日ジャーナルと一緒に買ってしまった。
なんてミーハー。
ミーハーじゃなくありたいという立派なミーハー。
一番たちの悪いパターンだ。
まぁいい。
そこに後悔がないのが唯一の救いだ。
コメント
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